閑話④ 瑠璃の慧眼
朝昼夕に見てくれている方が多いみたいなので、そのいずれかの時間帯に投稿できるようにしていこうかなと思います。
今回も閑話です。新キャラ登場です!
~3年E組にて~
潔と初めて出会った唐草 瑠璃は教室に戻りクラスメイトと話していた。
「瑠璃、なにニヤニヤしてんの?なんか良いことあった?」
瑠璃に話しかけたのは春野 紫苑。潔のクラスメイトの春野 菜花の姉である。
「紫苑!聞いてよ!さっき新入生の男の子に会ったの!」
「ほんと!?どんな子だった?やっぱり男が1人だから調子乗ってる系?」
「私も最初はそんな人かなーなんて思ってたんだけどさ」
「うんうん」
「…ぷっ…くくく…」
思い出しただけで笑いが込み上げてくるようだ。
「?」
「ガチガチに緊張してて…目つき悪かったんだよ!ははは!」
「ぷっ…なにそれ」
「でもけっこータイプだったかも」
「うっそだぁ」
「あの子にも茶化さないでって言われたけど、結構本気なんだよねー」
「へー、他校の男子の告白もナンパもスカウトすら振ってきた瑠璃がそう言うならそうなのかもね」
唐草 瑠璃はボーイッシュでありスタイリッシュであるため街中を歩けばどの男も声を掛けてしまうほどの美女だった。
「そんなに格好良い子だったの?」
「それがさ…全然格好良くなかったよ!!」
「………」
瑠璃が開き直ったかのように言ったため紫苑は黙ってしまった。
「それならどこに惹かれたの?」
「んー、彼、眼鏡かけてたんだけど眼鏡かけてるほうが本体じゃないような気がして。眼鏡外してるところが見てみたいなーって思って。惹かれたというより気になってるというか」
「へぇ…他の男に見向きもしないのに、そういうのは気になるんだね」
「見向きもしないわけじゃないよ、声をかけてくる男が低レベルなだけだよ」
「まぁね。みんな、同じところしか見てないもんね」
「そうそう」
「でも今年は受験生だからね。その子とお近付きにはなれないかもよ?」
「そうなんだよね…連絡先交換すれば良かったなぁ…」
紫苑は気になっていた。妹の菜花も例の男子について何も話さないのに、親友の瑠璃がここまで気になるなんて、どんな男なんだろう…と。
~その頃~
「へっっくしょん!!!!!」
疚無 潔はブルブルと震えていた。
(あぁ、噂されている…たぶん、さっきの先輩だ。クラスで俺の話をしているんだろうな…だから会いたくなかったんだ…)
潔くんのキャラクターが後付け設定みたいになっちゃって申し訳ないのですが、元から決めてた設定です。後日、登場人物紹介としてキャラクター設定を投稿する予定です。
新キャラ
春野 紫苑
元ネタ「ハルジオン」
春野 菜花
元ネタ「菜の花」




