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15話 タブレットの中に授業内容全部入れてくれればランドセル問題は解決するのに。

本日2話目です。書く手が止まらなくなりました。

 しばらく沈黙が続いたが、その雰囲気をぶち壊す声がした。


「おーっす!我が息子!やってるか!」


 母親もとい校長である。


「母さん、どうかした?」

「我が息子よ、校内では校長先生だろう?」

「だったら、校内では生徒として扱ってください」


 と家でするようなやり取りをしていると明石さんが驚いた顔で


「校長先生が疚無くんのお母さん?」

「え、知らなかったの?」

「初耳です。似てないですね」

「そうかなぁ?」


 何が似てないんだろう。顔か?性格か?はたまたキャラか?


「君は明石ちゃんだね」

「は、はひ!覚えていただき光栄でしゅ!」

「こんな奴にそんなに緊張しなくても…」

「こんな奴とはなんだ!家に帰ったら説教だぞ!」

「説教だと?説教したいのは僕の方だ!男1人って前もって分かってたんだろ!」

「「ぐぬぬぬぬぬぬぬ」」


 とバチバチしていると白根が


「どうどう、2人とも落ち着いて」

「「僕(私)は馬じゃないぞ!!」」


 前言撤回です…と明石さんが呟いていた。


「ところで、こーちょー先生、何か用ですか?」

「ふふん、よくぞ聞いてくれた!教科書を持ってきたんだ!」


 おせぇよ。入学式の日かその前に渡してくれよ。授業はじまってるんだぞ。


「どうやって持って帰ればいいんですか?」

「これを使うんだ!!」

「こ、これは…!!コス○コの買い物バッグ…!?」


 てか、家で渡してくれればいいじゃん。やはり親バカじゃなくてバカ親なのでは?


「教科書に名前は書いておいたぞ!感謝しろよ!」


 それはありがたいと思い教科書とノートを見ると♡疚無 潔♡と書かれていた…


「感謝なんか…!」


 文句を言いつけてやろうかと思い顔を上げたら


「校長ならもういないですよ」

「んにゃあああああああああああ」


 こんなんめちゃくちゃ目立つじゃん!!!!!!



潔くんの一人称については後で閑話を載せる予定です。

読者の方々はなかなかラブコメにならないなぁと思うかももしれません、作者はしばらくラブコメにする気がないので悪しからず。コメディ9割の中に少しでもキュンとする要素があれば読み続けたくなりませんか?私はなります。

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