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91話 悪はいつも知らぬ間に。

結局主人公は主人公ムーブしないといけないんです!

それは3.5章でも変わりません!


梅ノ木先生の体型はどんななの!?って気になる方は登場人物紹介のページとか序盤のストーリーに書いているので要チェックや!


前半は藍ちゃん視点、後半は神の声とイサギ視点です。

 イサギお兄ちゃん、意外と体がゴツゴツしてたなぁ。ふふっ、愛お姉ちゃんが毎日お話したがるのもわかるかも。それにしても…モテモテだったなぁ…「僕」から「俺」に変わってたのは引っかかったけど、まあいっか。


 明石 愛の妹、藍は先に温泉からあがりルンルン気分で廊下をスキップしていた。


 ―ドンッ


 あっ、また、ぶつかっちゃった。


「ご、ごめんなさい」


「おや?お嬢、ご機嫌ですね」


 うちのスタッフさんかな?


「ふふ、わかっちゃった?さっき、イサギお兄ちゃんと温泉入ってきたの!楽しかったなぁ」


「イサギ?それは本日宿泊するヤマナシという方ですか?」


 スタッフのお兄さんの眉が一瞬ピクっと動いた気がした。


「そうだと思うよ!」


「そうですか、そうですか。それより、お嬢、大将がお呼びでしたよ」


「お父さんが?帰ってきてるの?」


「ええ、ええ、先程お帰りになりましたよ。一緒に行きやせんか?」


「行く!連れてって!」


「クク、それでは行きやしょう…」


 このお兄さん、見た時ないけど変な笑い方するんだなぁ。


 一方浴場では…


「俺、そろそろあがりますね」


「あ〜ん、待ってぇ」


「なに、変な声出してるんですか、女将さん」


 ―ガラガラッ


 イサギが浴場から出ようとした時、男性スタッフが浴場に入ってきた。


「女将!大変です!お嬢が…」


「「キャアアアアアアアアアア!!!!!」」


「あぶねっ」「ぶべらっ」


 詩と桃が悲鳴をあげながら風呂桶をスタッフに投げた。直線上にいたイサギに当たりそうになったが持ち前の反射神経で躱し、スタッフに直撃させた。


「よしっ」


 …ガッツポーズした。


「何するんですか!」


「何してるんだ、お前ら!」


 イサギは詩と桃に説教しようとしたが


「あんたもだよ!」


 逆に怒られた。


「それで、どじょーがどうしたって?臭すぎて厨房がダメになっちまったのか?」


 わかるぞ、その気持ち。ドジョウのアク抜きって臭いんだよね。換気扇ガンガンに回さないといけないんだよね。


「ドジョウじゃないです!お嬢です!リトルシスター様が行方不明なのです!」


 なるほど、愛と藍の区別をつけるために妹の方は「リトルシスター」と呼んでいるらしい。いや、次女でよくないか?


「総動員ですぐに探しなさい!必ず館内にいるはずです!」


 女将さんがすぐに浴槽から出てスタッフに命令した。浴槽から出る時の揺れが目に毒だった。頼めばまた見せてくれるだろうか、そんな不埒な考えが一瞬頭をよぎった。そんなことより今は藍ちゃんが大事だ!


「女将さん、また見せて…いや、藍ちゃん探してきます!」


 危ない、声に出そうになってた。


「潔くん、いつもありがとうございます。よろしくお願いします。それから言ってくれればまた見せますよ、ふふふふふふ」


 だそうなので、後日頼むことにした!


「着替えるのめんどくさいんで、このままパンイチで行きます!」


「ふふふ、そんなことしたら、今夜同じ格好で布団に潜り込みますからね」


「ぜひ…いや、着替えていきます!」


 詩と桃の視線に殺意が混じっていたので煩悩を消し去り俺は廊下を駆けた。





女将!揺れすぎです!


梅ノ木先生、夏原先生!ちっっっっっっs((殴


次話は21時に投稿しようか迷ってる

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