84話 大人になっても恋バナできる友達ほしい
遅くなりました。暑さでモチベ上がらないというのは3割本当です。7割は書いてなかった。ただそれだけです。
今回は梅ノ木先生視点です。
最近梅ノ木先生と夏原先生のポジションがボケとツッコミになってきてますが、作者のせいではないです。
熱烈なアレをされて体調が回復した潔だった。一方その頃、学校では…
「ふふーん、夏原先生、聞いてよ。私、先日、イサギくんから直接連絡をいただいたの!」
「えっ…!?そんなぁ…」
か、可愛すぎる…しょんぼり詩ちゃんが可愛すぎる件について!小説投稿サイトに載せようかしら!
「なに、ニヤニヤしてるんですか、梅ノ木先輩。聞きましたよ、イサギくんのアパートに家庭訪問したって」
「うっ…誰から聞いたのかしら?」
「撫子さんから聞いたんですー!メガネ外して首洗って待ってろって連絡が来たって」
「誇張しすぎではないかしら!?」
ヤンキー教師でもそんなことしないわよ!
「そういえば…聞いた?例の件」
「それも聞きましたよ、イサギくんが梅ノ木先輩の体に微塵も興味を持ってないことですよね?」
「それはそうなんだけど、そのことじゃなくて!」
うちの後輩、根に持つタイプだったかしら?微塵も興味が無いなんてそんなことないはず…
「白根さんがイサギくんに接触した件ですよね?」
「あの2人、小中同じなんだけど過去に何かあったみたいね。旅行の時にさりげなく聞こうかしら」
「私が聞きましょうか?梅ノ木先輩は…グイグイいきすぎますし…」
言うようになったわね、この子…
「そうね、あなたに任せましょうか」
「それで旅行なんですけど、今週の土日とかどうですか!?」
「唐突ね…まぁ、私は大丈夫だけど、イサギくんは…」
「彼ならいつでもいいって言ってました!」
いつ聞いたのかしら?電話は私にしか来てないはずだけど…
「そ、そう。じゃあ、私から連絡を…」
「いえ!私がしておきますので!梅ノ木先輩は自分の準備を優先してください!」
…自分がイサギくんと話したいだけってことね…わかりやすいわ。それにしても…
「ふふっ、可愛いわね」
「何がですか?」
「あら、声に出てた?」
「それはもうハッキリと。さっきからニヤニヤしてますし、イサギくんと何かいやらしいことでもしたんですか?」
「そんなのまだしてないわよ!」
少し嘘かもしれない。イサギくんのあんなところやこんなところをベタベタと触って卍固めまでしたんだもの。
「まだってなんですか!」
「だって、疚無先生から許可をいただいていないもの!それに成人年齢じゃないもの。さすがに我慢してるわよ」
体には触ったけど。
「ちゃっかり、校長先生をお義母様って呼ばないでください!気が早すぎます!」
「いいえ、私はもし恋人になれなくても保護者になる予定だから」
「保護者は校長先生でしょ!」
私はボケてるわけじゃないけれどツッコミが激しすぎるわね…
「はぁ…高校でも大学でもこんな言い争いしなかったのに…」
「不思議だわ、これが『恋は盲目』ってことなのかしら」
盲目すぎて1人しか見えなくなってしまうなんて困ったものね。
~その頃のイサギくん~
「くしゃみ!くしゃみ!」
「おにいちゃん、くしゃみって言いながらくしゃみする人はいないよ」
「んん、噂されてる気がする」
「誰に?」
「大人の女性かな」
「自惚れるな!小僧!」
「えっ、キャラ変わった?」
最後のイサギくんと撫子の会話ですが、私が高校生の時「くしゃみ!くしゃみ!」と言いながらくしゃみをする同級生が実際にいました。言葉を発しながらくしゃみするのって、スッキリしなさそう…
次話は21時投稿です。
昨日だけで400人以上がアクセスしてくれました!いつも読んでくれてありがとうございます!ブクマ、感想もらえるとやる気がググーンと上がります!!最近ストリーマーやYouTuberの気持ち、めっちゃわかる〜