1話 この小説はコメディ多めとタイトルで注意喚起しておきます
新感覚ラブコメ目指してます(* 'ω')ノ
周りが全員女子という時点で新感覚ではないかもしれませんが、内容は新感覚になる予定です!
コメディ要素強め(予定)です!
ハーレム不可避だけど、ハーレムにしない予定です!なっちゃったらごめん(小声)
※必ずしもヒロインと結ばれるとは限りません。
―私立音女高等学校
前年度まで女子校だったが今年度から共学となり男子の入学も可能となった。と言っても下心ありありの男子高校生がたくさん入学すると思うので俺は恐らくモブになりきれるだろう、と高を括っていた…
俺の名前は疚無 潔。ワケあってこの学校に通うことになった。俺はとある目的を果たすためにここに来た。それはハーレムを作ることでも恋人をつくることでもない。
俺は感情を取り戻すためにここに来たんだ。
~入学式当日~
俺はショックを受けた。こんなのあんまりだ…男は俺だけなんて…どうやら俺は嵌められたようだ。
「ぐっ…視線が痛い…」
俺は好奇の目で見られていた。ヒソヒソと声が聞こえてくる。何を言っているのか聞き取れないが、場違いだとかそういう声だろう。そんなことは俺が1番わかっている。というか、これは俺のせいじゃない。俺は嵌められたんだ。
とりあえずクラスを確認しよう。1年D組…知ってる名前の生徒なんて……いた!良かった、まだ話せる奴がいる!内心ほっとしつつ、1年生のクラスがある3階に向かった。
「げっ…廊下に女子いすぎだろ…中入って話せよ…」
女子は廊下で立ち話をしている。窓側で話す者、教室の出入り口付近で話す者、廊下のど真ん中で話す者…
「うーん…どうやって教室に向かおうか…」
気配を消しながら静かに向かうか?いやそれだと驚かせて心臓を止めてしまう可能性がある…堂々と廊下のど真ん中を歩いて行くか?でも、話してる人に気を遣わせてしまうよな…それなら…と長考していたらいきなり背中を叩かれた。
「ねぇ、何してんの?」
傍点部分はしっかり回収するのでご安心を!