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プロローグ~神様とのお話~

どうも~。

新作です。

ちょっぴりややこしい設定とかですが、楽しんで頂ければ幸いです。



異世界転生時の神様との説明会です。

 俺の名前は、「トーマ」だ。

 だけど、俺には前世の記憶を持っている。

 前世での名前は、「真錠燈真(しんじょうとうま)」で、享年16歳だ。

 異世界への招待状を持って来た車は、世界有数の高級車で有名な車の代名詞の1つである「ランボルギーニ」だ。

 残った両親に、外見は美少女だが、中身が可愛げの無い残念な妹よ、向こうが悪いのだから、世界有数の高級車のオーラにも負けずに、頑張って貰えるお金を手に入れてくれ。


 ……まあ、唯一の心残りと言えるのが、俺が8歳からの頃から8年以上も熱中し続けている、カードゲーム「魔導書グリモワール」が、プレイ出来ない事だ。


 こうして、俺は死後の何も無い白い世界に、身体も無く思考するだけしか出来ずに浮遊していると、誰かが俺に近付いて来た。

 閃光がきつくで外見が分からんけど。


 ……このパターンなら妖艶の女神様か、可憐で幼な女神ちゃんか!


「残念ながら全て外れじゃ。」


 古き良き王道の(かた)だったかー!


「代わってやっても良いぞ?」


 本当か?


「その代わり、転生先が1つ消えるし、チートも無くなるが良いか?」


 いえ。

 偉大にして深遠なる貴方様を強く希望します。


「調子が良いのぅ。」


 それでは、偉大な貴方様の貴重な時間を無駄にする訳にはいきません。

 さくさくと、進めましょう。


「そうじゃな。転生先は3つじゃ。1つ目は地球の輪廻転生か、2つ目は一般的な異世界転生か。そして、3つ目は、特に君にオススメな異世界転生じゃ。」


 1つ目は、即断で拒絶します。

 2つ目は、一般的な異世界転生ですか?


「まあ、1つ目はそうじゃろうな。2つ目の異世界転生じゃが、本当に普通の異世界じゃ。チートは、まあ有るが、極限と言える努力を積み重ねても、全てがカンストしても「最後の決戦ではモブ」じゃよ。」


 ……マジ!?


「うむ。大マジじゃ。どう頑張っても、ベジ○タが来た時のヤムチ○ぐらいが関の山じゃな。」


 それでは、2つ目も無しで、3つ目の説明をお願いします。


「うむ。3つ目は、儂の最新作の異世界でな。日本の異世界ラノベと、とある一大ジャンルを融合させた世界なのじゃ。」


 その一大ジャンルとは?


「カードゲームじゃよ。しかも、君『真錠燈真(しんじょうとうま)』君が熱中した『魔導書グリモワール』をモチーフにしたのじゃ!」


 是非、その異世界に行く事が前提で、話を進めてください!


「土台は、ありふれた異世界ラノベの環境設定で、その上で、漫画やアニメの「カードバトル」の世界になっておる。」


 つまりは、極端な話、全ては「カード」で決まる、と?


「そうじゃ。それで、カードの集め方じゃが、基本的には2つ方法が有るのじゃ。

 1つは、『ポケ○ン』じゃ。野生で生きているモンスターとバトルで勝つとか、説得とか、餌付けで「ゲットだぜ!」じゃ。

 もう1つは、モンスターカードを売買している店に行くと購入する事が出来るのじゃ。

 ただし、中身はモンスターカードのみで6枚入りのランダムなのじゃ。

 店には、名称が「祭壇」と言うのが有って、そこで支払うと手に入る。

 それと、祭壇の見かけは関係無いから、豪華でも、ショボくても中身は同じなのじゃ。」


 まあ、自分からだろうが、他人任せだろうが、野生のモンスターカードを集めるのが難しい場合もあるからな。



「魔法カードも、譲渡やトレード、もしくは現金購入じゃ。

 後はイベント入手じゃな。

 特殊カードは、イベントオンリーじゃ。」


 特殊カードの入手は特に難しそうだな。


「野生のモンスターに対して条件を満たす事で、カード化して入手するのじゃ。

 また、野生のモンスター以外にも、精霊や神格を持つ存在もモンスターカード化する事が出来るのじゃ。

 モンスターカードには、ランクが有り、総合的な強さでランクが決まる。

 モンスターのランクが「4」までは、無条件で召喚出来るが、ランクが「5」以上は、カードに書かれた条件を満たさないと召喚出来ないから注意が必要じゃ。

 モンスターカードには、戦闘力が数字として表示されて、基本的には、数字が同じか上回らない限りは破壊されない。

 召喚したモンスターが、負けたり破壊される等で墓地に送られる場合は、カードに記された条件を満たせばゲーム中に再利用が可能で、次のバトルにも山札(デッキ)に入れていれば使えるのじゃ。」


 まさに、モンスターゲットは、ポケ○ンだな。


「魔法カードは、そこに居る種族を問わず、村以上の規模の場所で売買されているのじゃ。

 魔法カードを売買する店に行き、料金を支払う事で、魔法カードを6枚入手する事が出来るからの。

 但し、魔法カードは内容を選んで購入する事が出来ないから注意が必要じゃ。

 中身は全てランダムになっている。

 因みに、魔法カードの方も、名称が「祭壇」と言うのが有って、そこで支払うと手に入る。」


 1回が幾らなんだろうか?


「特殊カードは、入手方法が全てが不明でな。

 ただ、特殊カードは、最低ランクであったとしても、書かれている内容は切り札級の効果を誇るのじゃ。」



 ……長文説明をありがとうございます!

 それで、俺が頂ける「チート」とは、なんでしょうか?


「うむ。燈真君のチートは、先ずは異世界転生特典で、異空間収納で、勿論、無限収納と時間停止と収納物のリスト可視化付きなのじゃ。」


 いやったー!


「次に!」


 まだ有るのか!


「うむ。次は、異世界あるあるの、全属性の魔法使用が可能にするスキル『全属性魔法』に、それを使いこなせる為の『魔力操作』と『魔力制御』が付く。更に!」


 ……マジ!?


「巨大な魔力量付きじゃ!」


 神様、ありがとうございますありがとうございます!


「そして、此処からが、本命じゃ!」


 ……え!?


「燈真君が転生する異世界のモンスターには、魔法と同様に属性持ちが居るが、それとは別に『陽属性』、『陰属性』、『聖属性』、『邪属性』が存在する。その4つの属性を1種類1枚ずつプレゼントするのじゃ。」


 はいっ!?


「勿論、貴重で希少なのじゃ。それを燈真君の12歳の誕生日に贈るのじゃ。」


 ありがとうございます、神様! いや、偉大な創造神様!


「うむ。燈真君よ。儂の最新作の異世界を楽しんで欲しいのじゃが、何か質問は有るかの?」


 此処までの至れり尽くせりだと……


 あっ!


「何か有るかの?」


 俺が生まれる立場って、いうか、身分は?


「異世界を楽しめる様に、成長の余地が充分に有る安全で穏やかな国の王都の中堅商人の三男を予定しているのじゃ。」


 ありがとうございます!

 俺に不満はありません。


「うむ。それでは、燈真君よ。異世界転生を楽しんで来るのじゃよ。」


 ありがとうございますーーーーー……


「うむ。期待しておるのじゃ、燈真君よ。」




 貨幣について


 銅貨10枚=大銅貨1枚

 大銅貨10枚=銀貨1枚

 銀貨10枚=大銀貨1枚

 大銀貨10枚=金貨1枚

 金貨10枚=大金貨1枚

 大金貨10枚=白金貨1枚

 白金貨10枚=黒金貨1枚

 黒金貨10枚=虹金貨1枚




暖かい応援メッセージと星の加点をお願いします。


普通なら、ある程度は、まとめ出し投稿をするのですが、難産になり易い上に、カードバトル回は、遅筆になります。

なので、基本的には最初から1日1話です。

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