この世界どうかしてるよ
さて皆さん、これは消え去りし架空の物語。しかしあなどれないでください。私らしく走って行きます‼️
さて皆さんこんなお話聞いたことありませんか?魔法少女の話…
「今日の練習終わります。はい、ありがとうございました。」
頼れるお団子ヘアの、先輩がいう。その声に続々と部活の人は寮に帰って行くが未だに喋っている人がいる…このお話の主人公こころだ。
「あはははは先生そんなこと考えてるん‼️」
みんなが笑笑と喋っている。今は幸せである。ダンス部所属、自信がないけど冷静だいあ。ダンス部所属の明るすぎるよつば。ダンス部所属、無口だけど大人っぽいおとか。先輩のめちゃ頼れるほしの先輩、明るいぽかぽかひなた先輩。これ以上幸せを望むべきだろうか。
いつも通りの坂道下ってその先に私たちの寮、和妻寮!!いつもこころたちは寝泊まりしている。
「あの...」
だいあが聞く。何か分からないらしい。私で良ければとこころが答える。どうやら食事の時間が分からなかったようだった。私たち106号室は7時、答えるとありがとうございます。と答えてくれた。私たちの寮には沢山人がいるので時間とかもバラバラなのだ、だから確認必須‼️
寮に戻るとシャワーを浴びた私の部屋のみあびが居た。誰かを探しているようだった。
「のぞみがいないの...」
え?のぞみはダンス部じゃないし普通シャワーの、時間にはいるはず...のぞみはしっかり者だからいないのはおかしいはずだ。だいあが言う。
「のぞみさんどこへ行ったのですか?困ります。探さないといけませんし、このままだと食事も食べれないです...のぞみさん及び私たちの夕食がパチンです。」
辺りはもう暗い。今は5時半...冬だからか真っ暗。コートがなくては出ていれない。のぞみのコートは無いので意図して外へ出たのだろう。久しぶりにおとかが喋る。
「みあび、寮の中ははもう探したんでしょう?」
こくんこくんとみあびが頷く。話は続く。
「それならさ、外出てみなきゃ。のぞみのコートも、多分靴も無い。こんな状況外出てみないと。のぞみが流石に心配なんだよ。門限は6時半。ヤバイかもしれないけれど後で寮母さんに叱られようか。」
結構重複しているが言っていることは分かる。聞いていたのか分からないけど、よよつばが話す。
「えっと時間稼ぎは、うちらがするね‼️うーん大体検討は、ついてはいる。ということでこの地図とおとか、みあび、よつばはお留守番ねー。あと、だいあ頼みたいんだけど。」
うっ、道理が合っている。よつばなのに...押し付けられた?私?ここでこころが探すことになったのに気づいた。お願いします。という可愛らしい顔をされた。
よつばの地図を手渡された。確認すると中庭に❌近くの公園に❌がついていた。
「ここがポイント。だけど公園に先に行ってみるといいよ。」
時間もヤバイし寮母さんに怒られるのも嫌なので早々と出発した。近くの公園までは徒歩8分で着く。公園の側まで行くとキャーという悲鳴が聞こえた。走ってみると、よつばの言っていたことが良く分かったよ。のぞみが蜘蛛の生物に食われそうだった。周りにはコロコロドロドロ首とその血。
恐怖。怖い。苦しい。逃げたい。もう嫌。足が震える。その時だった。
「止めてください‼️可哀想でしょ‼️」
よつば...?どうしてここに。その側にはおとかとだいあがいた。
「もう離してください。のぞみさん苦しんでいます。私よりもグズです。ほら」
だいあが見せたのはミサンガを着けた女の子の死体だった。
「この子を貴方は殺したんです。悔しいよ。悲しいよ。うわああああああ‼️」
だいあが暴走している。このままだとだいあと、蜘蛛、どっちも止めなくてはいけない。そこにきらきらとまばゆい光があった。
「ハロー‼️」
ありがとうございます‼️