表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アクロス~乙女は水上に舞う~  作者: オシボリ
4/27

1Q-1

「久しぶりだね。アークロイヤル、ヒメコ」


 姫子は、何も言わずスっと手を挙げ、それに応える。


「相変わらずだね。一年で少しは変わったと思ったけど」

「変わったさ。私も。みんなも」

「それは楽しみだね」


 そう言うと、レベッカ・テーラーはクロスを構えた。

 姫子も同じようにクロスを構える。

 お互いのクロスのネット部分の裏側をくっつけ、そこに審判がボールを挟む。

 ホイッスルと同時に、弾かれたボールは、天高々と舞い上がる。


 これが、ドロー。試合スタートである。


 高く舞い上がったボールは、式島校側のエリアにボチャンと落ちる。

 一番近くにいた束田恵はそれを拾うと辺りを確認した。


 真希奈と姫子はすでに敵陣へと滑り出している。

 それと同時に、相手選手も恵のボールを奪わんと迫ってくる。

 

「ヒメッ!」


 恵は姫子へとパスをする。

 姫子はそれをキャッチするが、すぐに囲まれてしまう。


「行かせないよ。アークロイヤル」

「その呼び方、やめてくれないか」


 姫子は自身の前に立ち塞がったうちの1人、シャーロットにそう告げると、真希奈へとパスする。


「行きなさい、マキ!」

「はい!」

 

 真希奈がキャッチした途端、真希奈の手に衝撃が走る。


「チェック!?」


 エミリアは真希奈のクロスを叩くと、真希奈のクロスにあったボールは弾かれ落ちる。


「いだだきぃ」

 

 それを双子の妹、アメリアが拾うと前線へとパスをする。


「ナイス、パァァス! 行こうかぁあ」


 アメリアのパスをキャッチしたレベッカは、そう言うと、ロンミィの恵、ディフェンダーの木目藍子を一気にかわすと、ゴールに迫りシュートする。


 レベッカの放った高速のシュートは、ゴーリーの吾妻佳代のクロスの脇をすり抜け、ゴールネットに突き刺さった。


「しゃぁぁあ!」


 レベッカのガッツポーズに会場が湧き上がった。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ