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注意

　これから、この本（小説家になろう投稿サイト）に書かれる内容は、八割がファンタジーで、残りの二割が愛と悲しみ、怒りと絶望、友情と尊敬、思い出と後悔、出会いと別れ、などで構成されている。

　この本を読む上で、四つ注意して頂きたい点がある。

　＜注意点その１＞

　本作の主人工に当たる人物は、基本的に『暴力反対主義』をモットーに生きている為、殴られても極力反抗しない傾向があり、自ら争いごとを起こしたり、巻き込まれに行く様な真似はしない。従って、主人工が敵を前に自身の正義を振りかざし、あたかも選ばれた伝説の勇者如く振る舞う事はない。

　バトルアクション勇者系が好みの方々には、余りおススメ出来ない。

　＜注意点その２＞

　本作は、八割がファンタジーなので、当然登場人物の中には、魔法を駆使する者がいる。勿論、主人工もその範疇だ。ただし、前述した通り『暴力反対主義』を心がけているので、例えば、チート系の主人工が使う派手で強烈無敵な魔法は、一切使用しないし使用できない、よって、ゲーム好きの会社員、またはニート、高校生などが交通事故による死で神様と出会い、特別で強力な能力を授かって異世界転生を果たし、チートとなって序盤に一撃で竜王を木っ端微塵にしちゃう様な物語を期待している方々には、余りおススメ出来ない。

　＜注意点その３＞

　本作は、断じてハーレム系では無いので、魅力満載の女性キャラが数名登場して主人工とイチャイチャしまくる系が読みたい方々には、残念だが、後に名作として、多くの人々に愛されるだろう（多分）本作を楽しんで読む事は出来ない。

　＜注意点その４＞

　本作は、フィクションです。