巻尺系恋愛(10/3分)未完
お題「メジャーな彼氏」
「「さぁ、君はどっちを選ぶ!?」」
「いや、選ぶといわれても……」
二人の男に迫られ、女は迷っていた。
しかし、迷っていたのはどちらかを選ばなければならない修羅場に直面したからではない。
「あなたたち、”メジャー”じゃん」
その一言に、男たちに戦慄が走る。
そう、彼らは――
巻尺だったのだ。
巻尺が、人間に告白しているのだ。
だが、彼女の言葉を聞いたところで、巻尺たちは引き下がらない。そのまま己のアピールを続けるまでだ。
「確かに俺は巻尺だ……」
巻尺Aは、神妙な顔をしながら一歩前へ出て、だれも望んでいないのに自分のアピールを始めた。
「だけど俺のスペックの高さは計り知れないぜ? メジャーなだけに」
これを書いている自分も意味が分からなかった。オチが見つからない。
続いて巻尺Bの番だ。
「確かに俺は巻尺だ……」
一度、巻尺Bは言葉を切る。
「だが俺のそれは、硬く、長いぜ?」
そう、彼はコンベックス型なのだ。
コンベックス型の彼は自分の体に絶対的な自信を持っていた。
意味不明な口説き文句のせいで余計に混乱する女性。
「その、すみませんけど……巻尺とは付き合えないので……」
すたすたとその場を去ろうとする女性。至極当然である・
だが、巻尺たちはそれを見逃さない。
彼らは巻尺である前に、男なのだ。
で、あるならばやることは一つ。
(アレをやるか……)
(ああ……)
巻尺たちは示す合わすように、頷きあう。
跳躍。巻尺たちはその身を使って、女性を捕縛する。
まず、巻尺Aがその身で彼女を亀甲縛り。
続いて、巻尺Bは――
特にできることもないので、傍観していた。
オチおもいつかねえ。またあとで加筆させてください(時間がない)




