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ラノベ少女とアニオタ少年  作者: 織鶴 メイ
2/2

出会い2 〜秘密〜

二話的な感じのやつです

自分の中であまりうまく固まってない部分があり、このくらいの少ない分量で続けていきますので、よろしくおねがいします!

声も出なかった。

まるで時が止まったかのように、俺の目線は彼女に釘付けになった。

「何やってんのー?」

加那の声でハッと気づいた俺は加那に尋ねた。

「あんな子、うちの学校にいたか?」

「あの子は織鶴芽衣ちゃんって言って、基本はずっとあんな風に本読んでるの。去年私は同じクラスだったんだ。」

「へぇ、」

「何?もしかして一目惚れ?キャー、秋も年頃だねぇ、まったく〜」

「これが、一目惚れなのか...?」

「えっと〜...秋くーん?どしたー?まさかマジの一目惚れ?」

「え?、あ、いや、そうじゃなくて..」

「ちょっと来て」

加那に言われるまま、荷物を置いた俺はクラスから出た。

「本当に一目惚れなの?」

「んーと、、そうかもしれない、、こういう体験は初めてだし、」

「ふーん、迷ってるってことは本当に一目惚れっぽいね。よし」

そういうと加那は真剣な表情で言った。

「私が手伝ってあげるよ、秋の初恋」

「え」

「秋には色々恩があるからねぇ、妹の事とか、もちろん私の事とか」

「いや、でも、」

「大丈夫、私もともと芽衣とは仲よかった方だし」

「いや手伝うって何を?」

「そんなの決まってるじゃない、」

そして彼女、加那は今日1のキメ顔で言った。

「秋が芽衣と付き合う事!」




その日の帰り道、俺は加那が織鶴と一緒に帰るところを見た。お互いもともと同じクラスだったことや、加那が人付き合いが得意な方というのもあり、織鶴もそこまで嫌そうな雰囲気じゃなさそうだった。


一週間後の帰り道、加那と帰るタイミングが合ったため、二人で帰った。遊は風邪でダウンしているらしい。

「まったくあれほど新学期楽しみにしてきて一週間でダウンかよ、相変わらず病気に弱いんだな、あいつ」

「まぁ病気にかかりやすいのは流石にどうしようもないからねぇ、てかそれより」

「織鶴のことか?」

加那が意表を突かれたかのような表情を見せた

「なんでわかったの?」

「最近、毎日一緒に帰ってるだろ?それでなんかあったのかと」

「なんだ、バレてたかぁ」

「今まで隠してきたつもりだったのか」

「まぁそれでもいい情報入ったからいいでしょ」

「いい情報、かどんな情報だ?」

俺は高鳴る心臓の鼓動を悟られないように、なるべく自然体で加那を煽る

「それがですねぇ、なんと!なんとなんと!!」






「芽衣ちゃん、実はネット上で小説投稿してるんだって!!」

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