登場人物 紹介
【登場人物紹介】
◆朱貴とその仲間たち
朱貴(しゅき)
【種族】ソル族。ただし、古代竜人の血を色濃く受け継いでいる。
【出身】斉県
【得意武器】大剣
手足に銀色の鱗、額に竜触覚。銀色の眼に縦長に細い黒い瞳孔。先が割れたヘビのような舌。うねるような黒髪の精悍な顔の青年。竜人の豪力と再生力を持つ。特に、古代竜人を発現すると不死身に近くなる。
玲爽(れいそう)
伝説の仙族、斐神仙の弟子。ソル族の容姿をしているが、異質な特徴を持つ。少年であるが才気煥発。美貌の軍師。朱貴を慕う。
龍蘭(りゅうらん)
【種族】虎族(ガルド族)
【出身】佑県
【得意武器】槍
小沛の龍家の嫡子。勇猛果敢。冷静。
虎勇(こゆう)
【種族】ソル族
【出身】郎県
【得意武器】長く重い鉄棒
虎髭を生やし、熊のよう。豪力自慢で、単純で真っ直ぐな性格。深く考えるのが、苦手。
趙翼(ちょうよく)
【種族】狼人族
【出身】俳県
【得意武器】鍛えられた名刀
俳県の天雲山の猟師。精悍な顔。無口で真面目な性格。玲爽に対し、保護者のような感情を持つ。
猿喜(えんき)
【種族】猿に似た種族
すばしっこく、偵察、間諜活動が得意。朱貴に古くから従っている古参。
伯石(はくせき)
【種族】ソル族
朱貴が発した自警団のメンバーの一族。弓が得意。
果門(かもん)
【種族】ソル族
同じく自警団のメンバーの一族。速駆けが得意。
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◆玲爽に関わりのある人達
高善(こうぜん)
【種族】ソル族
琢県県主。善政を布き、民に慕われている。玲爽が一時、滞在していた。
斐神仙(ひしんせん)
斐承(ひしょう)。 幽厳山の奥深くに住む伝説の仙族。玲爽の師匠。竜人の出現を弟子達に調査させている。
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◆朱貴の敵
百妥(びゃくだ)
【種族】百狐
三つ又の尾を持つ妖孤。天雲山を根城にしていたが、後に『朝』都のほうへ流れる。
武興(ぶこう)
【種族】ソル族
俳県県主。『朝』に身内がおり、権力を持つ。
郭崔(かくさい)
【種族】カルタス族
佑県県主。かつて、龍家を謀り龍蘭を冤罪で捕らえようとし、龍蘭の出奔の原因となった。
干恢(かんかい)
【種族】ソル族
郭催の五将軍の一族。金髪碧眼の美丈夫。
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◆『朝』の人々
碩鳳(せきほう)
【種族】カルタス族。竜人の血が混じっているため、額に竜触角を持つ。
『朝』の執政官の一族。
発現は朱貴ほど顕著ではない。朱貴の最大の敵。
秋楊(しゅうよう)
【種族】ソル族
碩鳳の軍師。双子の妹・秋蓮とともに、碩鳳に忠誠を尽くす。
秋蓮(しゅうれん)
【種族】ソル族
秋楊の双子の妹。美女。冷酷なこと兄以上といわれる。碩鳳の情婦で、兄・秋楊の愛人。
程杜(ていと)
【種族】カルタス族
『朝』の使者。
秦楷(しんかい)
【種族】狼人族
『朝』の将軍。朱貴とともに、北方山賊討伐を行う。
圭審(けいしん)
【種族】ソル系
【得意武器】双剣
秋楊が使う諜報機関の頭領。諜報機関は「圭郎党」と呼ばれている。
圭把(けいは)
【種族】ソル系
諜報機関圭郎党。圭審の弟。
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◆山賊
金猛(きんもう)
【種族】ワニ族
天雲山の御坊山の山賊。
厳牙(げんが)
【種族】ワニ族
南蔽山の山賊。虎勇と意気投合して、朱貴の仲間に加わる。
桂獰(けいどう)
【種族】ガルド族
偏梯山の山賊。山賊達を誘い朱貴を返り討ちにしようとする。
宗怨(しゅうおん)
【種族】長毛種族(クルンクリスト族)
怨霊山の山賊。呪術を得意とする。
冷舟(れいしゅう)
【種族】寒冷地の種族
氷白山の山賊。強弩を使う。
桂峨(けいが)
【種族】ガルド族
桂獰の親類。恐竜隊を使う山賊。
羊斉(ようさい)
【種族】手長熊族
氷白山の山賊。ゴリラの腕を持った熊のような巨体。
雲仙(うんぜん)
【種族】多種との混合ソル系
北部山賊を束ねる山賊。湿原に強い草舟をよく使う。