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境界の奏詩  作者: 金鐘
1/3

創作意欲のまま書きました。

初投票ですので、誤字なのどあるかも・・・・・・

ここの風は心地よい。

だけど実際はこの風も人間が作った「ビル」という異物に当たった風。

下にはみんなが小さく見える、そう、まるで蟻のように。

ここから落ちれば死ねるだろうか?

もうこんな世界はいやだ。

この世界は腐ってる。

いつも、どこへ行っても。

世界のシンリ?そんな物はもとからない。

人は地に這いつくばり、鳥は天空を飛び交い、魚は水を体とする。

人にはできぬ事を鳥や魚はやってのける。

人間は自分たちが知能があるというが、なぜ殺しあう?

そもそもそれが本能ではないのか?

世間はそれを拒む。

「ニンゲン」という種でありながらその本能を拒絶する。

それは自分たちが「ニンゲン」という種を拒絶しいるのと同じ事だ。

自分で自分を殺しているも同然。

人間じゃなくて鳥や魚に生まれたかった。

自然のまま生きれる生物。

生物の底辺、人間。

生物からも除外してもいいのではないか?

人間ほど醜くて貪欲なものはいない。

世間に善を唱える者はみな偽善者、自分たちの願望があるだろう?

それがない者は人はではない、それこそが生物だ。

世界の醜さはひどい、

だが、人が世界を腐らせたのか?それとも世界が人を腐らせたのか?

きっと違う世界なら人は綺麗な者のはずだ。

・・・・・歌が聞こえる。

綺麗な声だ。

この世界にはきっといない、清き者の声。

会いたい。

もうこんな世界に未練は残っていない。

きっと飛べる。羽はないけど飛べる気がする。。

きっとどこまでも、さようなら。

ぼくはそう思って、飛んだ。

下からビルを伝って聞こえる親や友人の声。

別に嫌な奴らじゃなかった。

もう会えないのは寂しい。

それから意識はない。

きっと死んだんだろう。

・・・・・じゃあなぜこんな事が考えれる?

僕はまだ生きているのか?

もう、いいんだ。

その時、自然と瞼が開いた。

周りは透き通った神秘的な水で溢れていた。

よく見れば水面の上を立っていた。

まるで夢の様だ。

もしかして、ここが「天国」という所だろうか?

「綺麗・・・・・」

思わず口にしてしまった。

「そうでしょう?」

とっさに聞こえたその声は、美しい声だった。

その声の主は後ろにいた。

気がつかなかった。

なにやら綺麗な服装の女だった。もしかしたらあの歌を歌っていた人かもしれない。

「・・・あなたは?」

「私ですか・・・・そうですね、今は『ヤカ』とでも名乗っておきましょう。」

不思議な名前だ。もしかすると天国ではこういう名前なんだろうか?

「僕は死んだのですか?」

「ええ。」

やはり、あの高さから落ちれば死ぬだろう。

「ここは・・・天国という所ですか?」

確認のため一応聞いておこう。

「確かに似ていますが違います。ここは『境』という所です。」

『境』なんだろう?

「ここは別の世界へ魂を送る場所、そして世界の境界線であるのです。」

「別の世界?」

夢にも思わなかった事だ。まぁ、こんな場所があるのだ、別にあってもおかしくはない。

「そう、そしてあなたはその世界に送られ第二の人生をおくれます。」

「僕が?」

第二の人生、この言葉は気にかかる。

「なぜ僕が?」

「なぜって、あなたがそれを望んだからでしょう?」

確かに僕は望んだがそういう意味ではないんだけど・・・・・

「何をすればいいの?」

「それは行けば分かりますよ?」

ヤカは笑って答えた。

「あ、そうそう。」

ヤカは何か思い出したように言った。

「あっちの世界に行ったら水面をみて『ヤカ』と呼んでみてください。」

水面でどうしろというのだ。

さっぱりわからん。

その時、

急に足元の水に穴が開いた。

「うわぁっ!」

僕の体はどんどん落ちて行った。

「頑張ってくださいねぇ~。」

小さかったがヤカの声が聞こえた。

そして暗黒の沈黙。

こんなに暗くて怖いはずなのに、なぜか安心感があった。

少し、寝よう。

次作製作中・・・・・・・

他作も製作中・・・・・・

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