境
創作意欲のまま書きました。
初投票ですので、誤字なのどあるかも・・・・・・
ここの風は心地よい。
だけど実際はこの風も人間が作った「ビル」という異物に当たった風。
下にはみんなが小さく見える、そう、まるで蟻のように。
ここから落ちれば死ねるだろうか?
もうこんな世界はいやだ。
この世界は腐ってる。
いつも、どこへ行っても。
世界のシンリ?そんな物はもとからない。
人は地に這いつくばり、鳥は天空を飛び交い、魚は水を体とする。
人にはできぬ事を鳥や魚はやってのける。
人間は自分たちが知能があるというが、なぜ殺しあう?
そもそもそれが本能ではないのか?
世間はそれを拒む。
「ニンゲン」という種でありながらその本能を拒絶する。
それは自分たちが「ニンゲン」という種を拒絶しいるのと同じ事だ。
自分で自分を殺しているも同然。
人間じゃなくて鳥や魚に生まれたかった。
自然のまま生きれる生物。
生物の底辺、人間。
生物からも除外してもいいのではないか?
人間ほど醜くて貪欲なものはいない。
世間に善を唱える者はみな偽善者、自分たちの願望があるだろう?
それがない者は人はではない、それこそが生物だ。
世界の醜さはひどい、
だが、人が世界を腐らせたのか?それとも世界が人を腐らせたのか?
きっと違う世界なら人は綺麗な者のはずだ。
・・・・・歌が聞こえる。
綺麗な声だ。
この世界にはきっといない、清き者の声。
会いたい。
もうこんな世界に未練は残っていない。
きっと飛べる。羽はないけど飛べる気がする。。
きっとどこまでも、さようなら。
ぼくはそう思って、飛んだ。
下からビルを伝って聞こえる親や友人の声。
別に嫌な奴らじゃなかった。
もう会えないのは寂しい。
それから意識はない。
きっと死んだんだろう。
・・・・・じゃあなぜこんな事が考えれる?
僕はまだ生きているのか?
もう、いいんだ。
その時、自然と瞼が開いた。
周りは透き通った神秘的な水で溢れていた。
よく見れば水面の上を立っていた。
まるで夢の様だ。
もしかして、ここが「天国」という所だろうか?
「綺麗・・・・・」
思わず口にしてしまった。
「そうでしょう?」
とっさに聞こえたその声は、美しい声だった。
その声の主は後ろにいた。
気がつかなかった。
なにやら綺麗な服装の女だった。もしかしたらあの歌を歌っていた人かもしれない。
「・・・あなたは?」
「私ですか・・・・そうですね、今は『ヤカ』とでも名乗っておきましょう。」
不思議な名前だ。もしかすると天国ではこういう名前なんだろうか?
「僕は死んだのですか?」
「ええ。」
やはり、あの高さから落ちれば死ぬだろう。
「ここは・・・天国という所ですか?」
確認のため一応聞いておこう。
「確かに似ていますが違います。ここは『境』という所です。」
『境』なんだろう?
「ここは別の世界へ魂を送る場所、そして世界の境界線であるのです。」
「別の世界?」
夢にも思わなかった事だ。まぁ、こんな場所があるのだ、別にあってもおかしくはない。
「そう、そしてあなたはその世界に送られ第二の人生をおくれます。」
「僕が?」
第二の人生、この言葉は気にかかる。
「なぜ僕が?」
「なぜって、あなたがそれを望んだからでしょう?」
確かに僕は望んだがそういう意味ではないんだけど・・・・・
「何をすればいいの?」
「それは行けば分かりますよ?」
ヤカは笑って答えた。
「あ、そうそう。」
ヤカは何か思い出したように言った。
「あっちの世界に行ったら水面をみて『ヤカ』と呼んでみてください。」
水面でどうしろというのだ。
さっぱりわからん。
その時、
急に足元の水に穴が開いた。
「うわぁっ!」
僕の体はどんどん落ちて行った。
「頑張ってくださいねぇ~。」
小さかったがヤカの声が聞こえた。
そして暗黒の沈黙。
こんなに暗くて怖いはずなのに、なぜか安心感があった。
少し、寝よう。
次作製作中・・・・・・・
他作も製作中・・・・・・




