レポート 【洞窟の生物】
…これまでの進捗
Bチームは洞窟に棲む生物に焦点を当てた。特定の音に共鳴する精霊の性質から共鳴地帯という特殊地帯が生まれると考え、その場所に適応した生物たちを設定していった。
【設定したもの】
・共鳴地帯: 何らかの理由で精霊が頻繁に活性化する地帯。多くは地形による環境音でもたらされる現象。[聖域とも呼ばれる]
・バースデー洞窟〈追加情報〉: 洞窟の一部の口は海に面した崖際や海底にあり、風が吹き抜ける風穴となっている。これに潮汐が加わり条件が合うと洞窟内の磁精霊が風音に共鳴して礫を飛ばす。
・ゾール: 体内のほとんどが水分であり、表面はゼラチン質な生物。合体して大きくなる時も核の数は減らずに合体した数だけ体内に存在し続ける。通常は分裂により増えるが、合体した個体は体内で有性生殖を行うことがある。
【画像:ゾール】
・ゲール: ゾールが合体を繰り返すと体表が自重を保てなくなり瓦解してしまう。それを回避するために変化した姿。(詳細未定)
・ムチムー: 全体がゴムのような表皮に覆われた丸っこいイモムシのような8脚の生物。腹部に鳴き袋を持っており、雷精霊を活性化させ微細な電流を流して獲物のゾールの位置を探る。大きな個体は「gyuu、gyuu」という鳴き声も聞こえる。味はとても不味いようだ。
【画像:ムチムー】
・ヒラタムカデ: 平たいムカデっぽい生物。頭とお尻の触覚に細かい毛があり空気の流れに敏感。触覚のお手入れは欠かさない。地精霊を活性化させ穴を掘り、逃亡時だけでなく産卵も土中で行う。ムチムーの脱皮皮や卵や羽虫、死骸など何でも食べる。
【画像:ヒラタムカデ】
・フィンドリザード: 背中に鰭を持つトカゲっぽい変温動物。洞窟の外から時折入り込みムチムー、ヒラタムカデを捕食する。ただし洞窟の共鳴が起きた際に礫を防ぐ手段を持たない為、洞窟内は常に危険と隣り合わせ。(※後述あり)
レポート作成者:宵闇




