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27話:リチャードが投資活動と実績で報奨金をもらう

 その後、安田商事の安田健一社長から、投資部のリチャードの活躍で多額の利益を産みだしたことに対して、功労金として百万ドルのボーナスに与えて表彰してすると連絡が入り、今後、投資の時間以外は、自由にして良いと社長に言われて、米国市場が米国東部時間14時に終了するので14時以降は自由にして良いと言う事になった。


1999年1月13日に、リチャードの長男のハロルドが自宅に、1年ほど前に知り合った、ジャネット・加藤と言う、UCLA3年のきれいな女性を、リチャード家の人達に紹介した。彼女は、日系2世で、東北の仙台出身で、両親は、事情があって、アメリカを離れて、仙台に数年前、引越して、1人で大学の寮に住んでいる様だった。


 カリフォルニアで行われた、大学生による経済フォーラムの時に偶然、同じチームで議論したときに知り合ったと教えてくれた。1999年3月13日にファイザー株が上昇し46.79ドルに上昇し45ドルで会社の分として2百万株売り9千万ドルで売り利益が6319万ドルで残金が7259万ドルとなり6259万ドルを安田商事ニューヨーク本社へ送金した。


 リチャード個人も同じ株数売って、累計総資産が13543万ドルと1億ドルを超えた。この頃、ハワイの兄のトムに、連絡すると、いま、ホノルルの不動産価格が下がっているので買いたいと言い、融資してくれないかと言われ、1億ドルを送ると言うと、ありがたいと言い早速送金した。残金が3543万ドルになった。


 1999年4月1日にAMD株が7.81ドルまで下がったので8ドルで120万株960万ドルで買い残金が40万ドルになり、2000年の5月5日に46.13ドルに上昇したので45ドルで120万株を売り5400万ドルになり税引き後利益3481万ドル残金4441万ドルとなり3347万ドルを安田商事ニューヨーク本社へ送金した。


 リチャードも同じ株を同数売って累計残金7984万ドルになった。2000年9月15日にメルク株1株68ドルで14万ドルを952万ドルで買い、2000年12月1日に1株90ドルで全株を売り1260万ドルになり、残金が1193万ドルになったので193万ドルを安田商事ニューヨーク本社へ送金した。


 リチャード個人でも、同じ株を同数売り、累計残金9178万ドルになった。長男ハロルドが、と次男トーマスと奥さんのサリーで散歩しに行ったり、買い物をしたりして、ゆっくり、長いプライベートな時間をもてるようになった。その後、リチャードは個人の資産が増えたので2000年3月10日、サンディエゴの海辺の土地を100万ドルで買った。


 その後、豪華な家を100万ドルで建て移り住んで、自分の部屋で投資の仕事を始め、サンディエゴ支店の安田稔と安田秀和と安田寛太に売買の指示を電話でするようにした。その後、サリーの父のジョンに紹介してもらい、2000年4月から名門ヨットクラブに入り、ヨット免許を取るために練習を始めた。


 5月にハロルドの彼女のジャネット・加藤が、新築祝いの亀の置物を持って、やってきた。リチャードが亀は、どんな意味があるのと聞くと、すかさず、長寿のお守りですと言い、日本では鶴は、千年、亀は、万年と言って長寿の象徴なんですと言い、良い、お住まいに、できるだけ長く、健康で住めますようにとの願いから持って参りましたと説明してくれた。サリーは、その話を聞いて、わー素敵と大喜びで、みんなで、夕食を囲んで、歓談した。

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