サクサク転生~え!?チートファーストですか!?
朝のまどろみの中で思いついたお話です。
構想・執筆約1時間。
「やあ、キミ転生ね♪ スーパーチートにしておいたから♪」
ある王国の第3王子として赤ん坊転生。王宮内で安全にスクスクと成長。第3王子ということで過剰な束縛もなし。スーパーメイドを乳母として英才教育。
12歳の時に魔法学園に入学。王子なのになぜか顔は知られておらず、一般クラスで昼行灯無双。なぜかいる一般クラスのピーキーな能力の持ち主達、魔法で有名な貴族の令嬢なのに身体強化魔法の一部しか使えないとか、貧民なのに伝説の聖魔法の素質を持つ女の子等を友人にして、学園に蔓延る反王国のカルト集団を殲滅。
15歳で王族なのに冒険者に。古代王国の死者の王の復活や伝説の不死鳥をめぐる陰謀に介入、人知れず解決へ。一気に冒険者ランクがSSSランクへ。森の部族の御子や獣人の姫、奴隷の少女をパーティーに。
20歳頃から各地の迷宮を踏破し、迷宮の謎を解明。表面上は何事もなく、利益を出し続けるよう操作する。魔物の大侵攻と邪竜の討伐に成功、竜達と親交を得る。古代王国の人工精霊と契約、精霊は受肉してハーレム要員に。
20代中盤から後半にかけて腐敗した出身国のお家騒動を解決。何物かに心を操られた第1王子と、竜の力を秘めた王家の肉体を魔導実験の被験体にされた第2王子を無力化して王位継承。第1王子の婚約者だった10代の帝国の姫を正妃に。王国の奴隷制度を撤廃。反発に会いつつも、上手く落とし所を作る。そんな中、第一子の妊娠出産を体験。ハーレム要員が次々妊娠、局所的ベビーブーム。
30代、大陸の統一戦争になしくずし的に巻き込まれる。冒険者時代からの付き合いの部下の協力、無名だった軍師の神謀鬼策により大陸の半分を統一。そんな中、信用していた部下が謎の謀叛。以前から他国のスパイとして働いていたが、主人公の魅力と生国の義理立ての狭間で揺れ動く。すでに故人の育ての親を人質にされていた。
40代、男の部下の死を乗り越え、大陸統一に成功。黒幕は魔族だった。大帝国の初代皇帝として即位。拡大した後宮に四苦八苦しながら知識チートで大陸を豊かにする。次代の魔王である少女と秘密の親交を深め、密かに子供をもうける。
50代、政治編の半ばで子供に帝位を継承させる算段をつける。清濁合わせた老練な政治手腕で、腐心した重鎮を皇子の当て馬にして水面下でコントロール。皇子の自信をつけさせておく。
60代、引退して放浪。チートの為、実は若い容姿だった設定。周囲の妻達にも影響を与えており、別の大陸へ皆で渡る描写でエンド。
もしくは、再転生で強くてニューゲーム。
そんな夢を見た。
「………それはそれでやってみたいと思う」
つぶやくおっさんことアイバーだった。
「ガウ」
「ガウガウ」
『『わたしたちでてない(です)』』
お読みいただきありがとうございましたm(__)m