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彼女のお姉ちゃんは魂  作者: 長澤神妖
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彼女のお姉ちゃんは魂

これは僕の実体験中のお話しです。




僕には彼女がいます。愛知と栃木の遠距離恋愛をしていました。今年の3月9日に念願の同棲生活を始めました。

残念なことにいつから付き合いだしたかはお互い覚えてはいませんが、同棲し、4ヵ月になります。


でもたった4ヵ月の間に色々な初体験をしました。

下ネタではありません。

それは、彼女のお姉ちゃんのことです。


彼女のお姉ちゃんは9年前に殺されたそうです。

まだ16歳だったそうです。

はじめ聞いた時はびっくりしました。

内容はいいませんが簡単説明すると、お姉ちゃんは彼女の代わりに殺されたそうです。

言葉を変えると、彼女のせいで殺された。となります。

本題に戻ります。


同棲生活、1週間くらいたった時の夜、彼女と喧嘩し、彼女は泣き出したので慰めてる時でした。

ベッドで2人横になりながら慰めてると、彼女が突然慌て出しました。

僕は何がなんだかわからないので彼女に聞くと


天井近くの壁の所にお姉ちゃんがいる……


僕は


お姉ちゃん!?(  Д ) ⊙ ⊙


びっくりと、恐怖に襲われました。

でも、実際に彼女が言う方向を見てもいません。

彼女も僕も、それほど霊感はありませんが、彼女とお姉ちゃんは兄弟なので見えるのかな。と思いました。


お姉ちゃんはじーっと無表情だそうです。

なぜ、出てきたのかは、その時わかりませんでした。なんか不気味でした。

彼女は泣くたびに……

お姉ちゃんごめんなさい。私のせいで。

といいます。

彼女はお姉ちゃんに向って謝り続けました。

でも、お姉ちゃんは無表情のまま何もいいません。


僕にはどうすることも出来ませんので彼女にお姉ちゃんが、どんな感じか、通訳みたいに聞いていました。

よくわかりませんが、喋れないのでは?と思い、彼女に、お姉ちゃん顔を動かして返事出来るか?を聞いてもらうと聞こえてるよ。って彼女はいいます。

彼女はお姉ちゃんの顔が見れて嬉しいので長々、お姉ちゃんと会話をした後、彼女も僕も、そのまま寝ました。

朝起きて、いつもと変わらない様子の彼女。お姉ちゃんは?って聞くと彼女はいるよ。って。

どこに?って聞くと彼女は、私の体の中に。と。


僕は彼女の中にお姉ちゃんが入った。と思いましたがまぁ、彼女のお姉ちゃんであるので大丈夫だろうと思っていました。実際、大丈夫でした。

お姉ちゃんは、彼女のことが心配で、ずっとそばにいたそうです。

彼女とお姉ちゃんと僕。

変な付き合いだな。と思いました。

まぁ、彼女になんかあったらお姉ちゃんが助けてくれるだろうと思いました。

そんな感じで彼女とお姉ちゃんと同棲生活が始まりました。


僕からすると、お姉ちゃんは見えないので彼女の中にいるだけ。と思い普通にいつも通り生活してました。


ある日、彼女が洗濯物を干していると、突然喋り出したり笑ったりしたので、

どうしたの?

って聞くと、彼女は……

あっ!ごめん。お姉ちゃんと世間話してた笑

といいました。

彼女とお姉ちゃんはテレパシーみたいな感じで会話が、出来る。と彼女は言っていました。

不思議だな。としか思いませんでした。


ある日、彼女が僕にお姉ちゃんが話があるから変わるね?

っといいました。

僕は変わるね?の意味がわからず、じっと彼女を見ていたらお姉ちゃんが出てきました。

彼女の魂とお姉ちゃんの魂が入れ替わっただけですが、違いがわかりました。

微妙に声が高く、目が猫目みたいにくっきりしたのです。

お姉ちゃんと話をするなんて夢にも思ってなかったです。

今まで生きてきたけど、亡くなった方と話したことはありません。












お話しに終わりが来ることを願います。

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