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長政は、ファンタジー転生をお断りします!  作者: 山田ひさまさ
~ 真打ち登場、本当の『Kami』様は女神様 ~
9/15

神々の黄昏

まだ生き残っている。読者に捧げます。


『久政じゃ!!』と『長政?は~』を読み解く鍵である設定なのは、間違いないです。


女神様が、キーパーソン。  (いや、パーソン違うしKamiだし)


※※颪に吹かれて、やって来る、あのKami、いえっ、●姫です。


真実を知るのは、あなただけかも知れない!


 ― 神視点 ―


「ふむふむ、多少ぎこちないが、何とか『エロゲの世界』に順応してきたようだね。

良かった、ヨカッタ。」

会心の笑みで微笑む、Kami。


このKami意外と、いや、やたらと面倒見が良いのだ。


質問せずとも、手取り足取り教えてくれそうだ。


 名前は敢えて伏せるのが、Kami世界の常識だが、彼は公表している。

流石は『エロゲのKami』だ。

羞恥心というものが欠落している。



彼の名は、『中途=リアル(チュートリアル)』 である。


なるほど『真名は存在を顕す』と云うが、ヤケに親切でお仕着せがましい理由がわかった気がする。



 この中途半端に現実的な、Kamiは、暇つぶしに『猿夜叉丸』となった若者を観察していた。

もうすぐ、説明に現れそうな勢いだ。


「あまり面白味のない展開だが、R-15では、アレが精一杯であろうか?」


子供が、オッパイを吸うのは当たり前なのだから、R設定無しでもいけそうだ。


「むむむ、ツマランぞ!」


毎日、閲覧して多少Pvを献上しているが…ブクマに伸びがない。


「こうなったら、Kamiチートで物語を加速してやるわ~。」


生ぬるい展開と、遅い更新に、”Kami”がキレかけてしまった。




と、その時。


『バキッ!』


『ドゴッ!!』


『グシャッ※*※』



「何をやっているんですか~っ?ここは私のシマ(縄張り)ですよ!」


説明的なセリフと共に、本命の『Kami』が現れた。



『女神』、きた~wである。



「痛いではないか、暴力を恋人以外に振るうのは感心しないな~」


「何、言ってるんです、この三下。私は、※※※※ですよ。」


「なんと、エロイ!」


「エロくないです、『pi~*』、なんですから!」


(いやはやKamiとは、難儀なものである。)



 縦縞の法被を羽織った女神が、メガホンで”バシンバシン”と 、『中途=リアル』の頭を叩く。



「ほんと何やってんです!

なんて事するんですか?あの人は稀に見る逸材だったんですよ。」


ゲシゲシと、『中途=リアル』の頭をかかとで力まかせに蹴る。


「うわ~っ痛い、ダメ、おれSM苦手~。」


「エロゲのKamiのくせにガタガタ抜かすな、この落とし前どうつけてくれるんですかあっ。」


「不可抗力だ、たまたま心よき青年が、雷に倒れたから……」


「いらんお節介ですっ、私のシマですよ!」


「そんな、流しのKamiにご無体な~」


「イイですか? あの猫は井伊家由縁の※※※※ですよ。」


「ひえっ!」 おどろく、リアル。


「あわっ」


「え~っと、なんだ、く、くr」


「クリ※※※、マメですよ。」



「『クリ※※※』と『マメ』?何だかやらし~いな」


「五穀豊穣です!おこめとむぎですよ。」


「やらしすぎる~」


「もぎります?」


「スイマセン」


「とりあえず、保護をお願いします。まっとうなファンタジーで、お茶を濁してください。」


「ええっ、そんな~」


「イイですね?」


「イエス、マム」


かくして、無理矢理なエロ展開は、終わりを告げた。


神々の黄昏(ガミガミ(かみがみ)あんた誰(たそがれ)


で○りー片手にご出勤です。


誰か~方向性を示してくれ~。

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