久政様には、かないませんな!
ブックマークをつけてくれた皆さん、とはいえ。少数ですが。
すいません、これは歴史小説。
『長政?は、つらいよっ!』と『久政じゃ!!』の
導入部、Kamiのお話しです。
歴史小説のくせに、お気軽に転生はないんじゃないか?
という訳で、このお話しを書こうかと思ったのですが……まさかの本編が煮詰まり。
5万文字をバッサリとKILLした都合、更新速度がベリ~スロ~と言うか。
止まる寸前で申し訳ございません。
いやあ、書く気はあるんだ。
でも本編が~というわけで・・・。
父、久政の若かりし頃のお話しをリメイクしました。どうぞ。
アレはそう、天文6年(1537年 久政11歳)のことかのう?
儂は、今年も新年のご挨拶にと、献金20貫と折々に必要な物、カル缶、かつお節、米、塩、お酒、塩乾物、果物を献上した。
朝廷献金は、ゲームのクセで、ほぼ、ルーティーンワークであるんじゃ。
何事もコツコツとした積み重ねが実を結ぶ、継続が大切だ。
かねてから製造していたマタタビ手酒も上手く開発出来、製造も順調なあんばいだ。
さすが酒飲みの執念恐るべし。
木之本での酒蔵が軌道に乗り、酒屋も完成したので、お祝いという事で皆にふるまおう。
宴会(どんちゃん騒ぎ)だ!
儂までが、ついつい飲んでしまった。
気がつくと……布団の中に誰かいる。
やってしまった、ハハハ。
爺の娘、深雪とも懇ろになるのじゃった。
早熟でスマン!
イヤ別に儂が悪いわけやないぞ!
若様生活が悪いんだい。
考えても見ろ、『若様が自分で着替えるか?否!』 断じて否である。
考えても見ろ、『自分が男に着替えさせられて嬉しいか?』 これも否!断じて否である。
早い話、ワシのお着替えは、乳母・母上・深雪任せじゃ!
ワシの『鋼の精神』も肉体の成長に伴う、生理的反応をどうすることも出来なんだ。
つまり・・・
ばあやのお手伝いは、なんとか耐えられた。
あやつでは、立つものも立たんわ。
しかし、母上がお着替えさせてくださった時、ワシのナニがピクンと反応してしまったのじゃ!
『不覚!!』
なんとかその場をごまかそうとしたのじやが…おどろくなかれ、すぐさまご指南が始まったのじゃ!
先ずは、母上のプライベ~トレッスンじゃ。
母の息子のムスコは孫みたいなものかのう?
その後、母の侍女連中が相手をしてくれた。
「武家の跡取りたる者、『槍働きで後れをとっては、浅井家の恥』です」と、わけの判らんまま、実技指導とあいなったのじゃ!
いわゆる 『 筆お・ろ・し 』 という奴じゃ。
いや、それはいささか文系だのう。
『槍の刺突始め?』『いちばん槍』かのう?
あとの詳しい話は省くが、とりあえず、そういう事だ。
ある意味スゴク有り難い話しだ。
教育は、たいせつだ。
しかし、現代人の感覚を持つ自分には中々慣れんもんだった。
とは言え、体は正直じゃ。
そこで、……
相手を御指名制にしていただいた、さすがに百戦錬磨のおばちゃんはイヤだ!
年上のお姉様が良いに決まっておるわ!
さすれば、あら不思議!
「名前が『猿夜叉』だけにサルのようだった」と言えば、納得するか?
技術習得のみならず。
結局
そのまま、深雪を孕ませてしまった。 ははh予定通りじゃ……。
生まれた娘が、そなたの姉の阿久姫ことアクビちゃんだ。
お茶をにごしてスマン。
改訂作業中じゃ。