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ねこ丸家臣団と「レッスン」

なるべく展開を頑張ります。


― 情報分析 ―


 俺の前世知識と、ウインドウ情報、並びに聞き取り調査を統合したので、報告しよう。


 俺は、母とともに人質として、しばらく観音寺城に留め置かれた。



 翌々年、(1547年)


人質の返還がなされた。


「久政は、小野殿が恋しかろう?」と、母上共々小谷城に返されたいうことだ。

何せ弟が俺と3つ違いだからな。

(親父半年待って、すぐに仕込んだな?どんだけ~ラブだよ。)



 浅井との交渉役だった、六角家の重臣.平井定武様いわく、

「交渉を有利にすすめる為にああは言ったが、まさか本当に奥方を差し出すとは……

しかも、私の前で、公開”にゃんにゃん(子作り)”…ふぅ。」


 平井殿は、まさか父が素直に人質を出すとは、考えもしなかったらいが。

最後の後尾を目の前で見せつけられるとも、当然思わなかったようだ。


おいおい、浅井家は基本、”猫耳”と”しっぽ”以外完全な人型だぞ!!

親父ド変態だな!!



 平井さんは、根が真面目でいい人なのだ。つぶらな瞳が妙に愛らしい。


(観音寺城の本丸のすぐ傍に平井曲輪がある事からも判るように、彼はVIPです。

平井家は六角氏の六宿老に数えられる重臣で、たぶん織田家の丹羽長秀ぐらいにあたる大物だと思う。)


 償いのつもりなのか?

ちょうど同じ頃に子供がうまれるという事で、身重の母はとりあえず平井家に引き取られた。

奥方が良い人で、俺が生まれた時とても可愛がってくれた。

母とはマタマタニティーフレンドらしい。


 生まれた時から六角家家臣平井氏の監視下であるのは災難だったが、小さいうちは、平井様の娘と一緒に育てられたので、俺は半分ぐらい平井の若君状態だった。


 六角家では、散々笑いものにして満足したのか?

生まれたのが、かわいい男の子ということで、面倒を嫌った六角氏の計らいで小谷に返された。

ありがたや。



~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~


 何とか小谷に帰還した俺。


「傅役以外にも、近習が必要である」と言った話で。

近習に遠藤喜右衛門尉直経(♂)がついてくれた。

片眼だ、戦闘による名誉の負傷らしい。「六角の奴はたたき切る」が口癖だ。



-ピコン-


《ねこ丸家臣団》


傅役:雨森弥左衛門秋貞(ネコ族♂)

  :宇佐見美濃の守(うさみみのの守、ウサギ族♂)

近習:遠藤喜右衛門尉直経、+14、どら猫♂

小姓:弥太郎(あき爺の長男、+3、ネコ族♂)

乳母:お梅(うさ爺の夫人、ウサギ族♀ )

   めぐ(ホルスタイン族♀)

お雪:(うさ爺の長女、±0、ウサギ族♀)

下男、喜八郎(モブ♂)、熊五郎(熊族♂)

下女、おせん(ネコ族♀、奴隷)

 

俺の、初期家臣団が出来上がった。



さあ、チート開始だ、と思ったが。まだ子供じゃん。



 いまは読み書きを覚えているところだ。

草書、崩し字が読めないし、候言葉は、早い人にケンカを売っているのか?

何が言いたいのか意味不明だ。早く慣れるようにしよう。

弥太郎は、放っておいた。


 お雪とお医者さん遊びしながら、医学のお勉強をしている。


「ほ~ぅこれはこれはまたなんと綺麗な薄ピンク……」


お雪は、ロリバニーちゃんだ。

うさぎのしっぽがプリティ~だ。垂れ耳なのもキュートだ。


意外な事に、おせん(猫耳奴隷)が、ナニを教えるのが上手かった。



~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~



戦争に負けたらしい。


 浅井は弱くなった。

親父の戦闘指揮は、(チアガール)を侍らせ、かなりいいかげんだったらしい。

ついに天文十八年(1549)4月

京極高広(狂犬)に降伏し、浅井氏はふたたび京極氏に従うことになった。

 浅井氏を再び臣従させた京極高広は、ネコには一切興味を示さず、父の大奥ハーレムは安泰だった。

(親父、知っていたな?)


高広は、犬族の六角氏を討ち、メス犬奴隷を手に入れるべく、活動を開始した。


うちと同じように六角に人質を出していた今井氏(狐)の息子は、あっさり首チョンパされた。ショックだ。

俺よく助かったよなあ、ほとんど奇跡だ。


平井さん、小谷に帰してくれてありがとう!



この小説は、浅井長政とはほとんど関係が無くなりました。


あくまでフィクションとしてお楽しみ下さい。


うさぎの耳って、ピンクで綺麗ですよね…。

おせんに教わったのは…トイレの躾です。

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