現状把握と言う名のプロローグ
エロ展開が無いの。
ギャグでご勘弁!!
俺、ねこ丸(後の浅井長政?)は、天文14年の生まれだという。
父、久政の時代、江南にある六角氏に押されに押され、人質を取られていたのは知っていたが、
まさか息子が観音寺城で生まれたとは知らなかった。
ホント、笑い話だね。
祖父である浅井亮政(♂)は、京極家の被官から浅井家を一代で戦国大名まで押し上げた英傑であった。
でも、弱かった。
「逃げ足だけは、速かった!」らしい。
六角がやたら邪魔してきて、しかも、強すぎだった。
亮政は小谷山の木の上に籠もるばかりで、城下に隠しておいた大事な鰹節を取られたらしい。
でもその人柄(?)ゆえにみんなが付いてきた『劉邦』みたいな人だ。
俺が生まれる数年前に52歳の若さで没してしまったのが悔やまれる。
天文11年死去(享年52歳)
お墓は、小谷の裏庭にある。
亮政が亡くなった後、あとを継いだ父(♂)久政は、京極氏に攻められて、苦慮(困ったちゃん)した。
家督争いが起こったのだ。
婿養子の田屋明政(♂)が家督継承を巡って争うようになり、
明政が京極高延と結んで久政を攻めた。
久政は、実の息子なのに……、亮政肝いりの娘婿に負けそうだったらしい。
キャットファイトの末、久政が浅井家を継いだが、武将としての器量に乏しく、次第に浅井家の勢力は急速に衰えていった。
これまで庇護を受けていた頼みの綱である、朝倉家の勢力が、この時期は、ちょうど代替わりで一時衰えていた。
(朝倉孝景はフィラリアにかかり死去。名将、宗滴も老齢であり、殺処分された。)
一向一揆(大繁殖)のこともあり、朝倉氏はかつての勢いを失い、同盟の意味が薄まっていった。
そういう関係で、結果的に久政は、敵とも言える六角に庇護を求めざるを得なかったのだ。
大変だね。
天文13年
京極氏(狂犬)の勢いに押され、浅井久政氏は、ヘタレてしまった。
犬族の六角氏に臣従して、かろうじて家を保った。
まあ亮政公も「息子じゃ無理だ!!」と思ったから、ムコ養子(舐めネコ族)に期待したのだろう。
ある意味読み通りだったわけだ。
臣従の際、六角氏は浅井久政の妻・小野殿(白の方、タマ殿とも呼ばれる。俺の母)を人質に差し出せと無茶なことを要求してきたのだが、それをあっさりのんだらしい。ハーレムは健在であったのだろう。
久政~w、大名としてクズ、人として悪徳なくせに弱すぎるぞ~。
(六角は結構人質をバッサリ処断するから怖いぞ。冗談じゃない。)
父は、江北の平和(自分の都合)の為に、六角に膝を屈して、妻(小野殿、18歳♀)を差し出した。
なのに……。
人質となった小野殿はすでに懐妊しており十月を待たず出産した。
……というわけで。
俺、ねこ丸(後の浅井長政?)は、天文14年に生まれた。
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ナニこの導入部?
ちっともエロくねえよ!!!
スキップボタンが無いのがつらいよっ!
一応、『長政?はつらいよっ!!』に連動させています。
次の次ぐらいから、エロく出来ればいいのですが……。