戦国ファンタジーに転生?
王道の転生?
「長政?はつらいよ!!」の猿夜叉丸が転生を失敗し、やり直す前のお話し。
Kamiの計らいによる、ハーレムチート。
それを望まない主人公の苦闘をえがきます。
押し寄せる敵(美少女)にどう立ち向かい、主人公浅井長政(仮)は、いかに
シリアスな戦国時代へと転生するのでしょうか?
私の作品『長政?はつらいよ!』に出てくる『信秀の坊や』のエロゲ化です。
本編の長政?はこのあともう一度やりなおしたとか?
「歴史ジャンル小説」に興味を持っていただければ幸いです。
ぜひ読んでね。
おいおい、それは無いと思う。
いやあ、まあ参っちゃったね。
気がついたら俺は赤ん坊で、何もできずオッパイ飲んでたわけさ。
最初はあまり頭があまり働かなくって理解出来ないし普通に赤子をしてました。
自分ではまったく自由に動けないし、赤子の俺の耳元でモウモウ乳母が啼いてます。
都合良く社会情勢を教えてくれる人はいませんよねぇ……。
唯一手に入った情報は、俺の名前とか・・・ねこ(ヒューマンじゃない?苦笑)。
父上や母上の名前すら、『殿♂』、『お方様♀』としか判らずじまい。
乳母(牛女)が「うめ」
下女(ゴブリン?)が「おせん」らしい?
犬耳のじいが「弥左衛門」と、えらくまた時代がかった名前だ。
うさ耳が、宇佐見である。
視覚情報で皆が和服か動物形態である事、俺のおしめが布。
部屋には畳も無く床バリで、干し草が敷いてあった。
寝ている布団が硬い事くらい。
どんなけ貧乏なの!!
あと、刀を差したお侍さんに囲まれた時は、やはりファンタジーだと。
意味も無く納得しました。
嗅覚情報では、平井の奥様?のおちち(産後?)の匂いがする。
じぶんの情報が判ったのは、大分後になってからだが、正直どうでもいい。
なぜなら、今、俺は猛烈に感動している。
普段は、乳母(牛女)である、うめのホルスタインの牛乳でガマンしている。
栄養はあるので、文句はないのだが……。
でも、今は、平井の奥様、(えにし様)のDカップの胸が俺の目の前にある。
奥様は犬耳があるものの人型だ。
乳のかすかな香だけは知っている。
でも、今日は俺の目の前に乳房がある、感動だ。
滲み出た母乳の甘くかぐわしい香り、赤ん坊の俺にはたまりません。
犬耳族にしては豊満なオッパイに夢中で吸い付きます。
ゴーク、ゴ~クゴクッ♬
「あ~おいちぃ」
柔らかい胸を揉みしだいて、母乳を堪能します。
これぞ赤ん坊の特権です。
羨ましいか?ゴミどもめ~。
~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~ ・ ~
じぶんの情報が判ったのは大分後になってからだが、正直思い出したくも無い。
「まあいわゆる、『ファンタジー戦国時代?』に転生というヤツです。」
父の姿は無かった、俺はてっきり戦死したのか?そう思っていたら、
どっこいなんと生きているらしい。(宇治ねばいいのに。)
というか、ぶっちゃけ俺を人質にしてのうのうと生きているらしい。
はあ?「人質」?何したのさ父上よ。(クズめ。宇治ねっ。)
落ち目の親父は、みっもなく敵さんに降参して、奥さんを人質に差し出した、
最後のお別れで盛り上がって”ニャンニャン”してしまい、
俺を仕込んだ……らしい。
どうりで、おれ、猫耳だ~!!!
ニャンニヤンしすぎだ~。
宿敵の未練がましい、無様さをあざ笑う為に、笑いものにしようとやって来た敵の奴らに見せもんになりそうだったと聞く。
公開出産? いや、ならなかったらしい……。
生まれた俺が、猫耳の男の子、「うわっ、やべっマジかわいいじゃん」ということで、
急遽傅役に抜擢され俺につけられた、もうひとりの爺。宇佐見美濃の守である。
うさ爺が遠い目をして教えてくれた。
ナニこの展開!?
わけわかめだよ。
父親が不在のため名無しの権べい状態……
猫耳だし、かわいいから『ねこ丸』でいいじゃんと、いきなり命名となったらしい。
長政?はどうして戦国時代に来たのか?
まあいろいろあったんです。
今はただのエロゲ導入部です。
猿夜叉丸は真面目です、ただ、Kamiがエロゲ担当だったんです。
がんばれ、長政(仮)
ノーマルな長政?も、お読み下さい。