長政と、お市との出会い
『太閤談志伝』をベースに、いろいろ設定・企画を考えましたが、……。
糞ツマランので、ボツにしました。
実際にゲームするほうをお薦めします。
長政の守り神のお話です。
毎朝、早馬が来て、信長の使者が贈り物と手紙を持ってきた。
(こういう所は、のぶちゃんは、意外とマメな男である。)
仕方がないので、返事と贈り物を渡した。
重いと馬が気の毒なので、軽いものでお返しした。
……およそ半月。
最後の返事とともに、ご本人がやってきた。
おいおい(^_^;)\(・_・) オイオイ小谷まで来るかよ普通!!
仕方がないので、雲雀山の迎賓館に招いた。
まずは、応接茶室にて、お茶を点てた。
信長がマジメに正装していたのでワロタ(w)。
(気楽にして良いのに……)
お供として丹羽長秀が付いている。
親衛隊の前田利家が窮屈そうにしていた。
俺がお茶を出すと…。
利家が「ッ毒味が~!」とか騒いでいるので、
「……ではご無礼をして私から戴きましょう」と、俺が茶碗を取り一口呑んだ。
(まつを寝取った影響か?利家が情緒不安定だ)
は~っ、むさい男だけで茶を飲むのも、何かイヤだな。
面倒なので、夜を待たずに酒に切り替えた。(江北流です。)
『お・も・て・な・し』が、効いたのか?みなさん凄く喜んでいた。
話が盛り上がり、のぶちゃんから『天下統一の野望』を聞かされた。
将軍の権威についても、「まったく話にならん」とぼやいていた。
現在、将軍足利義輝公が、京にいる関係で、のぶちゃんも、そこまで権力欲は無いらしいが、歯がゆいと唸っていた。
「長政~、お前いい奴だな~。」
(離せこの酔っ払い、ぶっつぶすぞ~):長政
~ ある日の織田家 ~
「……と、いうわけで、お市、浅井長政と結婚しろ」
「は、何それ怖い!」
「怖くない、奴は良い奴だ!!俺の話をマジメに聞いてくれた(これ重要)、あと、飯がうまかった」
「(ごはんがおいしい?)それならば行きます(嬉)」
「まあ待て、まだ婚姻のOKもらっていない」
「は?(OKもらっていない?逝けというのに?どういうこと?)」
「ヨメがいるから、調整中」
「嫉妬……長政さまは、なんて?」
「嫁さんいるし、別に無理して来てもらわなくてもいい。とか言っていた、ずいぶん照れてるらしい」
「くっ、(それって)断られてるじゃん」
「大丈夫だ問題ない、市は可愛いから」
「(ダメだこりゃ、とりあえず興味はある、どんな人か?)見てみたい!」
「おおっ、市も嫁ぐ気満々だな。大丈夫だ!俺に任せろ」
~ 小谷城 ~
「殿、また織田共(織田殿ではない)が、おいでになりました。供回りの方は100人です。」
「ならば、雲雀山御殿で、よろ。」
「ははっ。」
「やっほ~長政くん、ご機嫌よ~。」
「ご機嫌ですね、織田殿『やっほう』とは?」
「信長♡と呼んでくれ、何か知らんが、南蛮のあいさつらしい、市が言っておった。」
「左様ですか。今日はどのようなご用件で。」
「長政の顔が見たくて来ちゃった、テヘッ、ペロ。」
「……信長殿、頭大丈夫ですか?」
「おかしいな、市がやると、とても愛らしいのだが?」
「…愛らしい信長殿っていうのも、いかがなものかと?」
「まあいいじゃん。」
「良くない、と思います。」
「今日は見てもらいたいものがある。」
「それは?」
「”パンパン”(手を叩く音)入ってこい。」
”ガラッ(ふすまが開いた音)”
「『お市で~す』、こんにちわ~長政くん。会いに来ちゃったテへ、ペロ。」
大胆に裾を切り詰めた、あでやかな花嫁衣装を纏う美少女がいた。
わずかに白い太ももが見えそうなのが、エロイ。
「ぐはっ。」:鼻血ぶーの信長。
「なるほど、似たもの兄妹ですね。」:(長政)
「なぬ、お市の魅力を平然と受け止めた。浅井の長政はバケモノか?長政お主やるな流石は儂が見込んだ男。」
「鼻血出てますよ信長殿。」はいチリ紙。
「うむすまない。」
「というわけで、お主にお市をやろう。」
「こりゃまた、いきなりのお話ですね。」
「うむ、こういう話は早いほうが良い、この通り、お市は可愛い。」
「まあ可愛いのは認めますが…。その小袖、裾がやけに短いというか、膝がでてますよ。」
「織田殿?そこまで台所事情が厳しいのですか?」(-_-)
「馬鹿者、これが『ふぁっしょん?』というものだ(と思う)。」
「ふぁっしょんですか?」
「そうだ。(^ー^*)」
「『ふぁっしょん』というのは、破廉恥な、おなごで商売ということですか?」
「馬鹿者!!長政、お主、お市の良さがわからんか?」(魂籠もりすぎ~)
「いやあ、それ、うちの城下の店で売っている。足軽(尻軽)遊女用の『春売り(売春、うりはる~ぅ)』衣装ですよ。」
「へ?花嫁衣装じゃ無いの?」
「ご存じでは、なかったようですね。(ジトッ)」
「なな、なんと(北嶺)」
(奈良ですね)
「足軽の乱暴狼藉対策で、お手軽な値段で春を売る『春売りむすめの』装束です。」
「なな、なんと(大きな平城京)」
(さずが、信長様。歴史に詳しい、たしかに710年です)
「まあ、服を着たまますぐ『ナニが出来る優れもの』です。」
「なな、ナント(の勅令)」
(何故に海外?よくは知らない)
「光秀に兵法を教わった時、閃いたのです。『餓えた足軽と小金が欲しいむすめでwin-win』です。」
「なな、ななちゃん人形?」
(それは名古屋ネタきびしい~)
「皆が遠くから懇意に小谷に来てくれます。いわゆる『援交淫行』……、」
「げふんげふん、『遠交近攻』ですぞ殿」:光秀
「そうだったな、光秀。」:長政
「が~ん」:信
「妹のお市さんまでとは、。あまり、うつけな事をさせない方がいいですよ。」
「木下殿が前屈みになっておりますよ。(ねねも寝取ったし)溜まってる?
柴田殿は、さすが武士ですね。
腿に小柄ですか?血が出てますよ?痛くないですか?無理をなさらない方がいいかと。あっ畳が汚れる~。」
その日雲雀山御殿では、信長の従者の多数が『お市の艶姿』に鼻血を噴いた。
何故か?長政に仕えていた、明智光秀は大石内蔵助のごとく畳の交換に奔走した……。
「あのうつけ、いつかコロス。」
光秀が、本能寺で、本能のまま行動するのは…今少し後の話である。
大事なお客ではあったが……信長一行は、ただただ迷惑だった。
信長は、うやむやの内に市を嫁に出すことに成功した。
― 翌朝 ―
「やっちまった~!!」
エロ花嫁衣装の魔性の魅力に、さすがの長政?もあらがうことは出来なかったのである。
彼は、ハーレム設定の主人公であった。
お市をおいちくいただいたお話し。
そういえば、こんな出会いだったような気がする。
あまりにも、いきなりな結婚であった。
『ぱんぱかぱ~ん』
お~めでとうございま~す、長政くん『織り姫』ゲット!!
ああっ、思い出した。
縦縞のはっぴを着た、俺を転生させた、Kami!女神様~!!
(俺、賢政だけれど?)
は~い『虎姫』です。
『小谷の守り神』 虎御前ですよ~。
長政君おひさしぶり~。
おおっ風船が宙を舞う~。六劫颪がきこえる~。
流石は『虎姫』(たいが~すファンの娘)!!
よくぞ、「あなたの『トラ姫』」そして、「あなたの『オリ姫』」 を探してきました、偉い偉い。
ダブルでゲットは、さすが、長政君だよ~!
なぜに織姫?
そりゃ、織(田の)姫、オリ姫ですよ!
誰でもいいんか~い!
小谷で非業の死を遂げた、長政君をわざわざ一旦未来に送ってから呼び戻したかいがあるわ~。
え、俺の前世、長政?
そうよ、何となく感じてなかった?
そういえば、何となく見覚えがあったりした。
でしょでしょ。
やり直しの人生は、いかがかな?
う~ん、まあ悪くは無いかな、やりがいはありそう?
それは良かった!じゃあ、この後も楽しんでね(クスッ)。
え、何か。使命があるとか無いの?
ないない!さ~びすサ~ビスっ。
太閤さんと、たいが~すと、『江北を愛する英雄』の守り神ですから。
エッヘン。
出来れば、江北をたいが~すの聖地にして欲しいけどね、無理はダメ。
『江北たいが~す』じゃ、据わりが悪いからね、汎神のままでいいよ。
えらく気前がいい神様だ。
(なんか果てしなく、ついでの感じがするが、気にしないでおこう。)
(いまごろ、毛利あたりの誰かが、「鯉姫」(こいひめ)で、無双してそうな気がする。)
こうして、長政の魂も長い時をかけ、安らかに成仏した。
地元鯉姫を味方につけた毛利。
濃い姫を嫁にした、信長。
湖衣姫を手込めにした信玄、は赤備までつくった。
おお、なんて事!! 意外に 鯉姫が多い!
ドラキチは、斎藤家か?「龍」だしな。
いや、青波か?
上杉は、(さい)かい楽天?
あく堕ち遠藤直経は、言わずとしれた巨人? ぐはっ!!(闇討ちの音)
虎姫、織姫を娶った『長政の戦い』が始まる。
『汎神』は、『織りっ楠』は、今期優勝出来るのでしょうか?
大坂人、長浜市民は見逃せないのであった。
チラッと見たが……
しかし何で、『汎神たいがぁ~す』は、男のキャラ(とらきち)なのだろう?
『虎姫でいいじゃん!』と思う、ひさまさなのでした。