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長政は、ファンタジー転生をお断りします!  作者: 山田ひさまさ
~ 真打ち登場、本当の『Kami』様は女神様 ~
10/15

緊急企画!『もはや、お約束!!』 ―完全版―

作者は、ズルイ男です。

いえ、キチンと理由があるのです。

いわゆる、裏設定というモノです。


天文9年(1540年14歳)


 今年も新年のご挨拶に、献金20貫と折々に必要な物、米、塩、お酒、お茶、塩乾物、果物を献上した。

先年、元服したこと、『浅井頼政』と名乗る事をご報告した。

本当は官位が欲しかったが、まだやめておいた。

無欲に徹しよう。


 俺は小谷城下、すぐ目の前の小山に屋敷をかまえている。

まだ屋敷の規模は小さいが、これからドンドン拡充するつもりだ。

なんといっても、信長・秀吉が砦を構えた要地だ。

『魔改造のしがいがある。』


 この山は、国友村にも睨みを利かせるには丁度よい、と云うか。

まだヨワヨワの国友村を『僕ちゃん』丸抱えしちゃいました、テヘッ!

 北陸漫遊中に中国経由で密輸させた火縄銃の研究をさせています。

20丁ぐらい仕入れたので、分解OKですよ~!

ねじの構造についても、予め親方(一貫齋)に教えてやりました。

一貫齋は、俺が命名しました、他の名前では呼びづらいですからね。

ふふふ。


 今のところ、「俺が明政公の跡継ぎでいいんじゃねぇ?」となっている。

今はとりあえず、海津の町を差配している。

『海津殿』と呼んでくれたまえ!

精力的に、内政に取り組んでいる。


と、そんな折……。

天室光育和尚に相談を受け、越後に行った。


天室光育から「虎千代殿に坊主は無理です」と俺が苦情を言われてしまった、解せぬ!


「寺の修行など、これっぽっちもしていない。」


「はあ」


「しかも、武術が好きすぎて、暴れ回る。」


「ほえ~」


「あなたのせいで、ジオラマの戦略ゲームに嵌まりすぎている。」


「うっっ」


「寺ではもう面倒見切れない。」


「なんと」


「頼政フィギュア(俺がシャレで作った、俺の人形)を『わたしの毘沙門天様!!』として信仰している、罰当たりだ」


「あちゃちゃ」


「確かに貰った酒は美味いが、それに合うツマミがきてないのはいかがなものか?」


「どないせっちゅうねん」


散々嫌みを聞かされ、お布施を巻き上げられ、なぜか、寺から押しつけられてしまった。


「おいおい」

「よろしくおねがいしま~す!!」


何故か虎千代を引き取る事となった。




 何だか判らぬまま、近江に帰ってきた。

(ああ、謙信(10)を近江に連れ帰って来てしまった。 どうしよう。

青岩院(謙信ママ28歳)まで付いてきてしまった、ありえんだろう?どうしてこうなった?)

ひとりごちた。

 とりあえず、俺の知り合いの尼寺に青岩院を送り込み匿います。


 虎千代を連れて、自分の屋敷に帰ります。

虎千代は小姓として取り立てました。

凄く喜んでおります。

館の名前が気に入ったらしい。


 出迎えた遠藤喜助が、なんだか不服そうです。


なんだかなぁ~。


 (まあ衆道は武家の嗜みですし、虎千代、あの謙信(10才)に伽をさせるのは、隠微な快感です。

ふふふ、謙信く~ん。)


「とらちよ~」

俺がじゃれるとスゴク嫌がった。

「……」仕方なし。


 冗談はそれくらいにして、旅の疲れを取るために湯殿に向かいました。


「虎千代ちょっと来い」

俺自慢の内湯だ、凄いだろう?

一緒に入浴しょうと思ったのだが……。


虎千代が強情に嫌がるので先に入らせた。


「さっきのは、シャレだってば~」


 扉を開け、中に入ると湯の香が漂ってくる。

「誰か先客が、入っているかもしれないってか?ないない!」

内湯には……湯煙が漂い私の視界を遮る、…おおっあれは……。

ロリ~な、体型の全裸のびしょうzy・・スリlt…がはっ。

”ザバッ、きゃあああ~っ……、ガン、ドゴン、ガシッ、バキッ。”


……はっ! 気付けば、何処かのの一室で眠っていた。


「一体、何があったのだろう?」



そう言えば、謙信は女嫌いの変態さんでした。

(誰情報だっけ?)


そう思っていると…


『ぱんぱかぱ~ん』

「お~めでとうございま~す、ひさまさ君『虎姫』ゲット!! やったね」


「ああっ、思い出した。

縦縞のはっぴを着た、俺を転生させた、女神様!!」


「は~い『虎姫』で~す。」


「……」


「『小谷の守り神』 虎御前ですよ~!久政君おひさ~。」


おおっ風船が宙を舞う~。六劫颪ろくこうおろしがきこえる~。

流石は『虎姫』(たいが~すファンの娘)!!


「よくぞ、『あなたの虎姫』を探してきました、偉い偉い。

小谷で非業の死を遂げた、久政君をわざわざ一旦未来に送ってから呼び戻したかいがあるわ~。」


「え、俺の前世、久政?」


「そうよ、何となく感じてなかった?」


「そういえば、何となく見覚えがあったりしたような無いような。」


「でしょでしょ。」


「どっちでも、いいんか~い」


「やり直しの人生は、いかがかな?」


「う~ん、まあ悪くは無いかな?」


「それは良かった。じゃあ、この後も楽しんでね。」


「え、何か。使命があるとか無いの?」


「ないない!さ~びすサ~ビスっ。

太閤さんと、たいが~すと、『江北を愛する英雄』の守り神ですから、エッヘン。

出来れば、江北をたいが~すの聖地にして欲しいけどね、無理はダメ。

『江北たいが~す』じゃ、据わりが悪いからね、汎神でいいよ。」


「えらく気前がいい神様だ。」(なんか果てしなく、ついでの感じがするが、気にしないでおこう。)


(いまごろ、中国は山陽あたりの誰かが、「鯉姫」(カープ女児)で、無双してそうな気がする。)

毛利か?毛利なのか?



こうして、久政の魂は長い時をかけ、安らかに成仏した


もちろん、久政無双の話は続くが、この辺でお開きといたしましょう。

(需要があれば、続きを掲載いたします。)




長浜は大坂と姉妹都市です。

長浜の人間ならば、汎神でしょう。

「たいが~ぁす」じゃ。

でも新聞はなぜか、『仲日新聞!!』

折角、汎神が勝っても!!見出しは、仲日お龍さん?

デイリ~買いに走ります!!


小谷の近くに虎姫伝説がございます。


『虎御前山』


『直虎』、『虎千代』

健気で、強い娘がようやく小谷に揃いました。


本当は、虎千代との濡れ場を書いたのですが…R-18すぎて、ボツりました。

一瞬だけ、改訂版が流出しましたが、伏せ字だらけでいやらしいのでカットしました。スマン!


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