始まりの歌【200文字】(詩)
耳を澄ませば聞こえるぜ、ほら
マッハファイブの弾丸が
奴のこめかみを貫く音が
ぶち抜くぜ
さあ始まりの歌
耳を澄ませば聞こえるぜ、ほら
鉄を砕く涙を持った少女の
泣き叫ぶ声が
粉々だぁ
さあ始まりの歌
耳を澄ませば聞こえるぜ、ほら
−273度の炎が
俺の宝箱を焼き払う音が
最高だ
さあ始まりの歌
超高密度の彼女の心に
吸い込まれて
絡まって
ずたずたになって
手足無くなって
血だらけになって
死んでたら
聞こえたのさ
始まりの歌
さあ始まりの歌