第4話 強敵、ナジーム海賊団
登場人物紹介
ランバルト・ルー 船長
シャリア・トビー 操舵士
ガルシオ・チャル 機関士
ダルマン・アミー 料理人
ハリル・メイアー 船医
マルバス・マリア 航海士
ナブル・ナジーム ナジーム海賊団船長
アイサル・ミーカ ナジーム海賊団操舵士
シュルツ・バルカ ナジーム海賊団機関士
エルマ・ジャミー ナジーム海賊団料理人
ムラウ・ディーバ ナジーム海賊団航海士兼船医
サルス・アシール 建物の管理人?
*登場する全ての名称はフィクションです。
海賊として出航したルー船長と仲間のトビー、チャル、アミー、メイアー。マリアを仲間に加えゴーストオーシャンに向かう。
未開の島に上陸し建物に近づいた時、ナジーム海賊団が現れた。
「ナジーム海賊団…、聞いたことないな…。」
「アンタらだって新米だろ!」
「ルー船長、こんな人たち放っといて建物調べますか。」
ルー達は建物に向かった。
「ちょいちょいちょい、待ちなよ。シカトすんじゃないよ。」
「ナジーム船長、あたしらナメられてませんかねぇ…。」
「やっぱ迫力に欠けるよね。」
「おいミーカ、ジャミー。アンタらがそんなんだからパッとしないんだよ。」
「まあまあ、内輪揉めは止めて、追いかけましょうよ。」
「ディーバの言う通りだよ。船長、行こうぜ。」
「まあ、奴らに宝を探させて...、奪うってのもアリ...、なんかな。」
建物内はかなり荒れていた。
「船長…、何か出そうなんですけど…。」
「何だいアミー、お宝でも出てくれんのかい?」
「ルーさん、そう言うのいいから…。」
トビーが足を止める。
「この部屋...、何か有りそう…。」
「何か書いてありますよ…。」
「どれどれ…、『アシールちゃんのお部屋』?」
「いかにもバカっぽい感じじゃない。」
「別の意味で怖いよ…。」
「中に入るか。」
ドアをノックする。
「こんちはー、誰かいますかー。」
ドアが開いて、地雷系の女子が出て来た。
「どなたですか?」
「通りすがりの海賊ですが…。」
「そうですか。あなた方もお宝とか言ってここに来たんですか。」
「まっ、まあ…、そんなとこ…、ですかね。」
「後ろにいる方々もお仲間ですか?」
「後ろって…、ん?」
ナジーム達がぞろぞろ来ていた。
「あれ?さっき建物の外で騒いでいた方々かな。」
「誰が騒いでたんじゃい。アンタらより先に宝をゲットするだけですー!」
アシールが何やら準備している。
「皆さん、準備が整いました。」
「へっ?なっ、何て?」
「これより皆さんにはあちらの部屋にある宝を探して、部屋から脱出してもらいます。制限時間は20分となります。」
「どゆこと?」
「ようこそ、夢と幻と宝探しの館、ドリーム・イリュージョン・ナチュラル・カラフル・スペクタクル・キラキラ・タクティクス・チャーミングハウス、通称ドイナカスキタチハウスへ。」
「いやいや、ど田舎って。名前長過ぎじゃね。」
「さあ、それぞれの部屋に入り中のモニターをご覧下さい。次の指示が出ますよ。」
「あのさー、ここで何すんの?」
「以前は宝を狙う海賊が争い、外のように死体だらけになっちゃうんですね。」
「そりゃそうだろ。」
「だから、平和的に謎解き出来たらお宝は差し上げます。でも…、失敗したら…。」
「失敗したら…、どうなるんだ!」
「そんなことは私からは言えませんよ。」
「ふっふっふっ、謎解きか、面白い。」
ナジームが急に叫ぶ。
「この名探偵だったナジーム様に解けない謎などビミョーに無い!」
「ナジーム船長…、何かカッコ悪い…。」
「セリフがちょっと…、足りない感じする...。」
「何だい、お前達しっかりしな。おい、ルーとか言ったね。あたしゃ謎解きなら誰にも負けないよ。」
ルーが笑っている。
「ふっ、過去の名探偵に何が出来る。私こそ世紀の大クイズ王、ルー様だよ!」
「ちょっとルー、恥ずかしいからアホなこと言わないでよ。」
「何か、史上最低の戦いが始まりそうだよ…。」
ルー達は右、ナジーム達は左の部屋にそれぞれ入り、準備は整った。
「それでは制限時間20分、モニターの指示に従い謎を解いて下さい。但し、横にある注意書きの通り違反行為がありましたら直ちに中止し、失格となります。」
「ルー船長、行きますよ。」
「それでは開始して下さい。」
モニターに問題が映し出される。
「なあ、トビー、チャル、アミー、メイアー、マリア、あれ分かる?」
「何言ってんの船長、私に分かる訳ないじゃん。」
そうだった…、アミーは料理以外出来ないヤツだよ。
「チャルやメイアーなら分かるよね…。」
「分かるような...、分からないような...。」
勘弁してよ…、アタイら頭使うのはキツイ方だったりする。
ん?マリアがカリカリ何か書いてる。
「どしたん、マリア。」
「ルー船長、最初の答えはカマキリです。
2問目はヤスリ。」
マジか。マリア何で分かる?
「答え合っているよ…。何でマリア分かるんだい。」
「こう見えて私、謎解き女王と呼ばれてました。」
何かスゴいヤツいた!
「よっしゃー!この調子でお宝ゲットだぜー。」
一方ナジーム達は。
「ここはナジーム船長にお任せですね。」
「ちょっと待て。私にはこの問題は難しい...。」
「さっき探偵がどうとか言ったじゃないですか。」
「……、それは探偵の助手の友達の妹の彼氏の元カノが知り合いにいただけだ。」
「それってもう、無関係じゃないですか。」
「まっ、まあ、ちょびっとは関係あるとしてくれ…。」
「船長、見栄っ張りなんだから…。」
「でも、それじゃあ解けないですね。」
「ここは私が。」
「何だよジャミー、どしたん?」
「このマダミスクイーンと呼ばれた私に任せてもらえますか!」
第5話 予告
ついに始まるお宝争奪脱出ゲーム。
謎解き女王VSマダミスクイーンの勝負は如何に!そしてアシールの正体とは?
次回 「謎解きの果てに…」
何か海賊団同士が謎解きバトル。
ある意味ヤバい感じ...。
ではまた。




