第2話 謎の航海士参上!
登場人物紹介
ランバルト・ルー 船長
シャリア・トビー 操舵士
ガルシオ・チャル 機関士
ダルマン・アミー 料理人
ハリル・メイアー 船医
マルバス・マリア 謎の航海士
*登場する全ての名称はフィクションです。
とある港町で暮らすルーと仲間のトビー、アミー、そして医師のメイアー。
ある日チャルが来た事により、彼女らは海賊として海に繰り出すことになった。
「トビーっち、どこ向かうの?」
「まあ、どっかだよ。それよりお腹空かない?アミー何かない?」
「じゃあ、食事の支度するよ。」
船長室。
「メイアー、これからどうするよ。」
「ルーが船長だから任せる…、と言いたいけど、あのチャルって子の素性と、機械の謎は解明したいねぇ。」
「それに、何となく船で進むのもマズくないかい。航海士とかいないかな。」
「ならこの先の港町で探すかい。」
近くの港町に寄る。
「この町で探すのか。」
「そう言うのお得意でしょ、せ・ん・ちょ・う。」
「都合のいい時だけ担ぐよねぇ。」
「まあまあ、ルー船長が決めるんだからやるしかないでしょ。」
「ところで、航海士とか何処にいんの?」
「宿屋とか?」
「そりゃ、何処かには泊まるわなぁ。」
「やっぱ人探しと言ったら…。」
「ダルマ神殿かな?」
「それヤバい奴だから禁句な。」
「いや、ふざけてないでマジどうすんの。」
「とりあえず酒場じゃない。定番だから...。」
酒場は賑やかだ。
「混みすぎじゃねぇ。」
「街中殆ど人いないのに、人口密度高過ぎでしょ。」
「なになに、みんなこの酒場にいなきゃいけないのかな。」
「んな訳あるかい、マスターに聞こう。」
「ねえねえマスター、オレンジジュース頂戴。」
「ここはお嬢ちゃんが来るような所じゃないよ。さっさと帰りな。」
「マスター、すまない。うちの料理人が失礼したようだ。」
「おっ、キャプテンかい。まあアンタなら構わんよ。で、何用だい。」
「この辺りで航海士を探してるんだが。」
「航海士ねぇ、まあいるにはいるが…。」
「そうかい。なら話してみるかな。」
「あまり関わらない方がいいぞ。」
「その航海士、ヤバいんか。」
「まあ、アンタ次第さ。一応忠告はしたからな。」
マスターが案内する先に1人で飲んでる者がいる。
「ちょっといいかな。」
「私に何か用ですか?」
「アンタ航海士なんだって?」
「それが何か。」
「うちの船の航海士を頼めないかな。」
「お断りしますね。」
「まあ、そう言わずに。」
「私があなた方の船に関わる必要性がありません。」
「ルー船長、他を当たりましょう。」
「この人やりたくないみたいだしね。」
「いや、うちの船の航海士はこの人だけだよ。」
「何故そこまでこだわるのです。私とあなたは初めて会ったばかりですよ。」
「アンタにはアタシと同じ感じを受けるんだよ。一緒に旅したいって言う。」
「あなたがどう思おうと自由ですが、私には関係ありません。お引き取りを。」
「アンタ名前は?」
「私はマルバス・マリア。もういいでしょう。失礼しますよ。」
マリアは行ってしまった。
「マスター、あのマリアって何者だい。」
「だから言っただろ。何か気難しい奴なんだよ。」
「でも、仲間にしたいんだよな。」
「他のヤツじゃダメなのか。」
「アタシは決めたよ。マリアを必ずうちの航海士にする!」
翌日。
市場で物資を調達している時、広場で騒ぎが起こった。
「船長、向こうが騒がしいよ。」
「アミーは食料持って船に戻っておいてくれ。」
「了解船長。」
「トビー、一緒に来てくれ。」
「はいはい、アンタ昔からこう言うの好きだもんね。」
広場に着く。
「あらあら、ルー船長。あの人マリアじゃない?」
「周りにいるの海賊だよ。」
「マリアって海賊に狙われてんのかな。」
「ほっとく訳にはいかないね。トビー行くよ!」
「了解、船長!」
ルーとトビーがマリアと海賊達の間に割って入る。
「ここいらの海賊は女1人に多勢かい。」
「お前らだって海賊じゃねぇか。そいつはうちの船抜け出した航海士なんだよ。」
「そうなのかマリア。」
「まあね、でも悪さばかりする海賊は嫌いなんだよ。」
「そうか。ならマリア、ここで死ね!」
海賊達は一斉にマリアに斬りかかる。
「行くよトビー!」
「了解、ルー船長!」
ルーとトビーは素早く剣で海賊達を倒す。
「つっ、つえーぞ!覚えてやがれ!」
海賊達は逃げて行った。
「マリア大丈夫か。」
「まあね、助かったわ。それにしても強いのね。」
「海賊船の航海士だったのか。」
「元々乗っていた船が海賊に襲われて、捕まった後は奴隷みたいだったわよ。」
「でも航海士としてまたやりたいんじゃない?」
「ルーさんだったわね。アンタの仲間はいいヤツが多いわね。」
「まあ、昔からの仲間だからな。」
「何で航海士が必要なんですか。」
「うちの船にはいないんだよ。」
「嘘でしょ!航海士無しで海を渡るなんて。何やってんですか。」
「マリアちゃん、うちの船長そう言う人なんだよね。」
「そうですか。ルーさん、いやルー船長。私で良ければ航海士を引き受けますよ。」
「そうか、マリアうちの船をよろしくね。」
「それじゃ船長、戻りますか。」
船ではチャルが待っていた。
「航海士さんは見つかりましたか。」
「ああ、うちの航海士マリアだよ。」
「マリアさん、この海図の場所分かりますか?」
「えーと、どれどれ…。」
マリアの顔が険しくなる。
「まさかここに行くとか言わないですよね。」
「何だマリア、その場所って何かあるのか。」
「ここは…、海の墓場…、ゴーストオーシャンです…。」
第3話 予告
チャルの持つ機械にはゴーストオーシャンが示されていた。秘宝の謎を探す為禁忌の海域に挑む!
次回 「恐怖のゴーストオーシャン」
新メンバーも加わりチームルーも本格稼動です。新たな場所ゴーストオーシャンとは?
それではまた。




