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ナチュラル・パイレーツ  作者: ひろーら


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1/7

第1話 天然船長、出航!!

登場人物紹介

ランバルト・ルー 船長

シャリア・トビー 操舵士

ガルシオ・チャル 機関士

ダルマン・アミー 料理人

ハリル・メイアー 船医


*登場する全ての名称はフィクションです。

帆船の開発により世界の海は大航海時代を迎えた。しかし、船団を作り海を荒らす海賊もまたその勢力を拡大。海域は混沌としていた。


とある港町。

「ルーさん、仕事サボってていいんですか。」

「酒場とか酔っ払いばかりでやんなっちゃうよ。」

「でもルーさん目当てのお客いますよ。」

「アンタねぇ、そんなにやりたきゃアンタがウェイトレスやんなよ、トビー嬢ちゃん。」

「私はタダの船乗りですから、接客はどうも...。」

「ボートばっか漕いでないでたまには陸で仕事しなよ。」

「いや、ボートじゃなくて、一応船なんすけど。」

「どうでもいいやな。」


「おい、アミー。ルーの奴知らんか?」

「どうせサボりでしょ。ルーさんまた港じゃないすか。」

「ちったあ客の相手しろよな。」

「マスター、酒くれ!」

「飲み過ぎじゃねぇか。そろそろ帰んな。」

「うっせえ!酒出せ!」

酔っ払いが暴れて倒れた。

「おいおい、ここで寝るなよ。アミー、ちょっとメイアー先生呼んで来てくれ。」


暫くして町医者のメイアーが酒場に来た。

「まーた酔っ払って怪我してんの。」

「こいつ何とかしてくれよ先生。」

「はいはい、これ打てば大丈夫でしょ。」

「うはっ、なっなんじゃ!」

「気が付いたかい。アンタも家に帰りなよ。」

「すっ、すまねぇ先生。世話になったな。」


そんな日常が続くある日。

「おい、港で倒れている奴がいるぞ。」

「とりあえずメイアー先生の所連れてけ。」

町医者の所に運ばれた人物。

「何だい騒がしいねぇ。」

「先生、こいつ港で倒れていたんだ。」

「どれ…、こいつは酷いな。直ぐ治療を開始するよ。」


数日後。

「あら、元気になったようだね。」

「ここは?」

「タダの港町さ。変な奴らが多いけど。」

「あの、私の荷物は。」

「あそこに置いてあるけど。」

「あった。これがあれば…。」

「何だいその機械は?」

「私は機械技師なんです。とある海賊に狙われてまして...。」

「なにー!海賊だってー!」

「どしたん、メイアー先生。」

「ルー、この人海賊絡みだよ。」

「うわっ、マジか…。海賊ヤベーじゃん。」

「あの...、この町と海賊は何かあるんですか?」

「ここはかつて海賊によって廃墟になったんだよ。」

「海賊と戦わなかったんですか。」

「ルーさんのお父様は勇敢に立ち向かいましたが、亡くなりました。」

「あたしゃ海賊は大嫌いだよ。でもね、この時代海に出るなら海賊を凌ぐ力がなけりゃならないのさ。」

「ルーさん、お願いです。私はチャル、かつて海賊船の機関士をしていました。私と共に海に出てくれませんか。」

「海に行きたきゃトビーでも紹介してやるよ。あいつならボート持ってるからな。」

「ルーさん、いやルー船長。あなたからは船員をまとめるオーラが見えます。」

「オラが見えるって何見てんだよ。」

「オラじゃありません、オーラです。お願いですからチームを率いて海に出て下さい。」

「うーん…、ちょっと考えさせてくれ…。」


「ルーさん、どうしたんですか。」

「ああ、トビーか。何かアタイにオラオラとかあるか。」

「へっ、オラオラって何か後ろからパンチとか繰り出しそうですね。」

「なんだそりゃ。まあいい、アタイに船長になれだとさ。」

「いいですね船長。ルーさんならきっといい船長になれますよ。」

「それとチームだってさ。」

「成る程、船で航海するなら専門家が必要ですね。」

「どんな奴だい。」

「まず操舵士、船を動かさないと進めません。あと機関士、船のメンテナンスは必要です。料理人がいないと船上で飢えます。あとは船医ですね。色んな怪我や病気の対応が必要となります。」

「何か船って町みたいだな。」

「まあ、海の上の小さな町かもしれませんね。」

「ならチームメンバーはあの連中で決まりだな。」

「皆気心知れた人ですからね。」


「チャル、アタイは海に出るよ。」

「ルーさん、ありがとうございます。チームは揃いそうですか。」

「ああ、これから聞いてみる。」


「メイアー先生。」

「何だいルーさん。」

「アタイ達と海に出て船医をしてくれんかね。」

「何を言い出すかと思ったら船医かい。」

「やっぱダメかな。」

「いや、この時を待っていたよ。」

「マッチ痛い?」

「アンタの父親には借りがあるんだ。奴らを倒すには海賊になるしかない。さあ行くよ。」


「アミー、ちょっといいかい。」

「あっ、ルーさんどうしたの?」

「何か海に出る事になっちゃったんだけど。」

「船の料理人だよね。うん、分かったよ。」

「いいんか?」

「ルーさんのパピィには助けられたからね。」


「トビーさぁ、海賊どうよ。」

「ルーさんに合ってるんじゃない。」

「メイアー先生もアミーも行くってよ。」

「じゃあメンツ揃ったじゃない。」

「分かった。チャル呼んで来るよ。」


港に佇む5人。

「ルー船長、この機械は海賊の秘宝を示すものです。必ず海賊との戦闘がありますが倒すしかありません。」

「トビー、チャル、アミー、メイアー。このランバルト・ルーと共に海賊として進むことを誓うか。」

「皆さんそのつもりだから大丈夫ですよ。」

「それじゃあ出航するよ!各自配置についとくれ。」

『了解、ルー船長!』


第2話 予告

ついにルー船長率いる海賊団が出航した。

でも、どこに向かえばいいの?

次回 「謎の航海士参上!」

ついに始まりました、ルー海賊チーム。

まだまだ難関はありそうです。

ではまた。

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