9話・分散
何やら今回は新しいものがたくさん
楽しんでいってね〜
美羽「百華よ、、、!舞え!華憐麗舞ッ!!」
ーーー美しく、文字通り華憐で
冷たく、残酷で、中には殺意の籠った何かを感じた
零夜「“影爆発“!」
ーーーそれは黒く熱く、だが少し静けさも感じる闇深い爆発にも思えた
美・零「はぁぁぁぁぁぁ!/ウォォォォオラァァァ!」
零夜「やった、、、」
ーー爆発もできるのか、、、今できることは矢を飛ばすことと、影を移動すること。扱いが難しいな、、、
・・・あ、そういえば浄化、頭の中でこの喰種達が溶けるのをイメージすればいいんだっけか?
えぇ〜っと、、、
ーーー美羽に言われた通り、頭の中で喰種が溶けるイメージをする
「・・・じゃあな、喰種」
ーーー喰種は浄化された
美羽「今度は爆発もさせて、、、想像力豊かね」
零夜「それほどでも、、、」
美羽「にしたって流石に喰種の数が多いわね、、、骨が折れるわ」
零夜「え、大丈夫すか?休憩した方が」
美羽「いえ、大丈夫よ、貴方こそ疲れてないのかしら?」
零夜「俺も別に」
ーー正直いうと普通に疲れたがな。普通に休みてぇよ、、、
美羽「そう、、、」
零夜「・・・・・・・・・・・」
美羽「・・・・・・・・・・・」
零夜「・・・・・・・・・・・」
ーーー2人は黙り込む。赤い空の下、喰種討伐をしながら2人は歩く。そしてこの沈黙を切ったのは
美羽「零夜、ひとつ提案があるわ」
零夜「なんすか?」
美羽「・・・私達も分散しない?」
ーーー意外すぎる提案だった
零夜「え?いやいやいや、俺死にますよ?美羽さんはともかく俺は死にますよ?」
ーーーそう、普通に考えたって昨日来たばかりの能力が上手く扱えている訳でもない元一般人にいきなり1人で行動なんてハードルが高すぎるのだ
美羽「そうかしら?今見てる感じ、1人でも行けそうだけど」
零夜:ーーでも確かに、このまま美羽さんの後ろで戦ってても意味が無いよな、、、なら、、、!
「・・・分かりました」
美羽「そう、ありがとう。なら私はこっち行くわ」
零夜「・・・なら俺はこっちだな」
美羽「・・・死なないでよ」
零夜「ハハッ、どーすかね、、、」
ーーー少し、いやだいぶ不安を掲げつつ2人は別れる
美羽「頑張ってね、、、」
零夜「・・・うっす」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜美羽サイド〜
「さて、零夜と離れたのはいいけど、どうしましょうかね、、、」
ーー零夜は正直強くなりすぎた。だから1人でも大丈夫と思ったけれど、、、うん、きっといけるわよね。・・・いつか私も越されちゃうかもしれないわね〜、、、でもそれはそれで楽しみ
ーーー心の中でこれからのこと、零夜の成長などを楽しみに考えつつ歩く
「さぁーって?そんな事考えてるうちに、喰種達がいらっしゃることで、、、百華よ、、、!散れ!乱残華ッ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜零夜サイド〜
「さて・・・1人か、、、これから俺は生きていけるか?」
ーー美羽さんが強すぎたあまり、結局俺自身の実力は未だあんまり分かっていない。喰種の集団が今来た日にはどうなるか分からない、、、俺はまだ弱いんだ、、、死ぬ覚悟を持って本気で戦おう、、、まぁ、、、1人、、、だもんな、、、
「はて、今からどうするか、、、」
ーーとりあえず、当初の予定通り瑠羅さんを探すか。ホントどこいったんだよあの人
アンノウンだかなんだか知らないけど、追いかける側の気持ちにもなって欲しいものだよほんと、、、
「にしてもここら辺は静かだな、喰種もいなさそうだしありがてぇ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜2人が分散する数分前の瑠羅〜
「っと、かなり遠くまで来たわね〜」
ーーにしてもさっきから飛んできてるのはいいけど、そこら一帯に喰種がゴロゴロといるな
この事態はいったいなんなんだ?
しかも空も異様に赤い
これはなんかの異変と見た方がいいか?
多分その方が説明も着く気がする
それにこんな空も赤くして喰種も大量にいるんだ
何かしらが起きているに違いない
異変ならきっと主犯もいるはず
なら主犯を見つけ次第
殺すか
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜???サイド〜
???「急に集めて悪い。今この地に異常事態が発生している。ウエラ、ファインザ、、、すまないが今から早急に向かってくれないか?」
ウエラ「了解、ちなみにどこで異常事態が?」
???「だいたい“神楽郷”の左寄りだな」
ウエラ「分かりました」
ファインザ「主犯とか分かってるのか?」
???「現段階ではまだ分かってはいない」
ファインザ「そうか、分かった」
???「よろしく頼む」
ウエラ・ファインザ「了解/任せろ!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜零夜サイド〜
ーーとりあえず瑠羅さんを探すためにそこら辺を歩いてはいるが、、、見事に何も無い、、、
喰種もあれから見てないし、何も無いな、、、
ん、、、?
ーーーそこで零夜は1つ、ぽつんと見えるものに気づく
「あれは、、、城、、、か?」
ーー俺はこの辺りの地形について詳しい訳では無い。元から建っていたものなのかもしれない。だが、あの城の辺りから赤い空が濃く見える
「幻覚、、、ってわけでもなさそうだよな」
ーー行くべきか?
いやしかし、生きて帰れるのか?まだ俺は弱いんだぞ?あの城には何があるか分からない。安全安心や強い人がいる保証なんてどこにもない。そんな状態で入って、、、俺は生きて帰れるのか、、、?
・・・いや、このまま歩いてるだけなら行った方がマシか
ーーー覚悟を決める
「怖いが行ってみよう」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜美羽サイド〜
「よし、浄化完了っと」
ーーにしても、さっきから空がずっと赤くなって
何か進展があるといいけど、、、
あと零夜は生きてるわよね?死んでないわよね?
いや、でも零夜も強くはなっている。集団喰種程度負けないでしょう、、、
「そんで、また喰種さんのお出ましですか」
ーーん〜、、、にしては様子がおかしい?しかも一体しかいない、、、
まぁいい、とりあえず殺しましょう
「百華よ、、、!裂け!螺旋扇風華ッ!!」
???「ああ!!待ってください!私は敵じゃないです!」
「ッ!?危ない、、、」
???「お願いします、、、殺さないでください、、、」
「え、えぇ?あの、、、えぇっと〜、、、」