7話・初陣
いやぁ、サボっちまったよ
時間が取れなかったというのはあったけどサボっちまったよ
ごめんなさい!
ーーーー初陣開始!ーーーー
楽しんでいってね〜
璃羅「それじゃあ!試合・・・開始ぃ!」
零夜「・・・せいぜい抗わないとな」
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零夜「じゃあ早速!“影の右腕” 発動!」
美羽「さて、見定めようかしらね」
零夜:ーーまずはこいつがどこまでの代物なのか見てみるか
技は適当にやればいい!
「“影移動”!」
美羽「消えた!?」
零夜「遅い!ふん!」
美羽「後ろ!?」
零夜「もう1発!オラッ!」
美羽「また後ろ!?」
ーーー零夜は1発1発確実に美羽の背後を取り殴る
美羽「考えろ、、、」
ーーさっきから背後を取られている、、、そうだ、相手は影の能力だ。つまりこの場に影があるのは私の影のみ。
なら出現場所は私の影あるところに移動しているんだ。
だったら後はタイミング!
零夜「さらにもういっぱt」
美羽「今!“貫壊”!」
零夜「ぶへぇ!」
ーーー鈍い音と共に零夜は遠くまで飛ばされ肋が数十本折れた
美羽:ーーよし、ヒット!やっぱ後ろ限定みたいね
「ちょっと攻撃が単調すぎるんじゃない?」
零夜:ーーあ〜!待って痛い痛い!生で食らうとこんなやべぇのかよ!軽くアバラ何本かイカれたぞ!!
そんでもってやっぱ見切られるよなぁ。そもそも影って言っても何が出来るんだよ!行動できる場所が少なすぎる!なら影を増やすか!?つか出来んのか?そんなこと、、、出来るんなら大分便利だな。考えても無駄!やるだけ!
「“影作成”!」
ーーー辺り一面が影になった
零夜:ーー・・・いや全部なんの!?
美羽:ーー暗くなった!?
「ほんとに使うの初めて?ってレベルなんだけど?」
零夜「そーなんすかね?俺はまだよく分からないんだけどな」
ーーマージでわからん。ほんとにわからん。全部影になるとは思わねぇだろ普通さぁ!
美羽:ーーさて、ここからどうする?おそらく辺り一面影ということだろう。さっきみたいに後ろからという訳にはいかない。警戒しとかないと
零夜「もうここにいますよー」
美羽「なっ!?いない!?」
零夜「ここですよー」
美羽「今度はこっち!?」
零夜「残念こっちです!ホイっ!」
ーーーまた確実に零夜は美羽に1発1発的確に攻撃する。しかしさっきと違い、辺り一面影なことで零夜の行動幅が広がり有利に近づく
美羽:ーーまだ殴られ蹴られだから耐えていられるけど、これで相手が武器とか持っていたら私はもう死んでたと言ってもいいわね
零夜:ーークッソ!決定打がねぇ!どうやって美羽さんを倒す!?
「次は正面!」
美羽「うぐっ!」
ーーこれは本格的にマズイわね。私の力は‘’破壊”と‘’武器創成”の2つ。でも武器を今作ったところで零夜の影に対応しきれないうちは意味が無い。ならできるか分からないけど、、、
「‘’貫壊・影”!」
ーーー影を伝って零夜に衝撃が当たる。それと同時に辺りの影が消える
零夜「いったァ!?」
ーーーゴンッ!っと頭を地面に打ち付けられる
美羽「あら、上から降ってきた。上から襲おうとするなんてなかなか悪趣味ね」
ーー適当に考えてやってみたけど案外いけるものなのね、、、
零夜「そりゃ、勝負事で綺麗とか気にしてたらすぐ負けるんでね!泥臭く戦いますよ!」
ーーー泥臭くっていうかただただよく分からん状態で頑張って抗ってるだけだけどな!!
美羽「そうね。よく分かってるじゃない」
零夜:ーーと言ったものの今明らかに影通り抜けて攻撃したよな?これからどう勝つんだ?
美羽「さっきまでそっちのターンだったしね。今後は私からいこうかな」
零夜「・・・お手柔らかにお願いますよ」
美羽「それはどうかしらね?」
零夜:ーーこっからは守備、見た感じ美羽さんは物理型な気がするな。遠距離は飛んでこないと仮定して事を進めよう。最悪隙を見て殴る
美羽「はぁ、、、」
ーーー美羽は精神を統一をし、一気に勝負を決める
零夜:ーー・・・来るッ!
美羽「とりあえず脚から失礼するわよ。‘’斬壊”」
零夜「ッ!?‘’影移動”!」
ーーあぶねぇ、急に来t
美羽「遅いわよ。‘’貫壊・影”」
零夜「う゛っ゛」
ーーあーこれは終わった。もう無理だ。クソ、、、初陣にしては良くやったた方なのか、、、?あそこまでダメージあたえたんだぞ、、、初戦闘にしちゃよくやった方だ、、、つかもう意識飛びそう、、、
美羽「勝負ありっね」
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零夜「ん〜、、、ん〜、、、?・・・ファ!?」
美羽「あ、起きたわね」
瑠羅「おっはよ〜!」
零夜「あれ、俺寝てたんすか?」
瑠羅「そうだよ〜!美羽との戦闘が終わったらすぐ気絶した」
ーーーニヤニヤしながらそれを零夜に伝える
零夜「マジすか」
瑠羅「マジマジ!あ、あと傷は治しといたよ〜」
零夜「それはありがとうございます」
美羽「初戦闘どうだったかしら?」
零夜「あ〜、正直まだよく分からないっすね」
美羽「まぁそうよね、でもこれから少しずつ慣れていけばいいわ」
零夜「そうですね。早く美羽さんと同等クラスになれるようにこれから頑張ります!」
瑠羅「おぉ!?良い心がけだぁ〜!偉いぞぉ〜!」
零夜「あ、アハハ〜」
ーーん〜、、、すんごい上から目線
美羽「でも、初陣にしては結構良い動きだったと思うわ。常に押されていたわけだし」
零夜「やっぱまだこの力がよく分からない状態じゃ全然勝てないだろうなぁ〜」
瑠羅「まぁおいおい慣れてけばいいでしょ!」
零夜「っすね」
ーーていうかさっきから上からもの言ってるけど実際瑠羅さんはどれくらい強いんだ?治療メインっぽいしやっぱ戦闘はからっきしか?
「すみません、そういえばなんですけど瑠羅さんってどれくらいt」
ーーーその瞬間、爆音が鳴り響いた。それはこの地にヒビを入れるかのごとく、鼓膜が破れるかのような音で爆音が鳴り響いた
美羽・零夜・瑠羅「なんの音!?/は!?何何!?/何よもう!」
ーーーー今、朽ちる。ーーーー