1話・起きたらベッドが
ーーーー普通の男子高校生の零夜がなんか別世界に飛ばされたとかなんとかーーーーーーー
楽しんでってね〜
???:ーーあーあ、テストの点は悪かったし、親に怒られたし、姉妹は人使い荒いし、彼女なんているわけないし、、、つまんねぇなぁ、、、
ーーーーこいつの名前は“滝原たきはら 零夜れいや”なんて言うか、、、何も無い。年齢は17歳。 性格は興味のあること以外は何もしない究極の面倒くさがり。だがやると決めたことは絶対にやる男。いつも右腕にブレスレットを付けている。後は顔が少し良くて運動も学年で上から数えて5番目には入るだろう。ちなみに部活はバドミントン部。あーあと脳筋。必要な情報はまたいつか言うだろう。何もないって事は無さそうだったーーーー
零夜:ーーあ〜もう8時かぁ、、、飯〜はもういいや。とにかく寝ようそうしよう。明日は休日だ、1週間頑張った俺よ良くやった!
ーーーーーーーーーーーA.M.7時ーーーーーーーーーーーー
ーーー風が吹く
零夜「んあぁ〜、、、ねみぃ〜、、、つかさっむ!?ベッド冷た!?てか硬ぇ!?えぇ!?なんじゃこりゃ!?」
???「あらやっと起きたの?」
零夜「起きたよ、、、これはなんの拷問だよ姉貴、、、」
???「私は貴方の姉になったつもりはございません。」
零夜「頭おかしくなったか?姉k・・・待って誰!?」
ーーー目を擦り、よく見ると自分の姉では無いことに気づく
???「こっちのセリフよ」
零夜「まってほんとに誰だお前!?つかここどこ!?」
???「私の家よ。ていうか勝手に侵入したの貴方でしょう?見たことないわよ、人の家の敷地、しかも地面にうつ伏せで寝てるバカ」
零夜「はぁ!? 俺は気持ちよ〜く自分の部屋の自分のベッドで寝ていただけなんだが!?ていうか、俺地面で寝てたの!?ここ見るからに家だぞ!?」
???「そうよ、邪魔だしとりあえず私の家に持ってきたわ。大変だったわよほんと」
零夜「俺の魅力に引かれて家に連れてきたのか!」
???「・・・・?」
零夜「いや、“何お前頭いかれてんの?”見たいな顔しないで貰えるかな!? 」
???「だって実際そうじゃない」
零夜「誰が全教科赤点の顔面偏差値も最下層人生負け組モンスターじゃ!」
???「そこまで言ってないし思ってもないのだけど?というかはやく名乗ってもらえる?私はいつ貴方に攻撃されるか分からないんだけど」
零夜「はぁ?攻撃!?出来るかぁ!俺はそんなことするようなやつじゃねぇよ!」
???「ふーん、ホントかしら?」
零夜「ほんとだよ!」
???「そう。とりあえず早く名前を」
零夜「そうだったな。ん゛ん゛ん 俺の名前は滝原 零夜 普通の男子高校生だ。趣味はゲーム。彼女はいた事ない。兄弟は姉と妹と、、、兄の俺の4人だ。高校はだいたい偏差値50くらいの普通高だろうか?部活はバド部で一応全国大会にも出場経験がある。あとは〜、、、」
???「分かった!もういいから」
零夜「なんだよせっかく俺の完璧な自己紹介だってのに」
???「長いわよ、こんなの寝ちゃうわ」
零夜「人のことを急に犯罪者みたいな扱いして急に名前明かせだの。お前どんなお嬢様だよ。んで?お前は誰なんだよ」
???「うるさいわよ。私の名前は“神月かなづき 美羽みう”よ適当に美羽とでも読んでちょうだい」
零夜「へいへい。まぁひとまずはよろしくと言ったところか?よろしく美羽さん」
美羽「そうね。よろしく、変なことしたらすぐ殺すから覚悟しときなさい」
零夜「ひえぇ〜殺意が高いこと、、、俺何もしてないじゃないかぁ、、、」
美羽「何かしら?」
零夜「いえ!何も!」
美羽「あっそ、ならいいわ」
零夜「んで?とりあえずここはどこなんすか」
美羽「だから私の家ですって」
零夜「それは分かったけど、ほら!何県とか何市とかあるじゃないか!」
美羽「・・・?ケン?シ?、、、あ〜なるほど」
零夜「・・・なんだよ」
美羽「ここは私の家で一人よ。とりあえずそのさっきからずっと手に持ってるスマホのマップを開いて外に出てみなさい」
零夜「はぁ?はぁ、、、一体なんなんだよ」
ーーーガラガラっと神月家の扉を開ける
零夜「マップに無い場所!?はぁ!?」
美羽「やっぱりあなたは違う世界から来た人ね」
零夜「おいどういうことだよ!てかマジでここどこなんだよ!」
美羽「まぁ慌てるのも無理ないわ、多分あなたがいた所とは別の世界ね」
零夜「は、はぁ?マジでどういうことだよ」
美羽「そうね、、、ここは“光郷真零みさとしんれい”よ」
零夜「は?・・・どこ?」