童貞よ、永遠に 蛇足
いつも読んでいただきありがとうございます。
こちらはうまく物語に組み込めなかった部分です。
その上、短いものになりますので、タイトルが蛇足となっています。
ヒーロー局本部長殿
ヒーロー運用に係る報告
回復ヒーローの運用について
ヒーロー局本部ヒーロー運用課●●●●
今日、統計情報から献身的な者が回復ヒーローに覚醒することが多いとされている。
回復技は大きく体力を使う。身の丈に合わない技であればさらにそうである。
また、回復ヒーローの一部は怪人等とは直接戦えないことから、自己犠牲の精神で必要以上の力を込めて、ヒーローを回復させようとする。
その結果、突然死、つまり自主的な過労死となるケースが散見される。
事例
能力的にはDランク相当の回復ヒーローがあらゆる手を尽くしてAランク相当の回復技を行使する。
あらゆる手とは、本来は医療用カプセルの外から行使する技を、患部を直接触って行使したり、臓器を元の位置に戻そうと手で直接移動させる方法、触媒に自分の血液をかける等が挙げられる。
これらの行為については回復技の空気抵抗を限りなく減らし、回復技を1つ上のランク程度に向上させるものである。
また、通常の回復技より高めた力で回復させることで、さらに1ランク上の効果を挙げられる。
この行為が回復ヒーローの寿命に多大な影響を与える結果になっている。
副作用等
上記事例の場合、無理矢理に底上げした力を行使したことによって、回復ヒーローの体力、精神力を著しく消耗する。
改善策
回復ヒーローが次の回復技行使までの時間を物理的に伸ばす。
改善事例
転送ヒーローとのペアを解消させ、各種機関のヘリコプターもしくは車両へ再配置する。
結果、約8割の回復ヒーローが体調回復の兆しが見られうち、約5割の回復ヒーローは体調の回復が認められた。
失敗例
上記改善策を講じたものであるが、一名の回復ヒーローは出動数の減少から罪悪感を感じ、さらに力を込めて回復させるなどの行為により、消耗の結果、突然死したもの。
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