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200文字小説

何もない部屋で

作者: 小野 友里恵

 私は白い小さな小部屋みたいな場所(ところ)にいる。


 しかし、周りを見回しても何もモノがないから何もやることがない。

 私が元気よく「おーい!」と呼んでも誰もいないから返事がない。


 調理器具や食べ物があれば、簡単な料理を作ることができる。

 誰かが近くにいれば、寂しくないし、困った時は助けてくれる。


 残念ながら、ここには何もモノがなく、誰も人がいない。


 私は寂しくなって部屋の隅で体育座りをして静かに泣き始めていた。

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― 新着の感想 ―
[一言] まるで、ここ(なろう)の事を言っているみたい…。 もっと言えば、ネットの世界の実態のない手探りで上辺だけの交流に疲れてしまった感じ…。 違うか(^_^;) こういうメッセージ性のあるものは…
[良い点] 話の終わり方が好きです。 短さが何もない部屋を表現しているようです。
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