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だれかのためのうた

作者: 未歩


空には鳥を、道端には花を、唇には唄を、あなたには愛を、


-そして僕には、



ふと浮かんだ旋律 口ずさんで

ふと浮かんだ言葉 旋律にのせて

君に聞こえるように歌うよ

この声が 君の元に届くように


例えばほら 面と向かってなんて照れくさい

だから僕は歌うよ 君に聞こえるように 伝わるように


窓を開けてご覧よ 空が広がる

そこには何もないでしょう

境界線とか 世界を隔てる壁だとか

ねえ 僕らは繋がっているんだよ


空を羽ばたく鳥も 季節を彩る花も

昇ってくる朝日も 沈みゆく夕陽も

全ての景色を歌にして

君に届けてあげたいの


だから 涙を拭いて

前を向いて その一歩踏み出して

僕が手を引いたんじゃ 意味がないんだよ

ただ 僕は待ってるから


誰にだって 分からない

正しい答えとか 正確な未来とか

誰もが手探りで 暗闇の中を

だけどそれでも 進んでいくんだ


疲れたのなら 休めばいい

苦しいのなら 泣けばいい

楽しいのなら 笑えばいい

自分にだけは 嘘つかないで


さあ 君に届くように歌おう


空には鳥を 道端には花を

唇には唄を あなたには愛を


僕には声を ただ声を下さい

君に伝わるように 伝えられるように

君が 前を向けるように





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