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Meta Hack Flow  作者: hiroumi


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レジェンド

MC「さぁ今回は強豪揃いだ!ふだん見かけない上位ランク(上・中・下)の上が2組も来ている!そこにルーキーの『Lv.BEYONDER』と『UNIT-8』が挑む!」


ネオグライド、次の試合をMCが盛り上げる。酒場では大賑(おおにぎ)わいだ。闇賭博のオッズが跳ね上がった。


もちろん、証券会社を通じて世界中の富豪たちも大金を賭けている。新たに金融商品に追加されたバイナリーオプションに資金が集まった。


チームごとに勝ち負けを選んでBETできる。予想通りに当たれば賭けた金額の3倍の払い戻しがあるが、ハズレたら全額没収される投機だ。




――― 『Lv.BEYONDER』スタート地点 ―――


ノア「なんか声援がいつもの倍ぐらいあるよ」


割れんばかりの歓声が聞こえる。


ファン「これは証券会社とネオグライドの運営側の作為を感じるな」(笑)


アントン「同感です。いくらなんでも中堅の我々がレジェンドと戦うんですか?」


アントンは突拍子もない出来事が起きたような、そんな気がした。


レナータ「望むところよ」


どうせ戦うなら勝ちたい、負けず嫌いのレナータに気合が入る。




――― 『UNIT-8』スタート地点 ―――


フロラン「上位ランクのトップが2組・・・面白い♪クックック」


アイテム欄のNeon Coreを使いたくてフロランはウズウズしていた。


ピム「スゴイですね!龍重機がいる。あの伝説の・・・」


『龍重機』、多くのプレイヤーはドラゴンマシナリーと呼んでいる。ネオグライドで1、2を争う実力者だ。


ノエル「もう1組がSaber Strikeだと・・・?ふざけてんのか」


『Saber Strike』、こちらも上位の上にいるプレイヤーたちだ。手強(てごわ)い。


セシル「これは相当キビシイぞ」


この戦いでひとりでも倒せば、賞金は10万ドルはくだらない。前にも増して賞金が高くなっていた。



フィールド『カー・グレイヴヤード』


いよいよ戦いが始まる。


フィールド説明のテロップが消えカウントダウンが始まる『3、2、1、GO!』スタートの合図と同時に一斉に走り出した。


車のスクラップが山積みになっている。それがいくつもある。その山を左へ右へかわしながら前進する。


どのチームも通信はライブだ。ハンドサインやアイコンタクトでは勝てない。一瞬の隙が命取りになる。


フロラン「ノエル、悪いが前線に行ってくれ。オレもすぐに行く」


ノエル「了解(ラジャー)


アイテム欄からNeon Coreを選択する。『・・・Neon Dust使用者ですね。起動しますか?』


「ああ」


球は強い光を放ちながら、フロランの手に融合してゆく。


「おお!来たぞ」


全身から力が湧いてくる。持っている力がブーストされ、武者震いした。


「最初からトップ・オブ・ザ・トップを狙うぞ!」


フロランは『龍重機』に狙いを定めた。フィールドの中央に駆け出していく。


『龍重機』のユーリューを見つけて接近する。手に持っているのは盾とサブマシンガンだ。


ものすごい勢いで接近してくるフロランを警戒して、ユーリューは盾で身を隠しながらサブマシンガンを撃って、そのまま後退していく。


「なんだ?強そうには見えないが・・・」


フロランの気が緩んだ一瞬、目の前を弾が横切った。イーチェンが300m後方から狙撃したのだ。


「あぶねー!今のは一発アウトだったぜ」


フロランの動体視力、反射能力がブーストされている。間一髪かわした。


イーチェン「おかしい、当たらなかった」


車の陰から飛び出してきたフェイロンとウンランがフロランを挟み撃ちにする。そこにピムが加勢してショットガンをフェイロンに撃ち放った。


フェイロンは盾に身を隠して引き下がる。ウンランも同時に車の陰に隠れた。ピムが深追いする。


車の陰にはユーリューとフェイロンが盾を横に重ねて待っていた。


「あっ・・・!」


ピムが反射的に撃ったショットガンはふたりが重ねた盾に(はば)まれた。腕よりも少し広い大きさの盾が壁のように感じた。

そして、ふたりが持つ武器、サブマシンガンとマグナムを同時に喰らってしまった。


静かにピムは姿を消した。


「クソッ!やられたか」フロランが悔しがる。


一旦、引き下がりノエルとセシルに前線に来るように命じた。


了解(ラジャー)



一方、『Lv.BEYONDER』は『Saber Strike』と戦っていた。


ノアとレナータがフィールドの前線でボビーと遭遇すると、ふたり掛かりで倒しにいく。


車の陰に隠れたボビーは閃光弾(フラッシュバン)を放った。ふたりは腕で目元を隠して後退する。車の陰に隠れて光が薄れるのを待った。


ボビーがノアたちに近づくのをスコープから照準を合わせているのはファンだ。閃光弾(フラッシュバン)でボビーの姿はほとんど見えないが勘でその近辺を撃って予防線を張る。


ノア「レナータ、一旦、後退だ」


レナータ「ええ、わかったわ」


素早くふたりはその場を離れた。一瞬のタイミングの違いでノアたちがいた場所にレーザー光が走った。車は真っ二つだ。


アントン「レ・・・レーザー銃!?」


ファン「ノア、レナータ、『Saber Strike』の誰かがレーザー銃を使ったぞ!気をつけろ」


中堅クラスには、上位の上の2組は驚異的な強さだった。


https://note.com/hiroumimetavarse/n/n315c212894e8?app_launch=false


画像はnoteに置いています。

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