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1話 異世界転生

前回の夢の話・・・今回全く触れません!

わたしは何やってるんですかね・・・

クゥ~ン(どうしてこうなった)

草原からほど近い森の中に1匹の生まれたての狼の情けない声が響いた・・・



時は巻き戻って現代日本。

「ふぁ~」

自転車をこぎながらあくびをする一人の男子中学生がいた。

そう!!彼こそは白髪のせいで幼稚園時代からいじめられ続けているかわいそうな白狼(しろかみ)(こころ)きゅんなのである!

(ちょ、おま、なんて紹介してくれてんだよ!?白髪なのはいいけどいじめられてることは言わなくていいだろうよ!?)

まあ?そうだけど?けど心きゅん言ってたじゃないか『はあ、次のクラスで友達出来たらいいなぁ』って。

(はぁぁ?なんでそんなこと言うんだよ!?私がボッチみたいじゃないか!?)

まあ実際ボッチなんだしいいじゃないか

(ボッチじゃねえよ、ネットにはたくさんいるしお前だっているじゃないか)

それをボッチだった言うんだよ?しかもはたから聞いたらリア友がイマジナリーフレンドしかいないかわいそうな奴じゃないか…まあ実際かわいそうな奴だけどね☆

(ね☆じゃねえよ!?ご丁寧に『☆』までつけやがって。ふざけんじゃ・・・)

おい心、早くとまれ!

(え?なんで?)

左からトラックが…!


ガッシャァン!


(え?何が起こって…)



ーーーーーーーーーー


【ペロペロペロ】

(うぅ~ん)

【ペロペロペロ】

(くすぐったいなぁ)

【ペロペロペロ】

(うっとうしいな)

【ペロペロペロ】

キュァー キュァー!(しゃらくせえ!)

・ ・ ・ ・ ・ ・

(ふぁ?え?ど、どうゆうことだよ?なんで私の口からあんな癒されるようなかわいい声が出てくるんだよ?)

あぁ~それがな、言いにくいんだけどよぉ

(…なんだよ?)

心きゅんな、転生したんだわ・・・

(え?テ ン セ イ ?)

まあそうなるわな、一回死んだ・・・

(いっっほぉぉぉおい!)

喜ぶんだ…あ、そういえば心きゅんってそんな思考回路してたよね…

(当たり前だろ?あんなくそみたいなところから解放されただけじゃなく転生だなんて、なろう小説を読んでるヒッキーなら喜ばないわけがない!いやぁ、転生かぁ、どんなことしようかな?チートはあるのかな?俺Thueeeeeee!できんのかな?)

あぁ、それについてなんだが、いい情報と悪い情報がある。しかもそれぞれいくつかな。

(あ、そうなの?)

あぁ、どっちから聞きたい?

(じゃあいいほうからで)

よし分かった。まず一つ目、ここは心きゅんが望んでいる通りの剣と魔法の世界、しかも中世ぐらいの文明力だ。

(ほほぅ、つまりは異世界転生というやつですな?)

ああそうだ。

(で、二つ目は?)

二つ目は、心きゅんにはチート能力がある。

(ほうほう、具体的にはどんな?)

まず鑑定、ただしスキルレベルを上げないと使いものにならない。

(ほうほう、そこは最初からチートじゃないのね。)

まあ、このスキルを持っていること自体稀有なことなんだが。

そして二つ目は言語理解。これは今はまだ自分の種族の言語しか使えないが、最終的には動物の大半としゃべれるようになる。ただし自我のない奴にはきかんがな。

(ほうほう、これは後回しでいいかな?)

そして、最後のチートは…

(チートは…?)

この俺ちんさ☆

(は?何言ってんだこいつ)

うわぁ辛辣ぅ。泣いちゃうぞ?泣いちゃおっかな?うわぁぁぁん、チラ

(はぁ、で詳細は?)

よくぞ聞いてくれました。なんか俺ちんユニークスキル『イマジナリーフレンズ』っていうスキルみたいでね、これで名実ともに心きゅんはイマジナリーフレンド持ちになったというわけだね☆

(はあぁぁぁぁ!?なんてもんつけてくれたんだよぉ、本当に痛い奴になっちまったじゃねえかぁ…)

まあまあ、『イマジナリーフレンズ』は、我ながらすごいスキルなんだぜ?なんたってある程度のことまでならなんでも知っていて、スキルや魔法の補助に加え、取得経験値と魔力量が二倍になって、俺ちんと話せるんだから、ユニークスキルのなかでも破格の性能だよ?

(うぅぅ、ほんとに?)

ほんとほんと、それに俺ちんが心きゅんに嘘つくわけないじゃん☆【まぁさっきの反応はめっちゃ面白かったけど】

(絶対面白がってるだろ)

い、いやいやいや、き、気のせいだヨ。そ、それはさておき次は悪い知らせだ。

(話そらせたな?)

い、いやまさかそんな・・・

(まあいいか…で、悪い知らせは?)

まず一つ目だ。わかっちゃいると思うが心きゅんは一度死んだ。だからもう元の世界に行くことは不可能と言って過言じゃない。まあ、神になれば行けるが。

(神?)

あぁ、心きゅんを転生させた奴も神だな。

(へぇ、で?)

まあ食いつかねえとは思っていたけどよ。

(当たり前だろ?誰だ好き好んであんな世界に帰るもんか。)

そんなもんだと思ったよ。

ほんじゃあ二つ目だ。

(うんうん)

とりあえず『ステータスオープン』と念じてみてくれ。

(ん?こうでいいのか?『ステータス』オープン!)


ーステータスー


名前:unknow(白狼 心) 0歳

種族:ホワイトウルフ ♀

レベル:1

称号:転生者 赤ん坊


スキル:イマジナリーフレンズ (ユニーク)

鑑定 (レア)

言語理解(パーフェクト) (エクストラ)

ステータス(スタンダード)


ーーーーーーーーーー


(うぉぉお、すげぇ。スキルの名前の横にあるかっこがレア度かぁ、思ったよりしっかりしてんだな。)

あたぼうよ、なんたってステータスのレア度は (スタンダード) 。すべての動物が持っているものなのだ!

(すごいけどなんでお前は誇らしそうにしてんだよ…まあ次だ、称号のとこにある『赤ん坊』ってのは?)

あぁそれか、それはな、すべてのステータスが20分の1になるってやつだな。

(へ~、じゃあ『転生者』ってのは?)

それは一つのユニークスキルと鑑定、言語理解(パーフェクト)を授ける奴だな。

(おお~すごいな転生者。まあそれはいいとして、見間違いかな?『種族:ホワイトウルフ ♀』って。)

あぁ、見間違いじゃないぞ。これが悪い知らせの二つ目だ。

(え?私狼なの?)

そうだぞ。

(じゃあ、私の息子君は?)

もちろんいないぞ。

(え?マジ?)

まぁ、強く生きろよ?

(うっうぅっ)


クゥ~ン(どうしてこうなった…)

読んでいただきありがとうございます!

ご感想ら誤字訂正などがあればぜひぜひこの私に遠慮なく送り付けてください。そしたら私の励みになるんでね☆

さて、次話も来週の同じ時間に出そうと思ってますがあくまで予定は未定ですからね!早く出すことはないと思いますが・・・

まあ、次話も楽しんでくれたら幸いです。ではまた来週☆

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