表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/89

*

「秋山、資料できてるか?」

「まだです。」


「早くしろよ。」

「うるさいですね。自分が忘れていたものを朝一で渡してきて昼までにやれとか、鬼ですか。」


「忘れていたわけじゃない。優先順位が低かっただけだ。秋山ならできるだろ。」

「はいはい、ちょっと黙っててください。」


こんな感じですごく雑だし、私の扱いも雑。

雑すぎて最初は私も少し傷ついたりした。

でも、上司だけど歳が近いということもあって何か吹っ切れて、強気で行くことに決めた。

私も彼を雑に扱うことで今のところ上手く仕事は回っている。


しかも彼は、私の負けず嫌いな上に褒められると伸びるという性格を見抜いたのか、わざと煽っては私の処理能力を上げてくる。

めちゃくちゃいやらしい。

そしてそれに乗せられてしまう自分が悔しい。


そんな私たちの仕事ぶりを見て、課長が「さすが秋山さん」と褒めてくれたので、仏を崇める私としては心癒され頑張れている。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ツギクルバナー
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ