表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/5

死神との出会い

私は宮中未来。生まれつき病弱で、ずーっと入院している。

「はぁー・・・。暇・・ゴホッゴホッ、だなぁー・・」

私はベットに寝ている生活が飽きてきた。

なんだか体は重いし、せきは出るし・・・。どうなってるんだろ・・・私の体・・・。もうすぐ死んじゃうのかな・・・。はぁ・・・。やだな・・・。

「はぁい。未来ちゃんもう消灯の時間よー」

「はーい。看護婦さんおやすみなさい」

「おやすみー」

看護婦さんは病室の電気をけして、どこかへ行ってしまった。

寝るのが怖い・・・。このまま一生眠ってしまう気がする・・・。

ピカッ

病室の窓が光った。

「え・・?何?!」

私は飛び起きた。

すると、光から人が出てきた。

「おっす!ありゃ〜?まだ起きてんのかぁ??夜更かしは肌に悪いぜ」

「だ・・・誰・・・?」

「俺?俺は死神のキッシュ」

「死・・・神?」

「おう」

「そっか・・・。私をむかえに来たんだ・・・」

なんだか涙が出てきた。

「お前・・・死にたくないのか?」

「死ぬのが怖いだけだよ」

キッシュは一瞬下を向いたが、

「お前の寿命はあと一ヶ月!人生を楽しめー!!!」

キッシュはウインクをした。

私は心臓が ドクンッ と動いた。

「うん・・・。ありがとう」

私は久しぶりに笑顔になった。

これからたった一ヶ月の人生が始まる。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ