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セスナ・エア・シーク  作者: satoh ame
Ⅵ Land - ランド
13/17

Ⅵ-2 ヘイゼル


 ――マニュアル、出てきてくれ。

 薄暗い室内。壁に取りつけられたモニタ群は休眠している。

 ひいらぎは、片っ端からファイルロッカーを捜索した。

 映像記録室へ辿り着いたものの、機材の扱い方がわからない。

「ラギ、これだわ!」

 分厚いファイルを抱えたカレンが駆け寄って来る。

 彼女はそれを側のデスクに置いた。そして、勝手に拝借したらしい付箋とマーカーを並べる。

「ありがとう。助かるよ」

 参考書みたいにいくつか印をつけ、マニュアルを片手にメインコンピュータへ移動する。

 書かれている通りに電源を点けた。

 ――動か、ない……。

 辛すぎて笑顔になりかけたが、一瞬の間を空け、小さな光が灯り始める。

「上手くいったわね!」

 壁面を覆うモニタのすべてに映像が入った。案の定、ターミナル内のセキュリティカメラは機能している。

 カレンが僅かに身を乗り出し、画面を見つめながら言う。

「上2列が、3階から展望フロアまで。その下の6列はターミナルの1階と2階だわ。……切り替えないと他のエリアは映らないみたいね。調べてみましょう」

 彼女は真剣な指でマニュアルを捲り始める。

 期待していたが、人質の姿は映し出されていなかった。閑散とした通路やロビーに用はない。

 とにかく今は、ゲート04のウェイティングルームがどうなっているかを知りたい。

 急げ早くと感情が先走る。

 奴らは殺しに躊躇がない。先刻の虐殺跡を見て思い知らされた。こちらが反撃を試みれば『venomベノム』は沸き立ち、人質にさえ容赦はしないだろう。


 親切なマニュアルに助けられ、基本的な操作の手順は把握できた。

 ゲート04内部のカメラにアクセスしようと顔を上げた刹那、モニタのひとつに不審な人影が。

 2Fの通路だ。『venom』と思われる帽子キャップの者たちに、CAの制服を着た人物が連行されている。

 見覚えのある後ろ姿。

「あっ」

 画面越しの状況を受け止めきれず、音を立てて全身の血が降下していく。

はな……っ」カレンが口元を覆い、震える声で呟いた。「ラギ、花がっ!」

 敵は彼女をどこへ連れて行くつもりなのか。

 ――まさか、見せしめに……。

 ここから走れば間に合うだろうか。

 冷静な判断などできるはずがない。

 花を救出しなければ。彼女を殺されるわけにはいかない。

 隣でカレンが、弾かれたように扉の方へ顔を向けた。

「足音が聴こえる……。誰か来るわ!」

 この場を遣り過ごさなければデッドエンドだ。

 入り組んだ専門区域にまで偵察が来るとは思っていなかった。

 機材の電源を落とし、カレンの腕を引いてデスクの陰に身を隠す。

 少しずつ、けれど確実に追い詰められている。

「花を、どうするつもりかしら」

 泣き出しそうなカレンが混線し、複雑なフラストレーションと絡み合っているように見えた。

 銃を握る彼女の手が、退行する暗闇の中で、これ以上ないくらいに白く色を失っている。

 ――だけど、ここで反撃するのはまずい。

 こちらが『venom』を死に至らしめたと伝達されれば、花は確実に殺されるだろう。

 報復への熱意が規格外だ。

 見つかってしまったら、大人しく捕まるしかないのか。それでも花が無傷で解放される保証はない。

 趣味の悪い駆け引き。

 招待された側が不利なのは、仕方がないとわかっているけれど。



 エレベータの到着を待つ間、花は傀儡のようなふたりの男に話しかけてみた。

「展望フロアに何かあるの?」

 大方、高所から周囲の状況を視察するつもりだろう。

 セントラルApの占拠は、すでに周知の事実だ。ポリスは特殊部隊と連携し、おそらく今も突入の機会を窺っている。万が一にも狙撃されないよう、『venom』は牽制の意味で人質をパーティに加えたらしい。

 奴らは初め、私服姿の少女に目をつけたが、自分を連れて行くようにと、CAの魅力的な存在感をアピールした。

 乗客を傷つけられずに済んだので、結果はこれでよかったと思う。

 ゲート04を出た辺りで奪われかけたセルラは、近くのダストボックスに放り込んでしまった。連絡手段を断たれたが、敵の手に渡るよりはましだ。

「あたし、疲れたから休んでいいかしら。どうせくだらない用事でしょ? 急ぐ必要ないじゃない」

 無作法な振る舞いの封印を解き、壁際に屈み込んで敵を見上げる。

「不満そうね。演技でも、怯えたりしてあげた方が喜んでいただけたかしら。……最初に指示を出さなかったあなたたちが悪いのよ」

 帽子キャップに隠された敵の目が鋭利な光を帯びたのがわかった。

 ――単純ね。

 さりげなく階数表示を確認する。エレベータが到着するまでに、あまり猶予がない。

「立て」と青年風の低い声。

「嫌よ。疲れたって言ったじゃない。聞こえなかった?」

 予測した通り、乱暴に腕を掴み上げられたので、視線で蔑みながら振り払った。

「卑怯な罪人のくせに、気安く触らないで!」

 殴られると確信した瞬間、わざと唇を噛んだ。

「ッ!?」

 衝撃の後を追うように、熱を持った痛みが内側から突き抜ける。

「…………、気が済んだ? 生意気な女を思い切り殴って……」

 口の端から零れた血が、首を伝って襟元のスカーフに染みていく。

「やだ、大変だわ。制服汚すと叱られるのに」

 血液を拭った指を握り合わせ、眉を寄せる。

「ねえ、ハンカチ持ってない?」

 ノーリアクションだ。差し出されると逆に困る。

 こうするしかないわね、と息を吐いて、べたついた指先を観葉植物の葉にこすりつけた。

 自然さを装うため、壁にも同じことをする。

「殺人現場みたい。新しいアートよ」

 エレベータの扉が開く。

「歩け。早くしろ」

「無理。あなたが殴ったせいだって自分で気づいて」

 ふらついたふりをして、もう一度壁に身を寄せた。

「貧血で倒れそう。……最悪」

「黙れッ!」

「命令する前に謝って」

 目の不自由な方への案内を横目で確認し、血のついた指先で触れる。

 本命はこちらだ。

『S O S T O P』。

 これで伝わるだろうか。

 他の誰が見ても、内容と意図を読み解かれることはないはずだ。

 ――意外と役に立つじゃない。

 ジャックされる直前、異変に気づいて機内のベッドルームに避難させた点字フレンドは今、どこにいるのか。いつも一緒にいた副作用で、姿が見えないと不安になる。

 ――ヤスパー、無事なの……?



 いざというときは撃つしかない。

 柊は、デスクの陰から敵の動向を窺う。

 規則的な靴音が嫌なタイミングで止まった。この部屋だ。中を調べるつもりか。

 しかし室内へは、IDがなければ入れない。

 ――ここで静かにしてれば見つ、ッ!!

 油断を嘲笑う発砲音。一瞬でドアの強化ガラスが吹き飛んだ。

 小銃ではない。見なくてもわかる。奴が手にしているのはショットガンかライフルだ。

 重い振動の余韻。

 緊張が、痺れのように全身を縛る。

 僅かにでも判断を誤れば、ふたりともここで死ぬことになるだろう。

 カレンは耳を塞いで肩を震わせている。

 ――彼女だけでも……。

 敵は、床に散ったドアの破片を踏みながら、映像記録室を偵察し始めた。

 このまま見つかるのか。

 殺される覚悟と殺す覚悟を決めなければならない。

 初めて抗戦の意志で銃のセーフティを外した。

 ――自分とお別れする準備はできてるけど、でも……。

 カレンの横顔を見た途端、彼女を裏切るような真似はできないと思った。

 ダブルではなくシングルバインドだ。

 不意にデジタルな雑音が響き、手を伸ばせば届く距離で『venom』が立ち止まる。

 気づかれるのを怖れて、吸った酸素を吐き出すことができない。

 ノイズとともに、通信機器から『7人いたはずだ』と音声が聞こえた。

 自分たちを捜しているのかと錯覚したが、フライトメンバーは6人。何かがおかしい。

 カレンも不自然に感じたようだ。

 音を立てずに視線を交わす。

「どこに逃げたんだ、ポリのルーザー共。必ず見つけ出してリーダーに引き渡せ」

 血の檻に囚われた怖ろしい光景が浮かぶ。

 通路の奥で死んでいたのは5人。

 あの警察部隊に、ふたり生き残りがいるということか。

 男はさらりと辺りを見回し、通路へ戻って行った。

 奴が口ずさんでいるのか、悲しいレクイエムのような歌が暗い館内に漂っている。

 いつ引き返してくるかわからない以上、もうコンピュータは起動できない。モニタ計画は続行不可能だ。

「カレン、ケガは?」声を潜めて問いかける。

 ドアのガラス片が広範囲に散っていて、床は危険だ。

「してないわ。ラギも平気?」

 浅く頷いた。

 胸を打つ激しい鼓動が鎮静していく。一応、意識の消失は免れた。

 ――あの『ドサッ』ていう失神音……。

 あれで自滅しなくて本当によかった。

 そのような展開になれば、巻き添えになったカレンも心が壊れるだろう。

 それより、花の行方が気懸かりだ。ゲート04の人質についても、まだ一切の情報が得られていない。

 悔しさは残るが、ここを諦めて、一旦シークレットパッセージへ戻るべきだ。作戦と行動を立て直したい。

「カレン、行こう」

「待って」

 彼女は胸のポケットからセルラを取り出した。小さな光が点滅している。

 液晶画面を見て、カレンが目を丸くした。

「ヤスパーだわ……!」



 これは明らかに、制限時間ありのミッションだ。

 ヤスパーは手の甲で額の汗を拭う。

「わかった。ありがと。カレンもラギも気をつけて」

 仲間の生存を知って安堵した反動なのか、通話を切った途端に心細くなる。

 無音の館内は不気味としか言いようがなく、ギャレーから持ち出した機内食用のナイフを、気がつけばメスと同じ形で握っていた。

『LIMIT』とラベルのついた瓶の底で焦る自分に、多量の砂が注ぎ込まれている。

 ――けっこうピンチだよね……。

 離陸直前のフライト機は敵の支配下。乗員乗客が人質として、現在も身柄を拘束されている。考えたくはないけれど、すでに犠牲者が出てしまったかもしれない。

 パイロット用に特別配合された責任が重くしかかる。

 柊とカレンは話ができたが、ディオンとセーラの消息は不明のままだ。

 この先、フライトメンバー全員で無事に合流できるのだろうか。


 ゲート04占拠の後、見張りの包囲をかい潜り、コクピットから機外へ降りた。すぐに連絡したが、花のセルラは応答がなく、縋るような想いでカレンに転信した。

 彼女と柊が、映像記録室で遠隔的敵情視察を試みていたと聞いて驚いている。管制の指示で他のApへ向かい、本来セントラルには戻っていないはずだ。

 詳しいことは謎だが、あのピュアなふたりまでもが、この館内で死の危険に晒されている。

 賭け事はよくないけれど、『柊の責任感が仇となった』に、ビジネスクラスのチケットと稀少な葡萄酒を1本。

 先ほどカレンから、花は『venom』に連れて行かれたことが直ちに伝言された。しかし、出発ロビー付近の通路を歩いていたという以外に情報はない。

 花を殺さないでくれと切に願う。

 ときおり発揮される彼女の判断は機械より速い。

 サイレンが鳴り響く混乱の中、仮眠用のベッドルームに押し込まれた。

 フライト中の乗員しか使用せず、一見してわかりにくい位置にあるので、敵の目が届かないと読んだのだろう。

『安全が確認されるまで絶対に出て来ないで』と命じられ、返事をする間もなく花が扉を閉めた。

 結果、ひとりだけ逃げおおせてしまった。

 今もまだ、着陸ポイントの見えない事態に混乱している。

 仲間と乗客。どちらを失くしても日常へは戻れない。自然治癒も、時間による解決も幻想だ。

 あれほど人の生死に胸を締めつけられ、顔を覆って後ずさっていた自分が、怖ろしい力を得て走り出そうとしている。

 ――このナイフ一本で戦うしかない。

 生命を断ち切ることのできる箇所。深さ。角度。

 かつて医学生として習得したそのすべてを、鮮やかに蘇らせる。


 花の救出に取りかかるまでは、敵との遭遇を避けるべきだ。

 連戦には耐えられないだろう。確実にられる。

 ――ぼくに何かあったらみんなショック受けるよね。あのフレンドリーなヤスパーが死ぬなんて……、みたいな。

 置かれている状況が危なすぎて笑えない。

 ゲート04近くの細い通路に潜み、呼吸を整えながら周囲を窺った。

 遠くに巡回と思しき敵の背中がちらつく。

 しかし花は見当たらない。

 行く先を決めかねて視線を巡らせた刹那、視野の端に動くものを捉えた。

「えっ……」

 通り過ぎた意識を戻す。

 エレベータの階数表示パネルが、信号のように白く光を発していた。

 上へ向かっている。

 最上の展望フロアが14階。ここは2階だ。

 目を凝らすと、エレベータ付近の壁に黒ずんだ染みが浮かんでいることに気づいた。

 駆け寄って確かめると、やはり血液だ。まだ乾いていない。

 花が傷を負わされたのか。

 パニックになりかけたとき、呼び出しボタン横に取りつけられた点字プレートに目が留まった。

 いくつかに血の跡がある。花が残したものに間違いないだろう。

 血糊のせいで点の位置がよく見えない。なので、指先で読み取った。

 ――『SO STOP』……?

 不自然な文に首を傾げる。

 次の瞬間、撃ち抜かれるような衝撃に戦慄した。

 ――『SOS(助けて) TOP(最上階)』だ。


 頭に直接アルコールを流し込まれたみたいに、理想的な現実と、拒絶したい現実の境界線が霞んでいる。

 だから今、制服の上着で指紋が削れるほど汗を拭いて、食事用の素敵なナイフを握り直した。

 やがてエレベータが最上階のひとつ前で停まり、扉が隙間を空ける。

 何者かが、引き攣れた声で「誰だ」と呟いた。この期に及んで不審者扱いとは。

 ――ここ、ぼくたちの職場ターミナルなんだけどね。

 今だ。

 ドアが開き切るのを待たずに攻め込む。

 花の姿を認め、素早く利き腕側の男を刺した。

 寸分の狂いなく、狙った骨の継ぎ目にナイフが埋もれる。

 死線を越えた敵の身体が壁に当たり、鈍い振動で箱が揺れる。

 花が短く悲鳴を上げた。

 僅かにも止まらず、こちらに銃を向けたもうひとりを刺す。

「彼女は返して貰う。ぼくの機の乗務員だ」

 あらゆるものに見離され、『venom』の男は壊れた操り人形のように頽れた。

 それを見下ろし、肩で荒く息をする。

 攻撃は、このふた手間で終わりだ。朝のヘアセットより少ないモーション。

 血に濡れたナイフが微かに震え、手の中で急速に冷えていく。

「どうしよう。困ったな」

 人を、殺してしまった。

 靴に触れるほど近くで、帽子キャップとバンダナの男がふたり死んでいる。

 時間を操れたらと思うけれど、このシーンを繰り返しても、花を取り戻すために必ずまた同じことをする。結末はこれで、終着点はここだ。

 もう、戻れないところまで来てしまった。

 罪にならないと言われても、自分の心がそれを許さない。

 受け入れるには長い時間が必要だろう。永遠に拒み続けるという手段もある。

 でも結局は人殺しだ。

 再会の喜びが、犯した罪の意識に侵食されていく。

 後ろめたくて花の顔を見ることができない。

「ヤスパー……」

 不意に眩暈がして呼吸を止めた。

「ねえ、ヤスパー!」

 引きずられるようにして、エレベータから連れ出された。

 意味もなく振り返る。

 箱の鏡に映った自分は返り血すら浴びず、いつもと同じ、遊び心を加えた余裕っぽい顔をしている。

 けれどこれから先は、ナチュラルな心で人を愛せない予感がして胸が塞いだ。

 この苦しさから逃れる術はあるのだろうか。

 身体が千切れそうだ。


 薄明りが射す無人のレストランフロア。

 背後で扉が閉まり、敵の死体を乗せたエレベータが動き出す。

「あなたの方が心配だわ。大丈夫?」

 真正面から両腕を掴まれ、何度か呼びかけられて我に返った。

「もちろん。新しいヒーローが鏡の中にいてびっくりしたよ」

 制服の着こなしには自信があるが、さすがにパイロットとの兼業はきついだろう。フライト中に事件が起こらないよう、悪の勢力をコントロールしなければならない。

 やがて視界に輪郭が戻り、目の前の現実と重なった。

 真下へ線を引くように、彼女の唇から暗い赤が伝っている。

「花、すごい血だね。平気……?」

「少しの間、青年コミックの世界に召喚されてたみたい。ご覧の通り、女子でも手加減なしよ」

 彼女は大人っぽく笑い、こちらの胸に身体を預けてきた。

 こういうとき、期待に応えないと酷く怒られる。

 穢れた手だと知りながら、可愛い頭をふわりと包み込んだ。

「女の子殴るなんて……。もっといたぶってやればよかったね」

 冗談やめて、と花は通常モードだ。

「前に言ったっけ。ぼく、小さい頃からティアーズ・ロス症候群なんだ。泣きたくても全然涙出ない……。意外と病んでるからやさしくしてほしいな」

「仕方ないわね。あの悪魔憑きみたいなお姉さんたちが原因なのね?」

 彼女はこちらの背に手を回し、宥めるようにゆっくりと叩き始める。

 花の瞳には、酷く傷ついたヤスパー(自分)が映っているらしかった。

 今、一番見たくないものがそれだ。専門医も覗くなと止めるだろう。

 疲労を感じ、少し眠りたくなったので目を伏せる。

「助けに来てくれてありがとう。……今回のことはあたしの方に責任があるから、殺しのダメージは3対2で分け合いましょう。あいつらのせいなのに、何だか後味悪いわね」

 こちらの心情を察して、彼女なりに一生懸命慰めてくれているのが痛いほど伝わる。

「花。3対2って、ローカロリーパンケーキの分け方と同じじゃない?」

 朝食の明るい風景が浮かぶ。

 上手く繕えなかった表情を見せたくなくて、花のすべてをきつく引き寄せた。

「非常階段駆け上がって消耗してるんだ。だから今日は、ぼくが全部いただくよ……」



                                  Ⅵ-2 end.


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