表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/8

第七話 出発

少し風邪をひいていました……。少し更新が遅れました。すみません!

翌朝。


村はまだ朝霧に包まれていた。

小さな教会の前で、俺は荷物を背負う。

と言っても、大したものはない。

着替えと、少しの食料だけだ。


「準備はいいかい、ハレ君」


神父が扉の前で微笑んだ。


「はい」


短く答える。不安はない。

神父は俺の姿を一度ゆっくり見て、頷いた。


「君なら大丈夫だろう」

「……何がですか?」


思わず聞き返す。

神父は苦笑した。


「王立統合魔法学園はね、世界中から天才や秀才が集まる場所だ。魔法貴族の子供、王族、英雄の血を引く者……」


そこまで言って、俺を見る。


「そして、怪物もね」


軽い口調だった。

だが、その言葉には重みがある。


「君がその中でどう生きるか、それは、君自身が決めることだ」


俺は黙って頷いた。

神父はポケットから手のひらサイズの袋と地図を取り出す。


「これは?」

「金貨だよ。少ないが、ないよりはいい。お小遣いと思いなさい。後この地図は......王都の学園の学園長に見せればいいだろう」

「……ありがとうございます」

「その地図は、進むべき道を照らしてくれるはずさ」


袋を受け取る。かなりの重さだ。

中から小さく金属の音がした。

その時だった。

神父がふと、真剣な顔になる。


「最後に一つだけ」

「はい?」

「もし、学園でキーナの名前を聞くことがあっても」


神父は少しだけ視線を落とした。


「君は気にしなくていい」

「……どういう意味ですか?」


神父は答えない。

代わりに、こう言った。


「君は君の人生を生きなさい。それだけでいい」


俺は少しだけ首を傾げたが、深くは聞かなかった。

やがて村の外れの道に出る。

王都へ続く長い街道。

俺は振り返る。

神父は教会の前で、静かに手を振っていた。


「ハレ君」


最後に、神父が言った。


「世界は広い。そして、時々残酷だ」

「……はい」

「だが」


神父は少し笑う。


「君なら、きっと大丈夫だ。入学試験も自重せずやりなさい」


神父へお辞儀をして、王都へ歩き出そうとした……。その時だった。


「ハレさん!!」


神父の後ろから走ってくるレイの姿が見えた。

あえてレイには言わずに来たのに……。とぼやきながら、レイと向かい合った。


物価が高いですねぇ。ガソリンなんかもとても高くなっています。不景気、なんとかしてほしいですねぇ。

お読みいただきありがとうございました!!!

今後ともクエーサー島津をよろしくお願いします!!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ