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短詩集  作者: リンゴ
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永遠の待ち人/死神心中?


『永遠の待ち人』



病める月に手を伸ばすのは


太陽さえ覆う陰に手を浸すのは



君がそこにいるから


君を知りたいから


君に逢いたいから



さぁ、こっちだよ


急がなきゃ



龍の瞳の奥深く


逃れよう



どこまで行くの


私をおいて逝くの


待って


まだ逢ってないよ…



きっとまた逢おうね?



どこにいるの


さみしいよ?


まだ…


ああ…!


待ってるね?



光と影みたい


脳髄で触れ合う


ああ、交わることのない



したたかに


とこしえに



ずっと、


ずっと?



終わりまで…








『死神心中?』



ねぇ貴方。


貫いてみせてよ


躊躇わずに


その剣で


心の臓のその深く



あぁ貴方。


射止めてみせてよ


いっそ見事に


一瞥のうちに


骨の髄のその芯を



さぁ貴方。


捕らえてみせてよ


絢爛と


最後でいいわ


飾り立てた檻で



綺麗なまま


殺して?

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