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代わり者  作者: 葵
二年前の過ち
3/30

二年前

【二年前】


男は笑顔で生きていた。

あの日が来るまでは・・・・・。


男の名前は安城紡久あんじょう つむぐ

ゆとり世代と言われても笑顔で返し、尊敬する先輩上司の背中を見て働いた。


仕事が好きかと聞かれれば、好きとは言えないが、楽しいとは言える。


仕事で心が折れる時もあるがなんと続けている。

それは失敗しても上司に助けてもらっているからだろう。


「紡久、今日も飲みに行くぞ」

「え~ 先輩のおごりなら」

「いつもおごるのはきついよ」

「そんなこと言わずにおごってくださいよ」

「これだからゆとりは」

「ゆとりですみません!」

この会話の流れを笑顔で話すのが、いつもの仕事終わりの合言葉だった。


上司に恵まれ、仕事も楽しくなってきた。

仕事終わりの飲み会も終わり。

先輩のタクシーを拾って今日一日が終わるはずだった。


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