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黒の剣に姫は囚われる  作者: 黒猫姫
1部
42/48

絵本



絵本の表紙を撫でながら、後ろに立っている護衛に聞く。


『この青年はこのあとどうなったのでしょうか……あなたの推測でもいいので聞かせてくださる?』


「そう、ですね、青年は少女に会い、謝ったあと、その少女を一生かけて護ったのではないか、と私は思います」


『罪滅ぼしのため?』

青年が幼い頃に少女を護れなかったから?


「いえ、青年は少女のことを愛しているからこそ、少女をこれ以上危険なことに晒したくないと、護ったのでは、と私は、思っております」



なるほど、愛しているから、護りたい、と。



本当に、この絵本は読んだ後も記憶に残る。小さいころに読んでも、大きくなって読んでも楽しめる。

それごこの絵本の素晴らしいところ。

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