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黒の剣に姫は囚われる  作者: 黒猫姫
0部
4/48

3話


私は、ある日突然、記憶を失った。



木から落ちたとか、馬から落ちたとか、頭を打ったとか。精神的なものでもなくて。








「ここは、どこ?」





それが第一声だった。




その言葉で、私を起こしに来てくれていた女の人が慌てだし、お医者様がきて私は検査を受けましたが、全くの健康。なにも異常はなかった、とのことでした。周りの人たちがオロオロとして、私はとても居心地が悪いな、と眉根をひそめた時、お姉様は来てくれました。




「メイン!?」




ガンっと音を立てて部屋の扉が開き、そこから慌てたように、青い瞳で青い髪の女の人がこちらに飛び込んできました。



「きゃっ!!」



飛び込んできた人を受け止められず、ベッドの上に女の人と一緒に倒れ込みました。



「え、と?」


誰でしょう。


そう意味を込めて言うと、きちんとわかってくれたようでした。

「わたくしの名前はエイリン・アッセラ。そして貴方の名前は、メイリン・アッセラよ。わたくしは貴方の姉、ですわ」

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