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第二十一話  真夜中の戦争

   第二十一話  真夜中の戦争

    

 前方の丁字路から現れる戦車。慌てて逃げようとする鈴花。主砲から放たれる弾。空気を切り裂く音。背後で聞こえた爆発音。

 鈴花が戦車から逃げて別の道へ出ても、そこには待ち構えたかのように戦車が居る。落ち着いて倒し方を見ることも出来ず。彼女は暗い道を走った。気が付けば街灯は点いておらず、月も雲に隠れてしまっている。

「早く、隠れないと。」

 鈴花は近くにあった他人の家の敷地内に入る。無論敵に見つかっているが、塀があるためにそれを破壊しなければ追ってこない。彼女は出来るだけ通りから離れたところに移動した。彼女が隠れた場所は植物の鉢が沢山ある。どれも、最近雨が降っていないためか土が乾いてしまっていた。家主が居れば、この植物たちも水不足に悩まされないだろうにと思う。

 家か塀を破壊する音はするものの影響は鈴花の位置まで及ばない。通りから何度か弾を撃つ音が聞こえたが、それ以降音は聞こえなくなった。戦車が何処か別の場所に移動したのだろうか。

 鈴花は敵が遠ざかった事を確認すると黒い本を見た。自動的にページがめくれて倒し方が書かれたページへと移動した。そこには何時もの通り十個の数式が書かれている。式は一次方程式のようでXを求めればよいようだ。書く場所は……。

「なんで、なんで戦車に書かなきゃいけないのよ。」

 倒し方には数式は書かず、代わりに答えを敵本体のどこかに書くようにと書かれていた。数式を書く手間が省けるのは助かるが、危険度が増している。しかし、それでも書かれたことをしなければ倒せない。今回の問題が一次方程式であるため、暗算で答えを導き出せるのがせめてもの救いか。

 鈴花は一問目の答えを覚えると、敷地内から道路へと出た。すると、左右に一台ずつ戦車が居た。こちらに気がついてすぐに主砲から弾を飛ばしてくる。彼女は一旦敷地内に戻り、戦車が近づいてくるのを待った。その間に二問目の問題を解いて答えを覚える。何度か復唱していると二台の戦車が近づいてきた。先ほどと同じように敷地内に主砲を入れて目標を探している。

 鈴花はチョークを握り締めて、戦車の主砲の下にもぐりこむ。答えが書けそうな部分があったため、すぐに書き始めた。戦車は彼女が自らの下に居ることに気がつき、自らを回転させる。彼女はそれにともなって自らも一緒に回転した。回転しながら、もう一台が近づいていることに気づく。すぐにもう一つの答えを目の前の戦車に書き込み。回転の途中で再び他人の家の敷地内に転がり込んだ。直後背後で聞こえる爆発音。近づいてきた戦車が撃ったのだと思った。

 鈴花は三問目と四問目を見て答えを覚える。二台が近くに居ては前の出入り口からは出られない。

「裏口から出られるかな。」

 鈴花は家の裏に回る。そこには道路への出入り口があった。出る前に周りを見ようと道路に首を出したとき、近くで何かが破裂する音がした。反射的に首を引っ込めると目の前で爆発が起きる。とっさに腕で顔を覆うものの何かが腕に襲い掛かった。

 鈴花は腕の辺りに痛みを感じて腕を見る。爆発で飛んできた破片が突き刺さっていた。近づいてくる戦車の音。一旦出入り口から見えない位置に逃げた。

「い、痛い。と、取らなきゃ。」

 鈴花は腕に突き刺さった破片を一つずつ抜いていく。流れ出る血や痛みはやけに生々しくてやっぱり生きているんだと実感した。

「俺が手伝ってやる。」

 先ほどまで何も言わずに付いてきたハルは鈴花の腕を持ってゆっくりと破片を外していく。彼女は腕の痛みに低く呻いた。

 すべての破片を取り終わった頃には腕がほとんど赤く染まっていた。鈴花は腕を上げようにも痛みで上手く上げられない。

「じっとしてろ。」

 ハルは両手を鈴花の両手首に当てる。ハルが彼女の心臓に向かって手を動かしていくと、何故か痛みは消えていった。血は残ったままだが、止まったようだ。彼女はハルが手を離すと、腕を動かしてみた。

「痛くない。大丈夫みたい。」

 血に染まったチョークを握りなおし、再度問題を見た。早めに終わらせないと次は命が無いかもしれない。こんなところで死ぬ気は無い。

 鈴花は答えを確認すると、勢いよく本を閉めて走り出す。塀から道路を見て戦車がいるか確認した。案の定、先ほどの戦車がうろついている。彼女は戦車が背中を向けた瞬間に出入り口から道路に出た。そのまま戦車に近づく。

「後ろから来たぞ。」

 鈴花が振り返ればもう一台近づいていた。前を向けば主砲をこちらに向けようと回転する戦車。主砲を向けられる前にその下を抜けて側面に答えを書く。暇も無いので殴り書きだ。戦車の背後に回ると四問目の答えを書いた。

「背後見といて。」

 戦車は再度回転せずに前進を始めた。戦車が進む先にはもう一台戦車が居るので彼女も一緒についていく。戦車の幅は道の半分以上を占めている。つまり、二台が通り過ぎることは出来ないはずだ。彼女は本を開き問題を見る。答えが出るとすぐに目の前の戦車に書いた。

 鈴花が七問目を書こうとしたとき、目の前の戦車が小さくなっている気がした。それとともに別の戦車が近づいてくる音が聞こえる。そして、二台の戦車がすれ違う。そのとき、やはり戦車が小さくなっているんだと理解した。何故であるかを考えている暇は無い。対向車線から向かってきた戦車は鈴花たちを発見すると主砲を向けてきた。彼女はすぐに目の前の戦車に飛び乗り、すれ違う戦車の主砲から逃れる。その状態で七問目の答えを書き込むと、塀に足をかけて別の家に飛び込んだ。すぐに塀から離れて隠れる。爆発音と何かが崩れる音が聞こえた。家にそって歩き、庭を見た。

「あれ、何。何なの。」

 暗闇の中に見える高い建物。まるで角を生やしたお城のような姿の建物はこの町に存在すること自体異様だ。

 鈴花はその建物に近づこうと一歩前に進んだ。ハルはすぐに彼女の腕を掴み引っ張る。彼女はバランスを崩しながらも家の壁にくっ付いた。直後、目の前にある家の外壁が吹き飛ぶ。つまり、戦車が敷地内に入って撃ってきたのだ。彼女は目の前で破壊された壁を見て震える。先ほどの痛みが思い出された。

 鈴花はゆっくりと壁から庭を覗き込む。案の定戦車が一台見えた。しかし、見えないところに戦車が何台か居るかもしれない。彼女は残りの問題を見て答えを出そうとする。しかし、残り三問であるためか難しい式になっていた。

「ハルは戦車を見てて。」

 ハルは庭に居る戦車と塀を越えた先にある道路を注意深く見ている。

 鈴花は本を見て家の壁に計算式書いた。幸い家の壁はチョークで文字を書いても分かる程度の色をしていた。彼女は計算から求めた答えを壁に書いていく。書くという行為は暗算より面倒であるものの、今回の問題では素早く答えを導き出すことが出来た。しかし、最後の問題を解こうとしたとき、ハルが彼女を捕まえた。体が宙に浮かんだ後、近くを熱い塊が素早く通り過ぎた。地上を見れば戦車の主砲がこちらに向けられていた。結果、戦車に見つかってしまったようだ。しかも、空に出たために、地上にいるすべての戦車に見えているだろう。もう、こそこそと逃げている暇は無い。

「どれでも良いから戦車に近づいて。」

 鈴花は先ほど解いた二問の答えを覚えているうちに書きたかった。忘れてしまってはまた計算しなければならない。ハルは彼女の言葉に応えると、地上に急降下した。地面すれすれまで降下するとまっすぐ戦車に向かっていく。戦車を真正面から向かっていく形になり彼女は戸惑う。戦車は返り討ちにしようと主砲を彼女たちに向けて撃った。ハルは彼女を抱えたまま飛んできた弾を避けてさらに戦車に近づく。背後から主砲が撃たれた音がしたが、ハルはそれを確認すると難なくかわした。

 鈴花たちが戦車の真横をすり抜けて真後ろにて停止する。彼女はすぐに先ほど解いた問題の答えを殴り書く。彼女が九問目の答えを書こうとしたとき、ハルは彼女を抱えたまま一度戦車から離れた。近くにまた他の戦車が近づいてきたからだ。戦車の主砲が彼女たちを向いていないうちに元の位置に戻ると残りの答えを書いた。あと一問だ。彼女が本を開いて最後の問題を見ようとしたとき、目の前にいる戦車の主砲が回転して彼女たちに照準を合わせてきた。

「ひとまず逃げるぞ。」

 ハルは鈴花を抱えたまますぐそばにある他人の家の敷地内に入る。そのまま敷地内を横切って別の道に出た。道には戦車は見えない。彼女たちがあまりに一箇所に居たために吸い寄せられるようにみんな寄っていってしまったのだろうか。

 鈴花が背後を見た後、正面を見ると先ほど見た城が見えた。しかし、何か様子が変だ。

「角が、角が無いわ。」

 先ほど確かにあった城に生えた角はどこかへ消えてしまっていた。今やただ大きな城がそこに存在するだけだ。

 鈴花は黒い本を開いて最後の問題を読んだ。ハルが周りに注意を払う中で塀に計算式を書いていく。まるで三桁の割り算を解いているかのような状態は何時かを思い出す。彼女は答えを求めると、頭に叩き込んだ。今回は塀に書いても意味が無いからだ。

 そこへ、鈴花から少し遠い位置から爆発音が聞こえてくる。彼女は聞こえた方向を見ようと体ごと向きを変えようとした。すると、ハルが真正面から彼女にぶつかってきた。そのままハルは彼女を抱えて道を移動しはじめる。ハルの背後から来る赤い弾。先ほどまでの弾とは何か違うような気がした。彼女の体は進行方向とは反対に向いているため、飛んでくる弾を直に見ることとなった。先ほどまでは背後にあったためにそれほど恐怖は無かった。しかし、近づいてくることが分かる今となっては迫りくる恐怖からなんとか逃げようと抗う。

「ハル、速くして。追いつかれちゃうよ。」

 ハルは無言でスピードを上げる。幾つかの角を曲がり、相当な距離を移動してもまだ追いかけてきた。

「なんで追いかけてくるのよ。角を曲がる弾なんてまるで誘導ミサイルじゃないの。」

 鈴花はそこで口を抑える。後ろ向きに凄いスピードで移動しているためか気持ち悪くなってきた。

「おい、大丈夫か。」

 ハルの言葉に顔を上げると、赤い弾が先ほどよりも近づいてきていた。鈴花は言葉が出ず、唸るだけしかできない。異変に気が付いて振り返るハル。その時、突如赤い弾が破裂した。ハルはすぐに目の前でゴムのような液体に変化して彼女の体を覆う。

 直後、爆発の煙の中から鈴花たちを襲う無数の破片。それは、彼女を覆うハルの体に突き刺さっていく。

 煙が晴れたとき、鈴花たちは地上に立っていた。彼女から剥がれ落ちるハル。それは一瞬ハルではないと思うほどの姿だった。無数の破片が食い込んでいる。彼女は自分の体を確かめた。痛いところは無い。全部、ハルが受け止めてくれたのだ。彼女はしゃがみこんでハルに触ろうとする。

「ハル、ねえハルってば。」

 鈴花はハルが再び元の姿に戻って動き出すことを心の中で思いながらも、多くはもう二度と動き出さないだろうという思いが心の中を占めていく。もう動き出さないと思えば思うほど、空へ向かって泣き叫びたくなる。

 その時、背後から聞こえる戦車の音。鈴花はチョークを握り締め立ち上がる。ここに留まることはできない。まだ、彼女にはするべきことがある。すぐに近くにある他人の敷地内に入り、塀を挟んだ位置から戦車を見た。

 戦車は鈴花に気づき、主砲を向けてくる。彼女はすぐに塀から離れた。直後、主砲から撃たれた弾が塀を破壊する。戦車は一部破壊された塀に向かって再度主砲を撃つ。広く破壊された部分から戦車は敷地内に侵攻してきた。

 鈴花はそれを確認すると塀をよじ登り道路に出る。そのまま戦車へ背後から飛び乗った。戦車は気が付き主砲を回転させるが、彼女が戦車に乗っているため撃ちようにも撃てない。

 鈴花は覚えておいた最後の問題をチョークで書き込む。主砲が塀とは反対を向いたとき、彼女は塀に向かってジャンプした。塀に片足をかけると、そこからさらにジャンプして他人の家の敷地内へと飛び込む。

 鈴花は着地すると黒い本を開きながら塀から離れた。本を見ればすべての数式が青白く光る。その後、すべてのすべきことが順に光ると最後にすべきことが浮かびあかがった。

「そ、そんな。出来るわけ無いでしょ。」

 最後にすべきことを見た鈴花は立ち止まり、思わず大声を出してしまった。それほど面倒なことなのだ。最後にすべきこと。それは、先ほど見た城の一番上にこの本を置くこと。ハルが居れば飛んでいけるだろうが、彼女一人で幾つもの戦車が居る中を通って行くのは難しい。

「どうすれば良いのハル。私だけじゃできないよ。」

 鈴花は途方に暮れた。手に持った黒い本は自動的にページがめくれて、あるページを開いた。右のページには何も書かれておらず、左のページにハルらしき生物が書かれている。すると、絵が光だし、絵の中から立体的な物体が浮かび上がってきた。彼女は予想外の出来事に驚き黒い本を地面に落としてしまう。光るページ、その中から現れる物体。完全に本から離れたそれはハルそのものだった。

「ハル、どうして。どうしてそこに居るの。」

 先ほどまで一緒に居たハルは目の前でゴムのような姿になって動かなくなってしまった。では、今目の前に居るハルはなんなのだろうか。ハルが黒い本から出ると、光は収まり、本は自動的に閉じられた。

「おう、鈴花。大丈夫か。」

 鈴花からすれば口調も今まで通りのような気がした。特に変わりないが、先ほどの状態からか違和感を感じる。それをハルに問えば、驚くべき言葉が返ってきた。

「俺はさっきのハルじゃない。」

 先ほどのハルでは無いということは今目の前に居るハルはまた別のハル。だけど同じ姿と口調。鈴花は現状が良く分からなくなった。

「まだ、倒してないんだろ。さっさと倒すぞ。」

 ハルは鈴花を抱えると移動を始めた。目的地を伝えると知っているようだった。先ほどまで黒い本の中に居た。その事実が、ハルが目的地を知っている理由になるような気がした。

 鈴花はハルの移動スピードが速いためか、顔面にぶつかる風によって目を開け切ることが出来ない。薄目でみる世界の中で、敵が撃つ弾を避けながら飛んでいることだけは分かった。彼女は黒い本を両手でしっかりと抱きしめる。

 鈴花が薄目からしっかりと目を開けようとしたとき、目の前に数台の戦車が見えた。その奥には目的地の城が見える。

 次の瞬間、各戦車がほぼ同時に主砲を撃ってきた。ハルはその弾の中を器用に避けながら抜ける。そのまま城へと向かうと、城の周りに幾つもの対空砲が現れた。もちろん、鈴花たちを打ち落とすためだろう。すべての対空砲が目標を捕らえ弾を撃ち出す。誘導式のためか彼女たちからなかなか離れない。ハルは沢山の弾を避けることに必死で城の一番上に到達することができない。

 城を上から見ると、平らな円形になっている。まるで先ほどまで何かあったかのように平らで何も無い。

「二人揃っては無理だ。お前だけ行け。」

 ハルはスピードを上げて一気に城の一番上に近づく。急にスピードを落とすと同時に、その反動で鈴花を城の一番上にある円形部分に放り投げた。彼女は投げ出され硬い床の上を転がる。

「い、痛い。何で出来てんのよこれ。」

 鈴花は痛めた部分を片手でさすりながら、もう片方で床を叩いた。何で出来ているかわからないが硬いことは分かった。周囲を見ればハルが今も弾に追いかけられている。ここには弾は向かってこないようだ。

 鈴花は手に持っている黒い本を円形の中心に置いた。彼女は立ち上がりその後の展開を待つ。黒い本の表紙にある模様が一瞬光ると、本自体が光りだした。あまりに強い光のためか彼女は本から目を逸らした。光が収まったとき、周りを飛んでいた弾は消えていた。

「うまくいったみたいだな。」

 ハルが鈴花の元に来る。彼女は頷き本を見た。本は床の中にゆっくりと沈んでいった。直後まるで地震でも起きたかのように大きな揺れが起きる。彼女はハルにつかまって城から離れた。

 鈴花が上空から城を見れば、城の周りに増える戦車の数。城は戦車を吸い寄せ交わり自らも小さくなっていく。遂には自らが存在する土地よりも小さくなりやがて消えてしまった。

 鈴花たちは城があった場所に降り立つ。何も無い更地。周りの建物がえぐられているといった中途半端な影響は無く、更地になった場所にかつて存在したであろう建物だけが消えてなくなっている。そして、黒い本が宙に浮いたまま現れた。

 鈴花は黒い本を取り、本を開いた。デスフェリアのページに移動すると何時もの通り赤文字が浮かび上がる。倒せたということだ。彼女はチョークをしまうとハルを見た。

「帰りましょう。宗太も見つけないと。」

 ハルは鈴花の言葉に応える。彼女を抱えると家へ向かった。

 東の空が明るくなり始めていた。夜を越えてもう朝になるのだ。上空から見える町は所々破壊されていた。それらは鈴花と敵が戦った場所だ。

 鈴花はもう少し破壊せずに終わらせることが出来なかったのかと自問する。知っている町並みだからだろう。昨日まであったものが突然消えるのは悲しい。

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