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第4話「唾をのむことが増えた」

偉い人

「ということで、来週から消費税を20%にします。皆の資産を浪費することが少なくなるから、結果的に皆の貯金が増えるね! やったね! これで皆の老後の資金2000万円問題も解決だ!」


ゴクリ

俺は唾をのみ込んだ。

この増税は俺にとっては重大な問題である。

同期のみんな……いったいどういう生活をしているのだろうか。

手取り15万円で消費税10%の時も貯金ができたのは月2000円ほど、それが20%になってしまったのだから貯金なんてできるわけがない。

それよりももっと節約しなければ。

節約……節約……

最近、俺はジュース等ではなく水を飲み事が増えた。水は冷蔵庫でキンキンに冷やしておく。

水は無味でなによりもおいしいな。

俺はそう思う、思うことにした。

だから水に水ジュースとなずけることにした。



ゴクリ

と俺は唾をのみ込む、最近は唾をのみ込む習慣ができた。

唾をのみ込むとき、好きな味の飴を想像することでちょっとだけおいしく感じる。


たばこは1箱700円の時代、同機はぷかぷかしているが、そんなもの吸えるはずがない。

俺は水ジュースと唾液飴が嗜好品となっているのだ。


俺は部屋の中をスマホのライトで照らす。

最近のスマホはライト機能も優秀で照明までとは言えないが、ぼんやりと部屋を照らしてくれる。

ちなみにスマホは会社で充電している。

(会社によってはNGだがここの会社はOKだ)


増税20%かあ……

時代の進歩とともに上がり続ける税金、最初はなかったはずの消費税が何十年の時を経てここまで上がるとは。


10000円の物は実質12000円になっている。

50000円の物は実質60000円になっている。

こうなれば俺たちは増税分の節約をしなければならない。お金を使わないからお金がたまる。

これで老後2000万円問題は解決すると偉い人は言っていた。

しかし消費税を上げる事がお金を貯める方法にしてしまったのは少し変だなと思う。


俺は家に帰りすぐに眠りにつく。

きっと縄文時代の時よりは明るい道だ、整理されている道ということに感謝ないと。

幸せ、幸せ


◆◆◆

閲覧ありがとうございます!

この小説はIFストーリーですが、もしあなたならどのような節約方法がありますか?

コメントなどで教えていただけると嬉しいです

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