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美佳の風景  作者: 中井田知久
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風景

美佳は次の日、いつも通り、制服に着替えた。そして、全身鏡を見た。美佳はもう決めていた。

美佳はいつも中学校に通う途中の公園に行った。あの「風景」が目の前に広がっていた。美佳がその風景に行こうとすると、頭の中で突然、詩織の顔が出てきた。美佳の目から急に涙が出てきた。これが涙か。美佳は初めて泣いた。美佳はスカートの中からハンカチを取り出し、涙を拭いた。もう、未練はなかった。「風景」が美佳を取り込んでいった。


昼の公園には美佳のカバンだけが残されていた。



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