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小さくたっていいじゃない!  作者: 蘇芳 誉
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んん〜。

もう朝・・・まだ眠いけど起きなきゃね。

エリーさんがテキパキと何から何までしてくれて助かった。

部屋で食事をしたらお医者様が足を診てくれた。

よくなってるそうで良かった。

でも靴を履くと靴擦れのところにあたって痛い。

ゆっくり部屋の中を歩いているとカイルさんがきてレオンさんのところに向かう。

案内された部屋で3人で話す。

「アキラ体調は大丈夫か?」

「大丈夫ですよ。昨日はお疲れ様でした。」

「昨日の事だが人形、ドレス、プリンにポテサラダ?が興味を引いたようだ。まぁ人形はそこまでなかったが、他のはしつこく聞いてくるものが多かった。プリンなどは今までにない新しい味と食感だからな。まだアキラが稀人とは言ってないが薄々気づいている者もいるようだ。

それとクロフォード公爵の件。

野菜を見てアキラが料理を作れるか。それからの話だから無理しなくていいぞ?クロフォード公爵はドレスとカイルの着ていた服も希望していたな。カイルの服はどこで仕立てたんだ?」

「タキシードですね。私が仕立てましたよ。カイルさんに贈りたかっただけですから。」

「なっ⁈アキラは仕立てができるのか?」

「簡単なものだけですよ。!さすがにドレスは無理ですよー?アハハ・・・」

「すごいな。じゃあ公爵には断るしかないか。」

「レオンさんかカイルさんの仕立て屋さんに教えて仕立てて貰えばいいんじゃないですか?」

「それだとアキラの事がバレるだろう?」

「デザイン画を見せたら作れるんじゃないんですか?お姉様達のドレスはそれで作れましたから。」

「そうなのか?ならできるか。こうなってくるとアキラが稀人であると知らしめた方がいいのか?だが・・・」

ウンウン悩んでるようだがお任せしますよー。

「兄上俺達そろそろ帰ろうと思うんだが・・・」

「そうだなー。だが待て。カイルとはまだ話す事があるからな。」

そんな事を話していたらアリス姉様がやってきた。

「レオン様カイルさんとゆっくりお話ししていて下さる?アキラは一緒にきてね。」

と連れて行かれる。

「子供達がアキラに会いたがってるの。いいかしら?」

「いいですけど、周りに子供がいなかったからどう接したらいいかわかりません。」

「いいのよ。好きにして。侍女達もいるし私達もいるわ。」

部屋に行くお外で遊ぼうとか本を読んでとか揉めていたのにワーッと寄ってくる。

うーん。

そうだ!

「ちょっと待っててね?」

厨房に行ってダンさんにお願いをして、寝泊まりしている部屋に戻り持ってきていた袋を持って皆のいる部屋に戻る。

侍女さんに身体を拭く布の少し大きめなのを3枚用意して貰って厨房に行く。

厨房に入る前にシエル君達の首に布を結んでエプロン代わりにしてここで走り回ったり騒いだりしない、ケンカするなら出て行ってもらうと言ったら大人しくうなづいた。手を洗って少し待ってもらう。

ダンさんが用意してくれていた材料で隅っこの方で大人しく作る。バターや砂糖、粉などを入れていく。

3つのボールにわけて茶葉やナッツ類、ゴマを入れて子供達に混ぜてもらう。

私はフルーツ漬け入りを作る。

子供達の様子を見ながら手伝っていく。

生地が出来たら少し冷蔵庫で冷やす。

その間にフルーツ漬けを使ってパウンドケーキをつくる。これも混ぜたり入れたりするのを手伝ってもらう。これは4つ作ったのでダンさんに焼くのを任せる。

冷やしていた生地をだして伸ばしたら、持ってきた袋から型を取り出す。

丸や星、ハート、木やクロスの形をした型がある。

子供達にこうやって抜いていくんだよって教えたら

楽しそうに型を交換しながら抜いていく。

それを鉄板に並べていく。

余った生地は纏めてまた伸ばして型抜きしてもいいけど今回は子供達に好きな型を作ってもらい焼く事にした。紐状にしたり動物の形にしたりして出来上がったのを並べてダンさんにお願いする。

クッキーが焼きあがるまで待つのは危ないので入り口に待機していた侍女さんに子供達を部屋に連れて行ってもらう。

私は後片付けをする。

パウンドケーキが焼きあがったのでブランデーを塗って数日寝かせれば出来上がり。

そうしているとクッキーも焼きあがった。

粗熱がとれたらそれぞれ籠にいれてダンさんに預けて部屋に戻った。


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