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小さくたっていいじゃない!  作者: 蘇芳 誉
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アリス様の部屋でドレスを見せてもらいます。

侍女さん達が何着か持ってきますがハンガーにかかった状態だとわかりにくいです。

「ええっと、このドレスは着るとどんな風にスカートが広がるんですか?」

「着て見せた方がわかりやすいかしら?」

「そうですね。でも着るの大変でしょう?」

「形がわかればいいのよね?ちょっと待っててね?」

「お姉様はどんなドレスがお好きなんですか?」

「私はあまり露出しないほうが好きなの。でも流行っているのは胸元が開いているドレスなのよ。

まぁあまり夜会には参加しないけれどね、胸ばかり見られるから嫌なのよ。」

そうですね。お姉様の胸はフワフワだけど凶器になりますからね。私も普通にあると思うけれど、こちらの人達からしたら無いのと同じでしょう。ウラヤマシイデス。

「お待たせ。こんな感じよ?」

うわぁ。綺麗〜!

「綺麗です!アリス姉様。」

アリス姉様の周りをグルッとまわって

「ベルラインみたいですね。ずーっとこの型なんですか?前に流行った型とかあります?」

「そうねぇ。あったかしら?」

「こちらに。別の衣装部屋で保管していたものです。その着られると思わず手をいれていないのでその匂いがしますので・・・」

侍女さんが言います。

「スカートの部分だけ膨らませて型を見せられないかしら?」

「はい、すぐに。」

「私も着替えてくるわね。」

アリス姉様は着替えてすぐに戻ってきました。

侍女さんがお茶を淹れてくれます。

「アリスお姉様はどんなドレスが着たいですか?」

「私は胸元が開いていないのがいいわ。フローラ様みたいに大きくないけれど、やっぱり胸をジロジロ見られるのは嫌よ。」

あー、胸元を隠す方向で考えろって事ですねー。

侍女さん達が先程のドレスのスカート部分を膨らませて戻ってきました。

あープリンセスラインですね。

「ありがとうございます。」

「大体こんな感じね。型もあまりかわらないでしょう?少し膨らんだような布を重ねたような感じで。今の膨らんだような型は若い子に似合うと思うのよ。既婚者の私達にはねぇ?」

「アキラ何か思いついた?いい型がないかしら?」

「んー、そうですねぇ・・・胸元をどうするかですよねー。あまり絵は得意じゃないんですけど、紙とペンありますか?」

用意してくれた紙に書いていきます。

「腕とかも出さなきゃダメですか?じゃあ胸元は・・・んーこんな感じはどうですか?ここは、こんな感じとか・・・自分で好きにしていいと思うので参考までに。」

「まあ、素敵!新しい流行だわ!早速仕立てなくちゃ!」

「ほんと素晴らしいわ、アキラ!アキラも一緒に仕立てましょうね?お揃いよ。」

えっ?

「あの私着ていくところないからいりません。っていうか、このデザイン私には無理です。身長がないから似合わないです!」

「じゃあどんなのがいいかしら?」

えー?それって書いたら作りますよね?

「アキラ1枚持ってたらいざという時慌てなくてすむわ!書かないなら同じ型で仕立てるわよ?」

それは嫌だ。むぅー。ベルラインでもいいのですが仕方なく書きます。

「こんな感じですかねー。」

時間があれば家で調べるのに・・・

「じゃあアキラ脱ぎなさい。」

「えっ?」

「採寸しないと作れないでしょ?彼女達がするから大丈夫よ。」

侍女さん達が笑顔で頷いています。

「あの別の部屋でしてもらっていいですか?」

「女同士だからいいじゃない?あなたは私の義妹なんだから。さぁ脱いで。」

侍女さん達がワラワラと寄ってきて脱がされます。下着とキャミソールを着た姿で恥ずかしいです。

「まあ、アキラの下着はお洒落ね?刺繍がしてあるわ。レースなのね?上も下もお揃いなのね。こんなに小さな布をはいているの?」

「アキラも結構胸がありますのね?服の上からではわかりませんでしたわ。」

「見ないで下さい。恥ずかしい。」

女性同士と言っても恥ずかしいのです。

侍女さん達がテキパキと測ってくれたのでササッと服を着ます。

ふぅー。お茶をもらって落ち着きます。

あとは色を決めてお終いかな?

疲れたー。


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