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次の日、仕事を終えて帰ろう店を出たらカイルさんが待っていた。
「何かあったの?」
「いや、アキラを迎えにきただけ。家まで送るよ。」
「ありがとう。」
並んで歩くと、手を握ってくる。
ほぇっ⁈
思わずカイルさんを見るとニッコリ笑って
「手繋いで歩きたかったんだ。」
「あぅー。ハイ。」
恥ずかしいけど嬉しいな。
買い物をして家に帰る。
「食事の準備しますね。待ってて下さいね。」
パンとスープ、唐揚げにサラダ、カボチャの煮物
足りるよね?
「お待たせしました。」
「うまそう。」
いただきますして食べる。
「これは、弁当に入ってたのと味が違うな。これも、あのショーユ?を使ってるのか?」
「うん。醤油を使ってるよ。前の時は醤油がなかったから、塩コショウとハーブで味付けてたからね。」
「そうか。あれも美味かったが、こっちの方が好きだな。うまいよ。」
「よかった。」
満足そうなのでよかった。
片付けてお茶を淹れる。
「明日、家に帰るよ。兄上に報告したら、戻ってくるから。」
「家までどの位かかるの?」
「隣の街だし、ここから歩いて1時間くらいかな?
馬車だともう少し早く着くな。」
チェスター領は縦長の領地らしい。北の方は山?でいいのかな高地ぽく牧畜とかを主にしてるらしい。隣国とは今は争う事もないらしい。その下に領主様の住む街があり、その隣街が私の住む街、さらに南に2つ小さな街があるそうだ。その2つの街の間くらいに街道から外れたところに村があって、そこで味噌と醤油を見つけたそうだ。自分の住んでる街から出た事ないから知らなかったよ。
「んー、じゃあまた朝家に来てくれる?」
「わかった。じゃあ帰るな。おやすみ、アキラ。また明日な。」
「気をつけて帰って下さいね。おやすみなさい。」
カイルさんが帰ったので、生姜焼きと味噌汁のレシピを書いて、シャツを1枚作ります。
普通のシャツだけど、2枚襟にしてみました。
白シャツだけど襟は白の下から黒が見える。黒で縁取りしたような感じ。
ボタンホールの前立ても2枚にして、ボタンを留めると黒の縦ラインが目をひくと思う。
まぁ、嫌なら着なければいいしね。
お風呂入って、寝よう。




